サウスパークの得意芸!今までこき下ろしてきた有名人たちを紹介!
『サウスパーク』の偉大さ・過激さを表す得意芸!
それは俳優・ミュージシャン等の有名人たちを無許可でバカにしたりこき下ろしたり、中には作中で惨殺してしまうこと!
この得意芸によって『サウスパーク』は良識のある?大人たちから批判されたり、訴訟をほのめかされたり、中には殺害予告されたりすることがある。
だが『サウスパーク』の作者トレイ・パーカーとマット・ストーンはこの芸風を決して辞めない。
なぜなら自分たちの信じるユーモアに命を懸けているからだ!
また彼らは権威や力のない人々をバカにはしない。
ただ自分たちよりも権威のある有名人だけを狙って茶化している。
それが風刺であり自分たちの信じるユーモアなのだ。
ではそんな馬鹿にされてきた有名人たちを紹介します!
*明確にバカにしている人たち(シーズン1~3まで)だけに絞りました!
またFacebookをやっていない人たちも除きました。
また『サウスパーク』にゲスト出演した豪華な有名人たち!(1)も紹介しています。
シーズン1
バーブラ・ストライサンド
アメリカを代表する大女優であり、大物歌手。
アカデミー賞及びエミー賞、グラミー賞、ゴールデングローブ賞、トニー賞を獲っているレジェンド!
しかしトレイとマットの二人が個人的に嫌いなため、サウスパークの複数のエピソードでバカにされている。
はじめはS01E12『メカ・ストライサンドの大迷惑』で登場。
エピソード内では「ビッチ」と何度も罵倒されいる。
また
- 「ババアの癖にいつまでも45歳のつもりでいる」
- 「あの鼻の大きさならスペースシャトルでも着陸できる」
- 「バーブラ・ストライサンドは自己中心的な女で、6歳のころには世界征服を企てていた。」
- 「バーブラ・ストライサンドの母親は野生のジャッカルで、父親は保険のセールスマン」
と好き放題言っていた。
最終的にメカゴジラのパロディ、メカ・バーブラ・ストライサンドに変身した。
またバーブラ・ストライサンド本人は女性誌「ミラベラ」内のインタビューでこのようなパロディに対して以下のように言及した!
私はタイム誌を読むまで、彼ら(トレイとマット)が私を否定的に扱っていたことに気づいていませんでした。
言わせてほしいのは、私は風刺やパロディが好きで、映画『イン&アウト』(コメディ映画)なんかも大好きです。
そういうのが大好きだし、意地悪なものだなんて思っていません。
ただ『サウスパーク』や『ビーバス&バットヘッド』のようなアニメは私たちの文化や子供たちに冷笑主義的態度や悪影響を与えないかどうか心配です。
これらアニメは自身の考えを明確化することで、視聴者は『何かを成し遂げようとしている女の子は自己中心的で貪欲の化身なんだ』と感じて去ってしまうかもしれない。
これは特に若い女性にとって非常に残念なことです。
”The Way She is”(1998年5月)
まあとりあえず彼女は怒っていた。
しかしサウスパークではその後もバーブラ・ストライサンドをいじり続けた。
ボブ・サゲット
30歳以上の人はご存じかもしれませんが、あの名ホームコメディの「フルハウス」でお父さんダニーを演じていたボブ・サゲット。
サウスパークのS01E13『ママはヤリたガール(勃発!編)』で登場。
登場した際は「サイテー、こんな奴フルハウスだけに出ていればいいんだ!」と罵られた。
比較的にソフトな扱いで終わっている。
シーズン2
サダム・フセイン
初期のサウスパーク、また映画『サウスパーク/無修正映画版』のラスボスとしても登場する人物。
初の出演はS02E01『テレンス&フィリップ緊急特番』より。
サダム・フセインは元イラク共和国の大統領、首相、革命指導評議会議長、バアス党地域指導部書記長、イラク軍最高司令官を務めた。
世間的には彼は独裁者として報道されている。
そしてサウスパークの日本語吹き替え版を製作する際は、サダム・フセインが出るエピソードは極力放送しなかった。
彼の話をするのは怖いので、次に進みます。
エリック・ロバーツ
あの有名なハリウッドの大女優”ジュリア・ロバーツ”の、兄エリック・ロバーツ!
70年代80年代ではアカデミー賞やゴールデングローブ賞にノミネートされるような俳優であったが、私生活ではドラッグ問題やDV事件などを起こしたことから、あまりヒット作に恵まれなくなった。
エリック・ロバーツはS02E02『ママはヤリたガール(解決?編)』に登場した。
サウスパークが大雪によって食料の供給がないため、人々は飢餓による極限状態に陥る。(大雪から数時間程度)
そしてサウスパークの住人とドラマの撮影スタッフたちは「俳優として落ちぶれているエリック・ロバーツから食べよう」といって、飢餓のあまりエリック・ロバーツを食べてしまう。
マコーレー・カルキン
皆さんもご存じ、あの「ホームアローン」で有名な天才子役マコーレー・カルキン!!
彼はS02E07『バスもババアもフォーリング』にていじられる。
サウスパークの子供たちが行方不明になったので、両親たちは子供の顔写真付きのビラを配り歩き自分の子供を探そうとした。
その行方不明の子供の写真の中にマコーレー・カルキンの写真が混じっていた。
これはマコーレー・カルキンを映画作品で見なくなったことを茶化した演出。
ちなみにこの時期マコーレー・カルキンは両親の親権問題で大変な時期であった...
スティーブン・アーウィン
オーストラリアの動物園経営者・環境保護運動家。
アメリカのケーブルテレビチャンネル「アニマルプラネット」の人気テレビ番組『クロコダイル・ハンター』で彼はホストを務めて”クロコダイル・ハンター”の愛称で親しまれて一躍有名人となった。
S02E18『氷の爆笑』より登場。
野生の動物を見つけては、その動物のケツの穴に親指を突っ込もうとする変人として描かれていた。
そして2006年9月4日、番組収録中にアカエイのトゲが胸に刺さり心停止、44歳の若さで逝去した。
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