過激な『サウスパーク』に出演した超豪華ゲストたちを紹介!
過激な作風で有名な『サウスパーク』ではあるが、何も出てくる有名人全員を見境なく貶していくわけでない!!
作者のトレイとマットだって尊敬している作品や人間だってもちろんいる。
今回は『サウスパーク』にゲスト出演した有名人たちを紹介します!
声だけ参加している人もいれば、本人役で参加している人もいる。
ではご覧ください!
また前回は『サウスパーク』でバカにされた俳優・ミュージシャン・有名人たち(1)を紹介しました。
またこの記事の続きも投稿したので是非チェックしてください!
シーズン1
ジョージ・クルーニー
誰もが認めるハリウッドの大スターであり、オスカー俳優!
ジョージ・クルーニー!
しかし彼はサウスパークを世に広めるきっかけになった人物と言っても過言ではない!
それはどういうことなのか?
サウスパークを製作する前の作者トレイとマットは『The Spirit of Christmas(Jesus vs. Santa)』という名のパイロット版のサウスパークを製作していた。
このビデオが業界内で広まり、ジョージ・クルーニーの手元に渡る。
するとジョージ・クルーニーは『The Spirit of Christmas(Jesus vs. Santa)』にドはまりして、ビデオをダビングしまくって知り合いに配りまくった!
その結果トレイとマットの名は一躍有名となったのだ。
さらにサウスパークがテレビシリーズとして放送が開始された後も、ジョージ・クルーニーはS01E04『愛犬スパーキーはおホモだち』にてホモ犬”スパーキー”の声優を担当!!
無名の過激アニメ『サウスパーク』に大物俳優が参加しているとニュースになり、『サウスパーク』が広くアメリカに認知されるようになった。
そんな大恩人であるはずのジョージ・クルーニー。
しかしサウスパークではS10E02『Smug Alert!』にて、第72回アカデミー賞授賞式のジョージ・クルーニーの意識高い系スピーチをいじっていた。
またトレイとマットの映画『チーム★アメリカ/ワールドポリス』ではジョージ・クルーニーを勝手に出して、首を切断させて惨殺させた!
しかしジョージ・クルーニー本人は全く気にしていなくてむしろ「映画の中で自分をからかってくれていなかったならば、怒っただろう」とコメントしていた。
ナターシャ・ヘンストリッジ
ナターシャ・ヘンストリッジはカナダの女優兼モデル。
1995年に公開されたSFスリラー映画『スピーシーズ 種の起源』にて美しい人間と未知のDNAを結合させて誕生した生命体”シル”を演じて有名になった。
出演した経緯は以下の通り。
当時『サウスパーク』はジョージ・クルーニーの出演により話題となり、数々の俳優・有名人たちが『サウスパーク』に出演したいと制作会社”コメディセントラル”にオファーを送っていた。
その中の一人がナターシャ・ヘンストリッジ。
トレイはオファーを送っていきた人物の中でナターシャ・ヘンストリッジが一番魅力的だと感じたため、S01E11『ウェンディ、レズに嫉妬』にてセクシーな代理女教師”ヘレン先生”役として出演させた。
ロバート・スミス
世界的に人気なゴシックロックバンド”The Cure”のフロントマン、ロバート・スミス。
”The Cure”は作者トレイ・パーカーが愛してやまないバンドであり、ロバート・スミスに会うことは生涯の夢でもあった。
そしてロバート・スミス本人に電話で出演をオファーしたところ、なんと本人役で出演を承諾!
彼はS01E12『メカ・ストライサンドの大迷惑』に出演!!
巨大化したバーブラ・ストライサンドに対して、ロバート・スミスはモスラに変身して彼女を倒す。
そしてサウスパークのキャラクターたちがロバート・スミスを褒め殺す!
