『ザ・シンプソンズ』サラッと鬼畜な発言をする母マージの名言!(1)

カートゥーン
画像出典:Marge Simpsons HOME | Facebook
スポンサーリンク

ダメな夫を支える聖母のようなマージのちょっとした闇を紹介・・・

ザ・シンプソンズのマージはシンプソンズ一家の母。

頭も悪い性格も最悪な夫ホーマーと結婚し支え続けるという聖人にしか出来ない仕事をしているよき妻。

でもよくよく考えればホーマーと結婚生活を送るなんてまともな神経ではやっていけない!

ときどきマージにも闇の部分が垣間見えるシーン・発言がある。

今回はそんな発言を紹介!

基本はよき妻、その分闇が色濃く見える・・・

ブラックコメディの範疇を超えるものもあるかも...

親のいない息子の同級生に放った鬼畜発言

第312話『ちびっこ大戦争』(シーズン14エピソード21)より。

息子のバートがいたずら感覚で隣人ネッド・フランダースの家に忍び込んで家財や大事なビートルズグッズを破壊しまくる!

警察が駆けつけるほどの大騒動となる!

しかしネッドは怒りをあらわにせず「バートに必要なのは大人の監督。」という。

マージはこの発言を受けて息子とその同級生たちにある課外活動に参加させる。

それは「ちびっこブレイブ族」、ネイティブアメリカンの格好をして清掃活動を行うというもの。

この活動にバートの同級生でありいじめっ子のネルソンが参加していたのだが、ネルソンは家庭環境が悪く家に帰っても親がいないことがほとんど。

そんなネルソンは丁度よい木を見つけると自分の父親だと錯覚して、木に話しかけて抱き着く奇行を繰り返す。

そんなネルソンをみてマージはとんでもない発言をした!

どおりでお父さん家を出ていくはずだわ・・・

マージ/第312話『ちびっこ大戦争』

シンプルで短くてなおかつ最低な発言!

だれに対して言っても最悪であるが、子供に言うところが畜生度が高い...

容姿を気にし始めた娘リサを慰めようとしたが...

第63話『リサは美少女』(シーズン4エピソード4)

娘のリサが似顔絵を描くアーティストに似顔絵を依頼したところ、出来上がった作品がとても醜いものだった。

リサ「私って不細工なのか・・・?」と泣いて落ち込んでしまう。

そこでマージは娘リサを慰めようとある寓話を教えようとするが、さらに酷い発言をしてしまった...

マージ「リサ、こういう歌聞いたことある?私は醜いアヒルの子~♪

リサ「醜いアヒルって私のこと?」

マージ「違うわよ!リサはキレイなアヒル...醜いアヒルをイジメていたけど...」

マージ/第63話『リサは美少女』

マージは「みにくいアヒルの子」の寓話を教えて、「今はブサイクでも大きくなれば美人になる」ということを教えたかった。

しかしこの理論だと「今のリサはブサイク」であることを認めてしまうことにあらかじめ気づいていなかった...

リサに痛いところを突かれたマージは何とか「リサはキレイなアヒルよ!」と弁解するが、口が止まらず寓話の続きである「キレイなアヒルが醜いアヒルをいじめていた」ことまで話してしまった。

落ちぶれた金持ちに言い放った最悪な一言!

第174話『バーンズとリサのリサイクル大作戦』(シーズン8エピソード21)

ホーマーの働いている原子力発電所の社長でありザ・シンプソンズを代表する悪役バーンズ社長!!

バーンズ社長は資産運用に失敗して会社はおろか自宅や個人資産、全てを失ってしまう。

バーンズ社長ははじめ元秘書のスミサーズの家に居候していたが、徘徊してスーパーに迷惑をかけた挙句老人ホームに入れられる。

だがバーンズ社長は老人ホームから脱走し、リサからリサイクルを学ぶ。

リサイクルを学んだバーンズ社長はあることを閃き、町のゴミを物色するようになり、ごみを漁る様子がニュースで放送されてしまう。

そのニュースを見たマージがまた鬼畜発言をする!

