サウスパークの源流を紐解くかもしれない、トレイ・パーカーの大好きな映画10本を紹介!!
ネット上である記事を見つけた。
それはAWN(Animation World Network).Comというサイトの記事「On A Desert Island With….TV Visionaries」。
内容は当時(1997年9月1日)勢いのあるアニメーションクリエイターに「無人島に持っていきたい10本の映画・ビデオ」をリストアップさせるという企画であった。
この企画に『サウスパーク』の作者であるトレイ・パーカーとマット・ストーンが参加し、それぞれの「無人島に持っていきたい10本の映画・ビデオ」を発表した。
今回はトレイ・パーカーの「無人島に持っていきたい10本の映画・ビデオ」を全て簡単に紹介!!
次回別の記事でマット・ストーンの「無人島に持っていきたい10本の映画・ビデオ」を紹介しようと思う!
『クリスマス・ストーリー』(1983年)
ボブ・クラーク監督によるクリスマスコメディ映画!
日本ではほぼ無名だがアメリカでは数多くあるクリスマス映画の名作の中でも5本の指には入る名作として扱われることが多い!
この物語の主人公ラルフィ・パーカーが1940年の子供時代のクリスマスの思い出を語るという始まり。
ラルフィ・パーカーは当時9歳。
クリスマスプレゼントに何を頼むかもう決まっていた、それはエアガン!!
しかし母や担任の先生、デパートで働いているサンタクロースのコスプレをしたおじさんまで口を揃えて「目に当たったら危ないから、別のにしろ!」という。
そしてクリスマス当日。
ラルフィはたくさんのプレゼントをもらったが、やはりエアガンは入っていなかった...
しかし父のクリスマスプレゼントを開けてみると、そこには欲しかったエアガンが入っていた!!
大喜びのラルフィ。
しかし実際にエアガンで遊んだらとんでもない事件を巻き起こすことになった。
残念ながらこの映画の日本語版DVD・BDは販売されていない。
英語版でも欲しい方がいればAmazonで購入可能です!
興味のある方はぜひチェックしてください。
『モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン』(1979年)
『サウスパーク』があるのは『モンティ・パイソン』のおかげであるといっても過言でない。
トレイとマットは『モンティ・パイソン』が共通の趣味であったので出会うことが出来たのだ。
『モンティ・パイソン』は1960年代から70年代にかけて活躍したイギリスの天才コント集団。
彼らはテレビシリーズ『空飛ぶモンティ・パイソン』で人気を博し、続けて映画数本も大ヒットした。
彼らの製作した映画の中でも、最高傑作・史上最高の問題作という二つ名を持つ作品がある。
それは『モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン』。
この映画は公開当時すぐに公開停止になるほどの問題作。
理由は単純、「キリスト教をネタにしたから!」
でも実際の映画の内容ではイエス・キリストをバカにしてはいない。
宗教には必ずいる狂信者の行動や集団心理特有の衆愚の模様をネタにしている。
だからこそ宗教団体がキレているのだろう...
「サウスパーク」のファンは是非見てほしい!
サウスパークが影響を受けたであろうネタや笑いがたくさんある。
配信ではNetflix・Amazon Primeにて視聴可能!
またDVD・BDも販売中!!
DVD・BDの良い点は配信にはない豪華大御所声優陣の吹き替えが楽しめる。
山田康夫・納谷悟朗・古川登志夫・広川太一郎・飯塚昭三・青野武など超豪華声優陣の吹き替えが楽しめる!
『アウトロー』(1976年)
クリント・イーストウッド監督・主演の西部劇。
アメリカ建国200年記念として製作された西部劇。
恥ずかしいことに僕はまだ未視聴です...(視聴後はこの記事を追加編集します。)
しかし大変興味がある。
西部劇というジャンルはおおよそ50年代から60年代にかけて名作が作られている。
失礼ながら70年代以降は西部劇というジャンルそのものが下火になっている。
そのような状況にも関わらず、本作『アウトロー』は専門家たちからの評価が高い。
視聴後は絶対ブログに記事を書きたい。
現在Amazon Primeで配信中。
またDVD・BDも販売中!
興味のある方は是非見てください!
『悪い種子』(1956年)
公開が1956年の古い映画でもあるのに、今見ても怖い映画!
サイコパス映画の原点ともいえるかもしれない名作。
まだサイコパスなんて言葉が世の中に全く浸透していない時期の映画なのに、真正面でサイコパスの子供について描いた先進的な傑作!
あらすじは以下の通り。
8歳の女のローダ・ペンマークは豊かな家庭で育ち、成績優秀で礼儀の正しい非の打ちどころのない小学生だった。
しかしある日ローダの学校で遠足が行われたが、同じクラスの男子デイグルが遠足先で溺死した。
デイグルには体中に打撲跡があり、悲惨な死を遂げていたことが分かった。
ローダが遠足から帰ってきたあと、母クリスティーンは娘がショックを受けているかもと心配した。
しかしローダは全くショックを受けるどころか、「デイグルが死んだせいでお昼弁当を食べられなかったし、遠足も中止になった!」と不満を言うだけ。
デイグルの死など全く気にも止めていなかった。
母クリスティーンは娘に違和感を覚え始めた。
ローダには母も知りえない恐ろしい本性を隠していたのであった。
ローダの凶悪さや狡猾さはまさにカートマンのサイコっぷりを描くのに大変参考になるキャラクターだったと思う。
現在Amazon Primeで配信中!
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古い映画だからと言って侮れないホラー映画!
是非見てください!!
『スパイナル・タップ』(1984年)
『スタンド・バイ・ミー』や『ミザリー』・『最高の人生の見つけ方』など数々の名作を世に送ったロブ・ライナー監督のデビュー作!!
本作は架空のメタルバンド「スパイナル・タップ」のドキュメンタリーを描いた爆笑コメディ!
この映画の凄いところは一般人受けがいいことはもちろんのこと、メタリカやガンズ&ローゼス、レッド・ツェッペリン、オジーオズボーンなどの大物ミュージシャンたちがこの映画を絶賛したことだ。
作中にある大げさなロックバンドたちの出来事は誇張されたものではなく”リアル”であることを上記の彼らは証言していた!
専門家たちからの評価も高く、雑誌『エンパイア』が2008年に発表した「史上最高の映画500」に、この映画は48位にランクインした!!
現在はAmazon Primeにて配信中!!
またDVD・BDも販売中!!
6本目以降は次のページで紹介!!
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