3位~1位
第3位 – 「勝利は我に(Yankee Doodle Mouse)」
トムとジェリー史上最高の喧嘩!!
1943年に公開された作品であり、トムとジェリーで初めてアカデミー賞短編アニメーション部門を受賞した作品。
当時の時世により戦争プロパガンダ的要素があるが、トムとジェリーの中でも特に激しい戦いが繰り広げられる。
アニメーションとしての観点から見るとこの作品からレベルがぐんと上がった印象を受ける。
まさにトムとジェリーの方向性を決定づけたエピソードでもある。
中でもトムとジェリーによるダイナマイトの渡し合いのシーンはカートゥーン史に残る名シーンだと思う。
第2位 – 「星空の音楽界(Tom and Jerry in the Hollywood Bowl)」
オーケストラさながらの素晴らしいラストにみんな大爆笑!!
野外会場で行われたクラシックコンサート。
トムは指揮者を務めるはずだが、なぜかジェリーが代わりに指揮者を務めたいのでちょっかいを出して大喧嘩!!
しばらく2人は指揮者の座を争っていたが、途中でジェリーは演奏そのものを邪魔しようと他の演奏者がいる床に穴をあけて排除しようとする!
これだとコンサートは台無しになるがトムはまだあきらめない!!
トムはとんでもない行動に出た!!
また演奏する曲目がヨハン・シュトラウス2世の「こうもり序曲」というのもこのエピソードにマッチしててポイントが高い!
第1位 – 「失敗は成功のもと(Designs on Jerry)」
2次元と3次元を行き来するアニメーションの神業に驚嘆!!
ある日トムは最新のネズミ捕り装置の設計図を書く。
トムはその最新のネズミ捕り装置で大儲けする妄想にに浸りながら眠るが、設計図に書いてあったネズミの絵が紙から飛び出してジェリーのところに向かう。
ネズミの絵はジェリーを助けるために彼と共に設計図を消そうとしたのであった。
しかしそれを邪魔するやつが現れる。
それは設計図から出てきたネコの絵であった。
このエピソードでは絵であることを利用して様々なアクション・アイディアが湯水のように出てくる。
食べられないようにネコの口を消しゴムで消したり、ペンで新しい武器を作ったり、相手がインクで出来た存在だから水をかけて溶かしたり。
驚きの連続!!
アニメーションって面白い!!
そんな今更過ぎる感動を改めて感じさせる回!!
個人的に一番大好きな回!!
しかしこれに関してはまだパブリックドメインになっていない...パブリックドメインになるのを待つか、DVDを購入してほしい!
コメント