腐るほどお金を持っていた人が本当に腐っちゃった!

ハハハハハ!

マージ/第174話『バーンズとリサのリサイクル大作戦』

たしかにバーンズ社長は嫌な奴である。

特にバーンズ社長はシンプソンズ一家に酷い仕打ちをしている。

飼い犬を殺そうとしたり、マージにセクハラをしたり、ホーマーの父エイブ・シンプソンズの元婚約者を奪ったりなど。

だがこの発言はシンプルに引く・・・

多方面に恨みを買っている夫への追い打ち

第297話『誰もが怪しいホーマー殺し』(シーズン14エピソード6)

近頃ホーマーは誰かに命を狙われていた。

警察はこの件に対応するものの無能ばかりなのでウィガム所長はある提案をした。

それは犯罪者のプロファイリングが出来る囚人の力を借りること。

その囚人とはサイドショー・ボブ、長年にわたってバートの命を狙う男であった。

しかし今回サイドショー・ボブはホーマーの命を狙う人物の調査に素直に協力しある作戦を立てた。

それはホーマーそっくりの人形を家の前に置いて、その人形を襲った人物を特定するというもの。

シンプソンズ一家とサイドショー・ボブはその人形の様子を茂みの陰から見る。

この作戦をやってみたものの、ホーマーそっくりの人形を襲った人物は複数人いてほとんどがホーマーの知り合いや家族(義理の姉たち)であった...

この件に関してマージは・・・

みんなホーマーの友人と家族よ

殺そうとは思っていないわ

痛い目にあわせようと思っているだけ。

マージ/第297話『誰もが怪しいホーマー殺し』

殺人はダメだけど痛い目あわせるだけならセーフというヤバい倫理観が垣間見えたシーン。

だがさらにヤバいのはホーマーであった。

なんとホーマーは自分そっくりの人形に急に殴りかかって「こいつさえいなくなればみんな俺が本物だとわかるはず!」と言って殴り続ける。

これに対してサイドショー・ボブはマージに「あなたは夫が何も異常とは思わないのか?」と聞く。

マージは真顔で「別に。」と言い返した...

現代社会を皮肉った、先見の明がありすぎる奇跡の鬼畜発言!

第112話『バッドマンホーマー』(シーズン6エピソード12)

ホーマーは子供たちのベビーシッターをした女子大生を車で送り迎えをしていた。

だが道中でホーマーは女子大生のお尻にくっついていたグミを取ろうとしたところ、女子大生はお尻を触られたと勘違いしセクハラ問題に発展!!

ホーマーはセクハラ親父としてニュースにも取り上げられてしまった!

家族は何とか汚名を晴らそうとするがうまくはいかない。

しかしある光明が差す。

それは学校の用務員であるウィリーであった。

彼は街のみんなをビデオカメラ隠し撮りする趣味があり、ちょうどホーマーの無実を証明できるビデオを持ってきたのであった!

普通にドン引きする話だが、マージはこれに対して先見の明がありすぎる奇跡の鬼畜発言を言い放った!

司法制度は役に立たないけど、みんながビデオで他人を隠し撮りする限り、正義は死なない!

マージ/第112話『バッドマンホーマー』

驚くことに、このエピソードが放映された年は1994年!!

この頃から人間が近い将来人々が無実を証明するために互いを隠し撮りすることを予見していたのであった!!

当時は無実を証明するために隠し撮りという犯罪に手を出す必要があるという矛盾を皮肉っていたが、そんな状況が現代では普通になってしまった。

ほとんどの人が他人の動画を撮る未来なんて想像もしていなかったであろう。

今はおかしな行動をする人はすぐに写真・動画を撮られてネット上に拡散される。

それ以外にもドライブレコーダーが普及していたりなど、身の潔白は動画で証明することが一般的になってしまった。

『ザ・シンプソンズ』の先見の明には驚かされるばかりだ・・・

外部リンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました