今回は結構マイナーなキャラクターたちの元ネタを紹介!!
僕が愛してやまない海外アニメ『サウスパーク』
サウスパークには常識外れにぶっ飛んだ魅力的なキャラクターが数えきれないくらい登場する!
しかしそんなキャラクターたちにも元ネタは存在し、今回はマイナーなキャラの元ネタを紹介!!
※ちなみにメインキャラの元ネタは以前紹介したので下の記事をチェックしてください!
リアン・カートマン
エリック・カートマンの母親。
息子エリックとは違いおっとりした性格のように思えるが、実は大の男好きでサウスパークの住人の男はほとんど彼女と経験があるとされる。
また息子エリックを溺愛しており、どんなわがままでも許していたため彼がモンスター級のサイコパスになったとも推測できる。
そんな彼女のモデルは作者トレイ・パーカーの元婚約者であるリアン・アダモ!
リアン・アダモはトレイにとって高校時代から恋人であり、2人は婚約寸前までいっていた。
しかし彼女がミュージシャンの男と浮気していたことが発覚したことでトレイは婚約破棄!!
またその腹いせか、トレイはサウスパークの中でリアンを大の男好きとして描いていたのであった。
そのリアン・アダモはトレイが学生時代に作った映画『カンニバル! THE MUSICAL』にて踊り子役で出演している!
是非チェックしてみよう!!
また現在リアン・アダモは女優兼フィットネスインストラクターとして活動しており、Facebookのアカウントもあった...
プロフィール写真と彼女の出身高校(コロラド州立エヴァーグリーン高校はトレイと同じ高校)を見る限り99%本人だろう...
シェリー・マーシュ
主人公スタンの姉。
しかし性格は凶暴で喧嘩の強さでは作中屈指の強さを誇るキャラクター!
いつもスタンに対して暴力的に接している。
そんな彼女のモデルは作者トレイ・パーカーの実姉であるシェリー・パーカー!
彼女は現実でも凶暴であり、DVDのコメンタリー映像内でトレイは姉シェリーに家の2階の階段近くで殴られて階段から転げ落ちたというエピソードを披露!!
またシェリーが初登場するエピソードS01E05『カイルの象、豚とメイク・ラブ』では、スタンの遺伝子から作られたモンスターがシェリーを襲うエピソードがある(しかしシェリーのパンチ一撃でモンスターは倒される)。
これは作者トレイが姉シェリーを倒したいがために子供のころからしていた妄想であることを語っていた。
モデルとなったシェリーさんの現在が気になる...
ヴィクトリア校長
S19E01の時点でクビになったためもう出てこないが、元サウスパーク小学校の校長!
比較的サウスパークの中ではまともな方だが、我関せず的な態度で問題を放置することが多い。
そんな彼女のモデルは女優ヴィクトリア・プリンシパル。
ヴィクトリア・プリンシパルは主にドラマを中心に活躍している方で、代表作の『ダラス』(1977~1991年)ではゴールデングローブ賞にもノミネートされたことがある。
ヴィクトリア校長は英語でいうとPrincipal Victoria(プリンシパル・ヴィクトリア)。
つまり女優ヴィクトリア・プリンシパルとかかったダジャレである!
そのため別に見た目や性格などはキャラクターに反映されてはいない。
ネイサン&ミンジー
ダウン症の少年ネイサン(サングラスをしている方)と知的障害者の少年ミンジー(体が大きい方)。
このコンビはいつもジミーやティミーなどの他の障害者キャラたちに嫉妬しており、嫌がらせをしようとするのだがいつもミンジーがネイサンの指示を曲解して大失敗を起こす。
ネイサンのモデルはテレビ番組『How’s Your News?』に出てくる障害を持つリポーター、ショーン・コステロだと言われている。
『How’s Your News?』は2003年にHBOから公開された番組で、サウスパークの製作者であるトレイ・パーカーとマット・ストーンがプロデューサーを務めている。
映像を見る限り見た目も話し方も全てネイサンのモデルだと思われる↓
また彼らの関係性のモデルはワーナーブラザーズの大人気アニメ『ルーニー・テューンズ』のマイナーキャラコンビ「ロッキー&マグジー(Rocky and Mugsy)」
ロッキー&マグジーはギャングのコンビであり利口だが小柄なロッキーと大柄だがマヌケのマグジーがトラブルを起こして色んなキャラに翻弄される。
そう、見た目も関係性もほとんどネイサン&ミンジーとそっくりなのだ!
さらに作者トレイ&マットは元ネタを丁寧に提示するためか、S18E04「Handicar」ではネイサンの寝室が映るのだが壁には「ロッキー&マグジー」のポスターが貼っていたのであった。
このようにネイサン&ミンジーのモデルはロッキー&マグジーだと思われる。
農夫のおじいさん(Old Farmer)
かなりマイナーのキャラでサウスパークが好きな人でも「誰?」と思うかもしれないが、今まで6回も出演している。
彼はオカルトチックな古い言い伝えなどに詳しく、メインキャラクターが危険なことをしようとすると急に現れて昔の怖い言い伝えを教えてくれる。
彼のモデルはスティーブ・キングの小説・映画『ペット・セメタリー』に登場するジャド・クランドル。
映画『ペット・セメタリー』はある田舎の裏山に埋めた生き物が凶暴になって生き返る呪われた墓地があるのだが、幼い息子を交通事故で亡くしてしまったルイスはダメだとわかっていながら息子の亡骸をその墓地に埋めようとするという話。
ジャド・クランドルはルイスにその墓地を教えた張本人であり、ルイスが息子を亡くしたばかりの時期に墓地のことを教えるという最悪な行動を起こす。
さらにジャドは教えておいて「呪われているからあの場所に二度と近づくな」とまるでダチョウ倶楽部並のフリを作る。
このユニークなキャラがサウスパークにも採用され、農夫のおじいさんはことあるごとにやってはいけないことを他のキャラクターに教えていくのである。
(※またスティーブ・キングの作品はこの作品に限らず、言い伝えに詳しい老人キャラがあらゆる作品に出てくるのでチェックしてみても面白いかも?)
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