- カートマン「ロバート・スミスイケてる!!」
- スタン「ロバート・スミスってこの世の誰よりもグレート!」
- イエス・キリスト「まさに神だ!」
- カイル「『Disintegration』は最高のアルバムだったよ!」
これほどサウスパークが手厚く褒めたものは、ロバート・スミスか『ザ・シンプソンズ』くらいなものだろう。
シーズン2(シェフ・エイドのメンバーたち)
以下はすべてサウスパークのキャラ”シェフ”を助けるために集まってきた大物ミュージシャンたちである。
すべてS02E14『シェフ救済ライブ』に出演している。
エルトン・ジョン
シングルとアルバムの総売り上げは2億5千万枚~3億枚売り上げたシンガーソングライター、エルトン・ジョンがサウスパークに出演!!
スタンがエルトン・ジョンに「僕の彼女についての詩を書いたから、曲をつけてほしい!」と頼みエルトン・ジョンが承諾し作曲する。
その曲は”Wake Up Wendy”!!
オジー・オズボーン
”Black Sabbath”の元ボーカルでありメタルの帝王とも呼ばれる破天荒なロックスター”オジー・オズボーン”!!
彼の伝説的パフォーマンスと言えば、生きたコウモリを生でかみちぎったこと!!
サウスパークでもオマージュとして生きたケニーを生で嚙みちぎってしまう!!
この人でなし!!
ジョー・ストラマー
ロンドンパンクの伝説的バンド、The Clashのフロントマンにして死後もなお影響力があるパンクロッカー”ジョー・ストラマー”。
エピソード中に彼が歌った曲『it’s a rockin world』はかなりの名曲!
↓是非聞いてください!!
ミートローフ
スモール・イン・ジャパン(世界的には売れているが日本では売れていないアーティストたちのこと)の一角、ミートローフ。
ミートローフは所謂オペラロックの第一人者!!
彼が発表したアルバム『地獄のロック・ライダー』は全世界で4300万枚以上売り上げている。
アルバム単位の話ならこのアルバムはマイケル・ジャクソンの『Bad』(3500万枚)やビートルズの『アビイ・ロード』(3000万枚)よりも売れている。
どれだけ凄いか理解していただいたと思う。
彼の代表曲は『 I’d Do Anything For Love (But I Won’t Do That)』
Primus
サウスパークのOPを担当している変態奇人バンド、”Primus”
彼らの普段のパフォーマンスと同じく、メンバー全員アヒルの格好をして登場した!
Devo
テクノロックを世に広めるきっかけになったレジェンドバンド、”Devo”!!
彼らの変態っぷりはPrimusや「サウスパーク」と引けを取らない。
Rancid
カリフォルニアを代表するハードコアパンクバンド、”Rancid”!!
90年代のハードコア・メロディックパンクブームを支えた一員であり、アンダーグランドのルーツを変えずに活躍し続けるUSハードコアパンク界の雄!
彼らはシェフ救済ライブの前座として登場!
Rancidが前座なんてどんなに豪華なロックフェスなんだ!?
Ween
様々な音楽を織り交ぜた実験的ロックとコミカルなメロディー、ユーモラスな歌詞でカルト的な人気を誇るバンド、”Ween”。
エピソード内でもシェフのことを全く知らないのになぜかシェフ救済ライブに参加してしまったという、おとぼけた一面を見せていた。
シーズン3
Korn
ニューメタルの第一人者的バンド、Korn!!
S03E12『世にも奇妙な海賊おばけ』で登場!!
サウスパークで行われるハロウィン祭りのゲストにKornが呼ばれた。
しかしKornが車でサウスパークに向かっている途中に海賊おばけに襲われる。
そこでスタン・カイル・カートマン・ケニーとKornのメンバーが出会い、一緒に海賊おばけの正体を暴こうとする!!
というエピソード。
エンディングではまだ全米のラジオでもリリースしていない新曲「Falling Away from Me」が流れる。
サウスパークのためだけに新曲を流してくれるKornって最高!
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