- 名曲だらけのクリスマスエピソードを紹介!!
- 曲一覧
- なんとサウスパークのクリスマスソングを集めたサウンドトラックも発売中!
- 外部リンク
名曲だらけのクリスマスエピソードを紹介!!
『サウスパーク』で唯一のミュージカル回がある。
それはS03E15『Mr.ハンキーのクリスマスDEショー』
クリスマスの妖精でありウンコでもあるMr.ハンキーが司会を務めて、サウスパークのキャラたちがクリスマスに関する曲を歌っていく珍しい構成。
歌は既存の有名なクリスマスソングもあればサウスパークオリジナルの曲もあり。
このエピソードで歌われた楽曲を一曲ずつ解説していきます!!
またこのエピソードで歌われた順番通りに曲を紹介します!
曲一覧
※公式でアップされている曲が少ないため、サウスパーク公式のヴァージョンがない場合は別バージョンの動画紹介しています。ご了承ください。
※公式でアップされている曲の場合、曲名の頭に星マーク★を着けます!
★Mr. Hankey The Christmas Poo
サウスパークオリジナルの曲。
歌うのはMr.ハンキーとポストマン。
歌の内容はMr.ハンキーに関するもの。
絵面がとにかく汚い・・・
一発目から強烈すぎる...
心してみる必要がある。
★ Dreidel, Dreidel, Dreidel (The Dreidel Song)
2番目にしてこのエピソードで1番のおすすめソングが登場!!
この『Dreidel, Dreidel, Dreidel (The Dreidel Song)』とはユダヤ民謡!!
ユダヤ教徒がクリスマスの代わりにする儀式にハヌカと呼ばれるお祭りがある。
ハヌカになると子供たちが ドレイドル(Dreidel)と呼ばれる独楽を回して遊ぶという風習があり、その独楽について歌った曲である。
歌ったのはカイル、そしてスタンにカートマン、またカイルの母シーラや父ジェラルドまで。
この曲はただの原曲のカバーではない!
原曲の童謡をベースに巧みなアレンジが施されている。
カイルが原曲のメロディを歌い、カートマンがオリジナル合いの手を入れ、スタンはオリジナルの裏メロディを歌う!
この3人のハーモニーが本当に可愛らしくて素晴らしい!!
さらにこの3人のメロディへカイルの母シーラや父ジェラルドが新たなメロディを重ねていく!!
必聴の名曲!!
O Tannenbaum
ドイツ発祥のクリスマス民謡であり作者は不詳。
曲名の「O Tannenbaum」は”もみの木”のこと。
この曲を歌っているのは、地獄にいるアドルフ・ヒ〇ラー...
大丈夫か...?
ヒ〇ラーが泣きながら歌っている...
ユダヤ民謡を歌ったあとにまさかのヒ〇ラー...
本当にひどい...
Christmas Time In Hell
サウスパークオリジナルのクリスマスソング!
先ほど泣いていたヒ〇ラーを哀れに思った地獄の王サタンが「地獄でもクリスマスを祝ってやろう!」と言って歌った曲。
かなり明るい曲!!
地獄がこんな場所なら別に悪くないと思えるほど良い曲!!
なお映像の中に地獄にいてはならない歴史上の人物が何人もいることは内緒である。
Carol of the Bell
この曲はウクライナ発祥のクリスマス民謡。
キリストの降誕について歌われた曲。
だがどこか不気味な曲調が癖になるクリスマスソング。
おそらく映画『ホームアローン』で流れていたことで有名な曲だと思う。
この曲を歌ったのはマッケイ先生!!
曲の不気味さに拍車がかかっている!!
ンケーイ!!
O Holy Night
日本では「さやかに星はきらめき」と呼ばれているクリスマスの讃美歌。
この曲を歌ったのはカートマン。
しかし原曲の歌詞を無視して「クリスマスはプレゼント貰えて最高の日」と歌い上げる。
またそもそも元の歌詞をあやふやで覚えていた。
挙句の果てに歌い終わると舌打ちする。
やはりカートマンは最低の子供である。
★ Merry Fucking Christmas
サウスパークオリジナルのクリスマスソング!!
歌ったのはギャリソン先生!!
ギャリソン先生らしい差別全開のクリスマスソング!!
イスラム圏の国々やインド、そして日本まで、クリスマス文化が薄い国に対して「黙ってクリスマスを祝いやがれ!」言い放つ歌!!
特に日本に対して
- 「日本人は罪の中生きているから体に針を刺す。(※鍼灸のこと)」
- 「日本人はとりあえず12月25日はケーキだけ食っている。」
- 「神様が八百万もいるわけねぇだろう!!」
と言い放つ。
流石ギャリソン先生、最低だ!!
