『エド エッド エディ』郊外に住む仲良し三人組のドタバタコメディ！！

エド エッド エディ
画像出典：Ed, Edd n Eddy- HOME | Facebook
2021.08.03
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北米版『ズッコケ3人組』？！不思議な世界観にハマる人はトコトンハマる！？

正直この『エド エッド エディ』を紹介することを躊躇っていた。

『エド エッド エディ』は大好きであるが、紹介したところで見る手段が限られているからだ。

以前はGYAO!で無料公開していたが、現在は有料。

またVideoMarket(ビデオマーケット)という配信サービスでも視聴できるが、これも無料ではない。

そのためおすすめしても気安く見るにはハードルが高いので、紹介することをためらっていた。

しかし面白い！

たとえ一人でもこのブログの紹介を見て『エド エッド エディ』を見てくれるなら本望だと思ったので紹介を投稿することにしました。

『エド エッド エディ』は簡単に言うと北米版『ズッコケ3人組』！

力持ちだがバカであるエド

インテリであるが繊細で弱弱しいエッド（愛称：ダブルD）

リーダー格で行動力があるが鈍くさいエディ

の三人によるドタバタコメディ。

カナダのa.k.a. Cartoonというプロダクションで制作され、1999年よりカートゥーンネットワークにて放送されており、日本ではシーズン２まで放送された。

レオアワードやルーベン賞などカナダ国内の名誉ある賞を総なめした傑作カートゥーンである。

どんなアニメなのか？

ますはあらすじから紹介します。

あらすじ

北米のある架空の町の郊外の袋小路、”ピーチ・クリーク”。

そこでは性格がバラバラだが仲が良い3人組、エド・エッド・エディが毎日遊んで暮らしている。（劇中は夏休みという設定）

あるときは3人でいたずらを企てたり、またあるときは小遣い稼ぎを企てたり、人気者になろうと大掛かりな企画を考えたりと毎日大騒ぎ。

だが毎回失敗に終わる．．．

そんな3人によるハチャメチャなギャグストーリーが展開されている。

登場人物

このカートゥーンの魅力はキャラによるものが多い。

クセの強いキャラクターが盛りだくさん！

主人公たち

エド

力持ちだが頭が悪い。

性格は温和でマイペース、裏表がなく親切で気さくなので誰とでも仲良くしようとする。

しかし基本不潔なので、潔癖症のエッド（ダブルD）とは相いれない場合が多い。

気の強い凶暴な妹”サラ”から偉そうにされたり、罵声を浴びたり、命令されたりなど散々な目に合うが嫌な顔は一切しない。

でも自分の母親をかなり恐れている。

好きなものはモンスター映画と模型。

エッド（ダブルD）

本名はエドワード（Eddward）。

エッド（Edd）と呼ばれていたが、エド（Ed）とごちゃ混ぜになるため大体はダブルＤと呼ばれている。

僕は個人的にこのダブルＤという愛称が最高にクールで大好きだ！

物静かで賢いがり勉タイプ。

礼儀正しく誰に対しても敬語で話している。

常に黒いニット帽をしている。

なぜか騒がしいエドやエディと仲が良い。

本棚は常にアルファベット順になっていないと気が済まないことや、私物には全て名札を付けないといけないなど強迫性障害の疑いがある。

また非現実的なものを発明することが多い便利屋だ。

エディ

3人組のリーダー格。

かなりの目立ちたがり屋で、常に人気者になろうと様々なプランを考える。

企画力と行動力の高さを持つが、意地汚さとモラルを欠いた行動で大抵裏目に出る。

背が低いことをコンプレックスに思っている。

また彼の兄はほとんど登場しないものの町の子供たちから恐れられている。

そしてそんな兄をエディは誇りに思っている。

サブキャラクターたち

ケヴィン

エディの家の隣に住んでいる不良少年。

エディたちのこと「3バカ」、または「大マヌケ、中マヌケ、小マヌケ」と呼んでバカにしている。

典型的なジョック（体育会系かつ不良気質のイケてる男子）。

命令されることが嫌いで喧嘩っ早い。

自分でカスタマイズした自転車・スケボーを愛用している。

また父がキャンディー工場で働いているため、自宅にみんなが大好きな飴玉がたくさんある倉庫がある。

ナズ

町で一番モテている金髪女子。

みんなのアイドル的存在。

大体はケヴィンと一緒にいることが多い。（男子のメンツを考えるとケヴィンしかモテないだろう・・・）

おしゃれや美容にすごく気を使っている。

サラ

エドの妹であり、かなり凶暴で口が悪い女の子。

兄のエドに対してはものすごく高圧的に接している。

