おすすめ曲
Bowl Of Oranges
『Lifted or The Story Is in the Soil, Keep Your Ear to the Ground』(4thアルバム/2002年)、収録曲。
Bright Eyesの中でも明るい曲調であり、希望に満ちた曲!
歌詞の中にある『もし世界が壁に掛かった絵画のように枠の中に留まっていたら、皆その美しさに気づいて畏敬の念を込めてみることが出来るだろう』というドキッとするような哲学的歌詞もある。
PVはパッチワークを使って可愛らしいストップモーションアニメなのでぜひ見てほしい。
Lua
『I’m Wide Awake, It’s Morning』(6thアルバム/2005年)、収録曲。
優しい歌声とは裏腹に、鬱や依存症、終わらない不安について歌ったかなり重い曲・・・
そんな曲であるが、ビルボードのホット・シングル・セールス(Hot Singles Sales)で1位を記録したことがある。
またローリングストーン誌の「2000年代のベストソング100」で89位にランクイン!
リスナーからも評論家からも人気を博した1曲である。
First Day Of My Life
『I’m Wide Awake, It’s Morning』(6thアルバム/2005年)、収録曲。
バンド最高のヒット曲!
初めて聴く方におすすめ!!
アコースティックギターとベースと歌声の構成だけでここまで心に来る歌は他にないんじゃないか?
それほど記憶に残り続ける名曲。
内容は好きな人に出会えた日を『僕が初めて生まれた日』と称して、愛する人への思いを伝えたラブソング。
ピッチフォークが選ぶ「2000年代のトップ500曲」で266位にランクイン!
Easy / Lucky / Free
『Digital Ash in a Digital Urn』(7thアルバム/2005年)、収録曲。
この曲はアコースティックではなく、シューゲイザーのような空間系サウンドを多用した意欲作!
またエレクトロ要素もあり、サウンドの幅広さを感じる。
PVがオシャレで透明の壁にコナー自らがこの曲の歌詞を乱雑に書いていく様子が映し出されている。
At the Bottom of Everything
『Digital Ash in a Digital Urn』(7thアルバム/2005年)、収録曲。
最初は語りのパートが長いが、徐々に朗らかにギターの音が聞こえてきて、シンガロングできるようなメロディを楽しめる。
ゲストボーカルとしてMy Morning Jacketのジム・ジェームスが参加している。
Bells and Whistles
『Five Dice, All Threes』(11thアルバム/2024年)、収録曲。
バンドの比較的新しい曲であり、ボーカルであるコナーの貫禄のある歌声を感じれる曲。
曲調は比較的ポップで、キャリア初期から暗い内容の歌が多いコナーがバンド結成30周年を目前に明るい曲を作ることに人生の不思議さや素晴らしさを感じる。
おすすめアルバム
『I’m Wide Awake, It’s Morning』(6thアルバム/2005年)
『I’m Wide Awake, It’s Morning』(6thアルバム/2005年)は、インディーレーベルからリリースされたにも関わらずヒットを記録した彼らの出世作!!
しかし作風を大衆向けにしたわけではない。
メロディも歌詞もインディーらしさ全開!
違うのはインディーらしさの1つでもある粗削りな部分を徹底的にそぎ落としたサウンドであること。
またアコースティックを中心としつつもエレクトロなリズムを導入したり、ストリングスを使って壮大な雰囲気にしたりなどの工夫がある。
挑戦的な試みとして、最後に収録されている曲『Road to Joy』ではベートーヴェンの楽曲『歓喜の歌』の一節を引用している。
USビルボードチャートでは10位!
USビルボードインディペンデントアルバムでも2位を記録!
またローリングストーン誌が発表した「2000年代のベストアルバム100」にて第50位に選出されている。
また同様にNMEが発表した「2000年代のベストアルバム100」にて第31位に選出されている。
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