Primus(プライマス) 入門編

USオルタナティブ
画像出典:Official Facebook Page for Primus
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驚異の変態超絶テクニック集団「Primus」!ユーモアあふれる音楽!

超絶技巧派テクニックを持つスリーピースバンド、Primus

しかし彼らは持ち前のテクニックを自慢げに見せびらかすような真似はしない!

彼らは狂気じみたダークなユーモア溢れる音楽を表現するために惜しみなく全技術を捧げている。

そんな彼らの音楽を紹介します。

メンバー

現メンバー(黄金期のラインナップ)は

レス・クレイプール

世界が誇る超変態技巧派ベーシスト

彼はスポークンワードのような歌い方をしながら、難しい高速スラップフレーズを弾いてしまう!(本人曰く歌いながらでないと弾きにくいらしい・・・)

ベースを始めてたのは彼が14歳のころ。

ファンクプログレッシブロック系のベーシストに影響を受けていた。

主に影響を受けたベーシストとして

  • ラリー・グラハム
  • ゲディ・リーRush
  • クリス・スクワイア(Yes)
  • トニー・レヴィン(King Crimson)
  • ロジャー・ウォーターズ(Pink Floyd)
  • ブーツィー・コリンズ(Funkadelic/P-Funk)

Metallicaのギタリストカーク・ハメットとは高校の同級生であり友人。

1986年にMetallicaの若くして亡くなった天才ベーシストのクリフ・バートンの後釜を探すオーディションにレスカーク・ハメットの勧めで参加。

しかしレス「ベースが上手すぎる」と言われてオーディションを落とされる

趣味は釣り

ローリングストーンズ誌が選ぶ「史上最高のベーシスト50選」にて36位にランクイン。

ラリー “レア” ラロンデ

ラリー “レア” ラロンデはベース・ドラムの存在感が圧倒的なバンドにいる中でも、負けじと存在感を示すギタリスト。

元々はメタルバンド出身のため速弾きやタッピング、スウィープもお手の物。

また少年時代は天才技巧派ギタリストジョー・サトリアーニからギターを教わっていた。

(彼の教え子はラリーの他にスティーヴ・ヴァイMetallicaカーク・ハメットなどがいる。)

趣味はスケートボード

ティム “ハーブ” アレキサンダー

ロック界隈でも群を抜くリズム感超絶テクニックをもつドラマー。

レスがライブでとてつもないアドリブフレーズをぶちかましてきても、ティムだから冷静に合わせることが出来る。

影響を受けたドラマーとして

  • ニール・パートRush
  • スチュワート・コープランドThe Police
  • ジョン・ボーナムLed Zeppelin
  • ビル・ブルフォード(Yes)

などを挙げている。

スピン誌が選ぶ「史上最も偉大なドラマー トップ100」にて13位にランクイン。

サウスパークのOP曲を担当!

また彼らは超過激社会風刺アニメ『サウスパーク』のOPを担当!

『サウスパーク』の作者であるトレイ・パーカーマット・ストーンは2人ともPrimus大ファン!

そのためトレイマットの二人が直接PrimusのメンバーにサウスパークのOPソングを制作依頼した。

Primusもこれを承諾し30秒ほどの楽曲「South Park Theme」を提供した。

下の写真はPrimusのメンバーと 『サウスパーク』 の作者トレイとマットの記念写真!

左から『サウスパーク』 の作者マット・ストーン、 ギタリストのラリー、ベーシストのレス『サウスパーク』 の作者トレイ・パーカー。

おすすめの曲

John the Fisherman

1stアルバム『Frizzle Fry 』(1990)収録曲。

Primusの初めにヒットした曲!

イントロのヘヴィーでリズミカルなバンドアンサンブルがたまらない!

Tommy the Cat

2ndアルバム『Sailing the Seas of Cheese 』(1991)収録曲。

Primusを初めて聴く方におすすめ

アップテンポな曲で複雑なベースのスラップフレーズが耳に残る!

変態的なベースプレイだが、ベースを弾くのって楽しそうって思えるプレイはレスの一番の魅力だと思う。

Mr. Krinkle

3rdアルバム『Pork Soda』(1993)収録曲。

バンドの中でもトップクラスの狂気的な曲。

ベーシストのレスはコントラバスで演奏しながら歌う。

聴き始めるとじわじわ現実世界から悪夢へと浸っていくような感覚になる。

PVも面白く、豚の被りものをしたレスがコントラバスを弾いている後ろで、サーカスの芸人やピエロ、歌舞伎役者?のパレードが繰り広げられている。

My Name Is Mud

3rdアルバム『Pork Soda』(1993)収録曲。

かなりスローテンポで比較的オーソドックスな狂気を楽しめる。

じっくりと聞かせるタイプの曲なので、落ち着いて狂気を堪能しよう!

USオルタナティブエアプレイ9位を記録した!

Wynona’s Big Brown Beaver

4thアルバム『Tales from the Punchbowl』(1995)収録曲。

アップテンポな曲で、歌というよりある男の物語を話しているという感じの歌い方をする。

これも初聴にはおすすめ!

PVは個人的にかなり気味が悪く、バンドメンバー全員が人形に扮して楽器を弾いたり、銃をぶっ放したり。見た目が本当に気味が悪い。

USオルタナティブエアプレイ12位を記録した!

Lacquer Head

6thアルバム『Antipop』(1999)収録曲。

バンド中ではかなりポップな曲。

プロデューサーがあのFred Durst(Limp Bizkitのボーカル)

曲の雰囲気もニューメタル風。

あと間奏に高速のベースソロスラップがさく裂!

初めて聴いたとき、「一体何が起こった?」と戸惑ってしまう。

おすすめアルバム

『Sailing the Seas of Cheese』(2ndアルバム/1991年)

メジャーデビュー1作目!

しかしコンセプトアルバムのため曲構成が少し難解。

しかし『Tommy the Cat』や『Jerry Was a Race Car Driver』など名曲が揃っているため聞いてほしい。

USビルボードチャートでは116位を記録!

『Pork Soda』(3rdアルバム/1993年)

メジャーデビュー2作目のアルバムでバンドの狂気的なユーモアが一番感じられるアルバム!

初めて聴くアルバムとしてはこれがおすすめ。

ポップとは程遠いアルバムにもかかわらず、USビルボードチャートでは7位を記録!

『Antipop』(6thアルバム/1999年)

タイトルに反してバンドの中で一番ポップなアルバム。

彼らのユーモアセンスらしいタイトルだ。

初聴きにおすすめ。

このアルバムでは豪華ゲストが多数参加!

  • Tom Morello(Rage Against the Machineのギタリスト)
  • James Hetfield(Metallicaのボーカル・ギタリスト)
  • Jim Martin(Faith No Moreのギタリスト)
  • Tom Waits
  • Stewart Copeland(The Policeのドラマー)
  • Fred Durst(Limp Bizkitのボーカル)
  • Martina Topley-Bird

外部リンク

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