だがボーイフレンドのジミーに対してはかなり甘い。

実はエッド（ダブルD）に恋している時期があった。

ジミー

サラのボーイフレンドであるが、非常に気弱で虚弱体質な少年。

そのためエディたちの餌食になることが多い。（そのためサラはエディたちに厳しく接する。）

しかし内面はかなり腹黒いことが後のエピソードで判明する．．．

ジョニー

坊主頭の少年。

”板っきれ”と呼ばれる顔が描かれた板を友達と呼ぶ奇妙な男の子。

”板っきれ”がないと精神が不安定になり、更なる奇行に走ることが多い。

温厚なエドをムカつかせる唯一のキャラ。

ロルフ

背が高く、おかしな関西弁を話す男の子。（これは言語版のおかしな南部訛りを日本語で表現した際の演出）

先祖代々農場を営んでおり、家畜に関する知識は豊富。

他のキャラクターに比べるとエディたちとは比較的仲が良い。

カンカーシスターズ

あらゆるキャラクターから恐れられている3姉妹（異母姉妹）。

普段は主人公たちが住む町”ピーチ・クリーク” のさらに外れのトレーラーハウスに住んでいる。

北米圏においてトレーラーハウス住まいは貧困層の象徴として扱われることが多く、このカートゥーンのおかげでトレーラーハウス住まいの人々が差別されがちなことを知りました。

リー・カンカー

カンカーシスターズの長女。

赤毛で天然パーマ風の髪型であり、エディのことを気に入っている。

前髪のせいで両目が隠れている。

歯が一枚青い。

マリー・カンカー

カンカーシスターズの次女。

青い髪色のショートヘアーで片目が隠れている。

エッド（ダブルD）のことを気にっている。

作中では美人扱いではないが、エモ風のキュートな見た目のためマリーのファンは多く、“DEVIANT ART”という海外での最大規模を誇るイラスト共有サイトにてマリーのイラストが3400件以上も投稿されている。

※ちなみに長女リーが2200件、三女メイが2500件。大差をつけて次女マリーが人気であることがわかる

メイ・カンカー

カンカーシスターズの三女。

金髪のロングヘアーで出っ歯であることが特徴。

エドのことを気に入っている。

魅力

抑えきれないアングラ感

カートゥーンネットワークで放送されている時点でアングラとは程遠い。

しかし昔ながらの行き過ぎた誇張表現、奇抜すぎる配色センス（舌を水色や黄緑に塗る）、遠慮なく下品に描く思い切りの良さなどアングラ的要素が多く含む。

またほかにアングラ要素を感じるのはキャラクターたちのファッション。

エドの服装は赤と白の縞模様のシャツ、各袖に2つの白い縞模様のある緑のジャケット、紫青のジーンズなどなんだかグランジファッションを彷彿させる。

エッド（ダブルD）の黒のニット帽に赤/オレンジのシャツ、紫のショートパンツはテクノ界隈のファッションって感じだし。

ケヴィンのファッションはリンプ・ビスキットのようなラップメタル風である。

このような細かいアングラ要素が好きでたまらない。

3人の微妙な関係性

エド・エッド（ダブルD）・エディの3人は深い絆で結ばれた関係・・・ではない！

エピソードを見て進める限りでは、それぞれ3人が変人すぎて誰にも相手にされないから消去法的に仲良くなっている風なのだ。

そのためこの仲間同士で呆れて仲間はずれにすることも多々ある。（エドはアホを理由に、ダブルDはビビりを理由に、エディは自己中を理由に仲間外れにされる）

この微妙な関係性が作品をより奇妙かつ心惹かれる雰囲気にしているのだと思う。

2次創作アートの多さ

「どの作品にも腐女子がいるのだなぁ」っていう思いをより強くした作品がこの『エド エッド エディ』だ。

pixivと“DEVIANT ART”など見ているとかなりそんなイラストが見られる。

「『エド エッド エディ』って意外と人気あるんだ！？」という喜びと「まあ男子同士が仲良くしている作品だから、そういう層に目を付けられるよね・・・」という納得を同時に感じた。

特にイラストが多いキャラはエッド（ダブルD）、ケヴィン、マリー・カンカー。

これも正直予想通り・・・

視聴するには？

以前はGYAO!で無料公開していたが、現在は有料。

またVideoMarket(ビデオマーケット)という配信サービスでも視聴できるが、これも無料ではない。

また無料で配信されることを祈るばかり．．．

注意：「エド エッド エディ 配信」で検索するとたまにU-Nextで『エド エッド エディ』が配信されているような情報が載っているが、現在2021年8月3日時点では配信されていない！

外部リンク

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