I Saw Three Ships
イギリスで古くから伝わるクリスマス・キャロル(クリスマス聖歌)。
その歴史は古く17世紀のダービーシャーのあたりが発祥と言われており、1833年にWilliam Sandys(ウィリアム・サンディーズ)によって編集が行われ正式に世に発表された。
歌っていたのはスタンの姉のシェリー!
歯の矯正器具を着けながら拙い感じでピアノで弾き語る姿はかなり可愛らしい!!
またシェリーが歌っているときに、スタンとカイルがちょっかいをかけて邪魔をするのだが、そのたびにシェリーは「だまれコラー!」と怒る。
本当に可愛らしい。
しかしちょっかいを止めなかったスタンとカイルにこの後悲劇が訪れる...
ちなみにこの曲はスティングもカバーしている。
A Christmas medley
このクリスマスメドレーはキリストとサンタによるものである。
お互いが自分に関する曲を歌い合う。
Joy to the World
有名なクリスマスの讃美歌!
日本では「もろびとこぞりて」という名前で親しまれている。(主は来ませり~♪って歌う曲)
歌ったのはキリスト。
そのため原曲の歌詞が「Let earth receive her King(主は来ませり)」であるのに「Let earth receive Me(私が来ませり)」 と変えて歌っていた。
このような細かいところが大好き!
Up On the House Top
古くからあるサンタクロースについて歌われたクリスマス民謡!
歌うのはもちろんサンタ!
ちなみにジャクソン5もこの曲をカバーしている!
Away in a Manger
古くからあるクリスマス民謡であり、キリストの生誕を祝った曲。
長い間あの有名な宗教家マルティン・ルターが作った曲であると言われていたが、現在その説は否定されている。
現在作曲者はウィリアム・ジェームズ・カークパトリック、またはジェームズ・ラムジー・マレーのどちらかであると言われている。
歌ったのはもちろんキリスト!!
O Come All Ye Faithful
クリスマスの讃美歌!!
日本では「神の御子は今宵しも」という曲名で知られている。
この曲もキリストが歌っていた!
Hark! The Herald Angels Sing
かの有名なクラシックの作曲家メンデルスゾーンが作ったクリスマスの讃美歌!
日本では「天には栄え」という名前で親しまれている。
イギリスでは四大讃美歌の一つとして評価されている。
歌ったのはもちろんキリスト。
Silent Night
もはや説明不要のクリスマスの定番ソング!!
日本語では「きよしこの夜」で知られている。
歌ったのはもちろんキリスト。
Rio
ニューウェーブを代表する人気バンドDuran Duranの曲。
クリスマスとは全く関係ない曲!
歌ったのはサンタ!
サンタクロースに関する曲が思いのほか少なかったため、苦し紛れにこの曲を歌った!
Let it Snow
1945年に発表されたクリスマス定番ソング!
一番最初にこの曲を録音し発表した人物はヴォーン・モンロー!
しかしその後フランク・シナトラやディーン・マーティン等がカバーしたため彼らのヴァージョンの方が有名になってしまった。
あの映画『ダイハード』・『ダイハード2』のエンディング曲として採用されていたことで有名である!(使用されたのはヴォーン・モンローが歌ったヴァージョン)
キリストとサンタが仲良くデュエットした!
Have Yourself a Merry Little Christmas
1944年に歌手ジュディ・ガーランドによって発表されたクリスマス定番ソング。
現在でもこの曲は愛されており、ビング・クロスビーやマイケル・ブーブレ、サム・スミスなど著名なシンガーたちがこの曲をカバーしている!
この曲はMr.ハンキーとスタン、カイル、カートマン、ケニーが歌った!
また本編でこの曲が流れているときに、若くしてこの世を去ったサウスパークの女性キャラ全般を演じていた声優メアリー・ケイ・バーグマンの追悼が行われた。
- ウェンディ
- リアン
- シーラ
- クラブツリー
- 市長
など初期の女性キャラは全て彼女が演じていた・・・
涙なしでは見られないラストソングであった・・・
なんとサウスパークのクリスマスソングを集めたサウンドトラックも発売中!
実は上記で紹介した曲が収録されたサウンドトラックが発売されている!
現在あらゆる音楽サブスクリプションサービスでも聞くことが出来ない曲だらけなので購入するっきゃない!!
また今回紹介した曲以外のサウスパークオリジナルのクリスマスソングが収録されているので、ぜひ購入してほしい!!
コメント