あまりにも美しくて優しい歌声で音楽業界に衝撃を与えたフォークロックバンド!!
このブログでは主に気分が高ぶるようなロックを中心に紹介してきた。
でも気分によってはそのような陽気な音楽ではなく、落ち着いた曲を聴きたいときもある。
そんなときにおすすめなのが今回紹介するBright Eyes(ブライト・アイズ)!
Bright Eyesは1995年に当時15歳であったコナー・オバーストの実質ソロプロジェクトとして始まったバンドであった。
彼の天使のような歌声とソングライティング能力は当時から一目置かれていたが、本格的に世に出たのは他のメンバーの力によるものだった。
バンドのプロデューサー/ミキサー/エンジニアさらにはあらゆる楽器を操れるマイク・モーギス!
アレンジや作曲能力が高いピアノ奏者でありトランぺッターのネイト・ウォルコット!
この3人の力のよってインディーズという立場から、アメリカのみならずヨーロッパのヒットチャートを賑わせる異色のバンドとして注目を浴びた。
そんな彼らは2011年に活動を休止したが、2020年に活動を再開!
さらに去年2024年9月には新作『Five Dice, All Threes』を発表!
そんな彼らの音楽を紹介!!
メンバー
コナー・オバースト
ギターボーカル。
心安らぐメロディと天使のような歌声でローリングストーン誌の2008年最優秀ソングライターにも選出されたことがある。
また様々なプロジェクトで多大な作品を発表する姿勢から、新たなボブ・ディランと称されることもある。
コナーはアメリカの田舎ネブラスカ州のオマハ出身。
コナーが12歳の時にテッド・スティーブンス(カーシブのメンバー)がステージにあげて歌わせたことで音楽に目覚める。
コナーは4トラック・カセットレコーダーとアコースティックギターを使って作曲を始める。
14歳の時にはThe Faint(ザ・フェイント)というバンドも結成した。
その後もたくさんのバンドを結成したが1995年に実質のソロプロジェクトとしてBright Eyes(ブライト・アイズ)を始動。
また彼が音楽にハマったきっかけとして、兄のマットからThe Cure・The Smiths・R.E.M.・Fugaziを教わったのも一因とされる。
ただ彼がフォークやカントリーソングに傾倒したのは、ダニエル・ジョンストンやエリオット・スミスの影響だとされる。
更には地元ミュージシャンのデイヴィッド・ドンデロとサイモン・ジョイナーから多大な影響を受けたと公言している。
マイク・モーギス
プロデューサー。
Bright Eyesのプロデューサーでありながら、ギターやマンドリル、12弦スチールなどの演奏にも携わる。
コナーと同じくマイクもアメリカの田舎ネブラスカ州のオマハ出身。
彼は地元でサドルクリークというインディーレーベルを設立し、Bright Eyesを世間に知らしめるきっかけを作った。
またミキシング能力にも定評があり、フィービー・ブリジャーズのアルバム『Stranger In The Alps』のミキシングを担当。
さらにBoy’s Geniusのアルバム『The Record』もミキシングを担当し、同作品はグラミー賞を受賞している。
ネイト・ウォルコット
ピアノ・キーボード・トランペット担当。
Bright Eyesには2002年のアルバム『Lifted or The Story Is in the Soil, Keep Your Ear to the Ground』から参加している。
それ以前はマルーン5のギタリストであるジェームズ・バレンタインとバンドを組んでいたという。
近年彼は映画音楽の作曲家として精力的に活動中。
『きっと、星のせいじゃない。』の映画音楽はネイトが担当した。
またRed Hot Chili PeppersのThe Getaway World Tour(2016~2019年)の間、キーボーディストとして活動もしていた。
次のページからおすすめ曲・アルバムを紹介!
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