轟音と美しいメロディで白昼夢を想起させるシューゲイザーの一角!!
シューゲイザーというジャンルについては前にMy Bloody Valentineを紹介したときに説明した。
だがこのシューゲイザーの人気は比較的芳しいものではなかった。
というのも当時のライバルとなるジャンルが多いため、音楽業界の端の方に追いやられている感じではあった。
さらに1990~1993年までイギリスのロックシーンはある意味暗黒時代に突入していた。
80年代に活躍していたイギリスのバンドたちは海外へ行ってしまい・・・
当時UKロックの救世主のようなバンドのThe Stone Rosesは全く新作を発表しない。
そしてアメリカのオルタナティブロック・ムーブメントの勃発により彼らの曲ばかりがチャートを占めている。
シューゲイザーはそんな時代に生まれていたジャンルであり、全般的にチャートアクションもあまり良くない。
そんな中でも健闘していたのは今回紹介するRide(ライド)だったと思う。
Rideは
などの大物バンドを世に放ったインディレーベル「クリエーション・レコード」出身のバンド。
シューゲイザーと言えばMy Bloody Valentineと今なら言われがちだが、1990年初頭はむしろRideの方が商業的には成功していた。
なぜ売り上げに差がついたかははっきりわからない。
My Bloody Valentineはどちらかと言えばサウンドそのものがアメリカのインディーロック感が強かった。
一方Rideのほうが土着的というかイギリスらしいポップさやキャッチーさを持っており、その音楽性はシューゲイザーと後のブリットポップの中間を突いていた。
その差が人気の差に結び付いたのではと推測している。
そのためシューゲイザーの入門編としてはMy Bloody ValentineよりもRideの方がおすすめかもしれない・・・
そんなRideの名曲・名盤を紹介!
メンバー
マーク・ガードナー
ボーカル/リズムギター。
アンディ・ベルと共に主にバンドの作詞作曲を担当。
イギリスのオックスフォード出身であり、地元の芸術学校チェイニースクールに通っており、同校でアンディ・ベルと知り合う。
その後芸術の基礎研究のためマークとアンディの2人はオックスフォードにある街バンバリーに移住。
その街でスティーブン・ケラルトとローレンス・コルバートと出会う。
意気投合した4人はバンドRideを結成する。(当時1988年夏)
Rideは1989年にThe Jesus and Mary Chainのジム・リードに見いだされて、クリエーションレコードと契約。
その後1990~1993年のUKロック暗黒時代を生き抜いたが、1994年にブリットポップ・ムーブメントが隆盛しRideは音楽路線の変更を決める。
しかしこれによりマークとアンディとの関係性が悪化。
路線変更後にリリースしたアルバム「Carnival Light」は批評家から酷評されることに。
そして遂にマークは1995年にRideを脱退。
(ほぼ同時にRideは解散してしまう。)
その後マークはアニマルハウスというバンドを結成するが、ほどなくして解散...
それ以降音楽業界から身を引くことになった。
しかし2014年...
Rideは再結成される!
彼は今でもRideのメンバーとして第一線で活躍している。
アンディ・ベル
ボーカル/リードギター。
マーク・ガードナーと共に主にバンドの作詞作曲を担当。
上記の通りマークとは同じ学校に通っていた。
Rideが解散した後、アンディは1997年にハリケーン#1というバンドで活動を開始。
その後アンディは初期メンバーの大半が脱退してピンチに陥っていたOasisにベーシストとして加入!
Oasis在籍時はアンディも曲作りに参加していた。
その後Oasisが解散した後、ノエル・ギャラガー以外のメンバーで結成されたBeadie Eyeのメンバーとして活動を続ける。
2014年にBeadie Eyeが解散し、同年にRideを再結成した!
スティーブン・ケラルト
ベーシスト。
実はマークやアンディと同じ学校に通っていた。
バンド結成前はOur Priceというレコードショップの店員であった。
Rideを結成する前はドラマーのローレンスと“Big Spiderback”というレゲエポップバンドを組んでいた。
ローレンス・コルバート
ドラマー。
The Whoのドラマー、キース・ムーンのドラミングスタイルに影響を受けている。
その他にもミッチ・ミッチェル(The Jimi Hendrix Experience)やジンジャー・ベイカー(Cream)などの伝説的なドラマーの影響を受けている。
Ride解散後はマークと共にアニマルハウスを結成するがほどなくして解散...
その後Rideが再結成するまではThe Jesus and Mary ChainやSupergrassのサポートドラマーとして活躍していた。
また彼はテコンドーの有段者(黒帯)である。
次のページからおすすめ曲・アルバムを紹介!
















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