最高でクールで狂ったリック・サンチェスの頭の中を覗いてみよう!
『リック・アンド・モーティ』の主人公リック・サンチェスは、天才であることに加えて人生のほとんどを他の惑星やパラレルワールドで過ごしていたため、思考や倫理観がかなり特殊である。
それは倫理観のかけた行動や非人道的行為を無意識にやってしまうほど。
さらに自分が100%正しいことを疑わないため家族とのトラブルも絶えず、揉め事ばかり起こしている。
そんなイカれたリックの思考が垣間見える名言を今回は5つご紹介します!
リックのぶっ飛んだ名言たち
リックの学校に対する舐め腐った考え!
S01E01『アドベンチャーのはじまり』より。
リックは孫のモーティを連れて宇宙や異次元に連れていく。
それゆえモーティは授業を欠席しすぎて、中学を留年するかもしれない危機に瀕していた。
モーティの父(リックの義理の息子)であるジェリーはリックに対して「うちの息子をSF映画みたいなところに連れていくな!」と怒った!
だがリックにとってモーティが留年することなんて全く問題に感じていない。
それどころかリックは学校そのものが無意味であると舐め腐って答えた。
学校に通うなんて時間の無駄だ。
大勢の人間が走り回ってぶつかり合う。
前の人間が「2+2は?」と言えばと後ろの奴らが「4」と答える。
ベルが鳴るとミルクを配られたり、便所に行っていいと許可が出る。
つまり賢い人間がいくような場所ではない。
リック・サンチェス/ S01E01『アドベンチャーのはじまり』
リック・サンチェスは物事を全てシステムの面でしか考えていないことがわかる名言。
この名言で面白いのは先生を”前の人間”と呼び、生徒を”後ろの奴ら”と呼んだこと。
リックは天才ゆえに「人に何かを教わる」という経験がないため、先生や生徒という単語が頭に思い浮かばないのではと推測される。
ペット飼っている人への禁句(タブー)を言い放ったリック
S01E02『夢への侵入』より。
主人公たち家族が飼っている犬”スナッフルズ”はあまり利口ではない。
どれくらい利口でないかというとトイレトレーニングもまともに出来ず、室内に小便をぶちまけるくらい。
ジェリーは頭にきてリックに「犬の知能が高くなる薬を作ってほしい!」と頼む。
リックは即座に断って、タブーを言い放つ。
(薬を使って飼い犬を賢くしてほしいという頼みに対して)
自分の方が上だって感じたくて飼っているだけなんだろう?
変なことは考えるな。
リック・サンチェス/ S01E02『夢への侵入』
流石にこの名言は極論すぎるが、みんなが敢えて無視していたペット飼う理由かつ前提を指摘した言葉だと思う。
天才リックにとって一般人(ジェリー)なんて、動物のように頭の悪い存在だからこそこれほど見下した発言をしたのだろう。
リック・サンチェスのシニカルな思想が出ている名言だと思う。
その後リックはジェリーに根負けして仕方なく”スナッフルズ”が賢くなる装置を発明するが、これが後にとんでもない事態を巻き起こす!!
リックの冷めた恋愛観
S01E06『惚れ薬』より。
リックの孫モーティはクラスメイトのジェシカに片思いしており、その恋愛相談を父ジェリーに相談していた。
しかしリックはその場に現れ、「恋愛なんて無駄だ!」と言い放つ。
そのときの名言がこちら。
人が愛と呼んでいるのは、動物が繁殖に必要な化学反応に過ぎん。
一時は燃え上がるがゆっくりと消えていく。
そして破綻した結婚生活に縛られる。
わしもお前の両親もそうだ、お前はその悪循環を断ち切れ!
リック・サンチェス/ S01E06『惚れ薬』
これだけ聞いてるとモテないキモイ理系大学生の言葉に思えるが、リックは結婚もしているし性欲は人並み以上にある。
しかし恋愛とか愛情だとかというものに関してはかなり冷めた目線で考えている。
現実でも結婚式のことを”ケーキ付の葬式”だなんていう人がいるくらいだから、世の中恋愛や結婚が上手くいっていない人の方が多数派なのだろう。
リックの名言を間違っていると非難してもいいが、果たして論理的・科学的に間違っていると指摘できる人はいるのだろうか?
自分の孫たちに対して悪質なひっかけをするリック
リック・サンチェスは孫のモーティとサマーを大事に思っているが、よく意地悪なことをする。
S02E01『パラレル・ワールド』 にて。
前のシーズン1のラスト、両親の留守中にリックとモーティとサマーは自宅を滅茶苦茶に壊していたのだが、なんと両親が家に帰ってきてしまった!!
だがリックは発明品を使って時間を止めて、時間を止めている間に孫たちと家を掃除することにした。
そしてシーズン2を迎える。
ようやく掃除が終わり、止めていた時間を動かした。
だが時間を止めている間に父ジェリーのシャツを裏返しに着せていたのだが、それをもとに戻さずに時間を動かしてしまった。
「ジェリーが怪しむのでは?」とみんなヒヤリとしたが、ジェリーは「元々そういう服だった!」とバカみたいなことを言ってその場は収まった。
そんなバカな父ジェリーをリックが嘲笑うが、その後リックは孫たちに意地悪なひっかけをする。
リック「あいつはまるで知ったかぶりのレッドグレン・グラムボルトだな?」
モーティ&サマー「ハハハハハ!」
リック「おっ、レッドグレン・グラムボルトが面白かったか?」
モーティ&サマー「うん!」
リック「今私が作った言葉だ!全くお前らは父親そっくりだな。もっと自分を持て、頭を使え!」
リック・サンチェス/ S02E01『パラレル・ワールド』
これを現実世界でやられてしまうと僕はその人と話すことが怖なって2度と近づかないかもしれない。
またなぜ孫のモーティやサマーはこのようなひっかけに易々と引っかかったのか?
それは2人とも天才であるリックを誇りに思い、リックに認められたいと常日頃思っていたからだ。
またサマーに関してはいつもリックの冒険に連れて行ってもらっているモーティに嫉妬のような感情を抱いており、尚更リックの前ではカッコをつけたいのだ。
もしリックが2人のこのような感情を理解したうえで上記のようなひっかけをしたのなら、かなり悪質と言わざるを得ない。
まるで人間とは別の種族のような視点で語るリック
リック・サンチェスはもちろん人間ではあるが、人間離れした思想や考え方の持ち主。
そのためか、まるで宇宙人がしそうなアドバイスをとっさにする。
S02E07『俺はタイニー・リック』 にて。
リックの娘ベスとその夫ジェリーの夫婦仲の悪さに見かねて、リックは2人に「関係を修復するか離婚しろ!」とストレートに発言。
ジェリーはしばらく黙ると「カップルセラピーには行ったんですよ。」と呟く。
するとリックは予想外の感想を言った。
(ジェリーとベスがカップルセラピーを受けたが効果がなかったことに対して)
それは地球のだろう?
馬にメリーゴーランドの修理を頼むようなもんだ。
リック・サンチェス/ S02E07『俺はタイニー・リック』
地味に好きな名言であり、なんだか妙に納得してしまった名言。
自分の種族のことを自分が一番知っているとは限らない。
現に獣医師なんて職業があるわけだから同じ種族同士で悩みを分析するよりも、それより知能の高い種族に委ねる方が効果が期待できる。
それを人間であるリックがアドバイスしていることもなんだか不思議な感じである。
その後リックは銀河系で一番カウンセリング能力が優れている種族が住む惑星”ナプティア4”に夫婦を連れていく。
しかしジェリーとベスはそこでとんでもないトラブルに巻き込まれる!!
今日はここまで!
『リック・アンド・モーティ』は現在Netflixにてシーズン1から5まで視聴可能!
是非みんな見てください!!
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