映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』最高の映像技術で堪能できる海洋世界に注目!!

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画像出典:Avatar HOME | Facebook
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天にまで届きそうなハードルともいえる前作を上回った驚異の映像体験!!

「これから先、これ以上の映像が作れるのか?!」

と思わせる映画に人生で何度か出会ったことがある。

今回紹介する映画の前作にあたる『アバター』を2009年当時見たときもそう思った。

さらに『アバター』ほどの傑作を生み出してもなお、さらにこの続編を作ろうとするジェームズ・キャメロン監督の姿勢は驚くべきものだと思う。

『アバター』の興行収入は約30億ドルともいわれており、歴代映画の興行収入ランキングの1位に君臨している。

さらに当時の基準を優に上回る映像技術が評価されアカデミー賞では美術部門・撮影部門・視覚効果部門で受賞している。

普通の映画監督ならこの作品の続編を作らないだろう...なぜならハードルが高すぎるから。

しかしジェームズ・キャメロン監督は違う...この前作を上回る続編を作ったのだから

それでは紹介していきます!

あらすじ

前作の概要を少し説明...

遠い未来の地球は資源枯渇を危惧し宇宙で資源のある星を探していたところ、希少な資源がたくさんある星パンドラを発見する。

しかしパンドラに住むナヴィ族は地球人が資源を取ろうとするのを許さなかった。

そこで主人公であり海兵隊員のジェイク・サリーは未開の星パンドラでナヴィ族と接触するため、アバターという技術を使ってナヴィ族の姿に変身してパンドラに潜入。

しかしナヴィ族の女性ネイティリと出会ったことで、ジェイクはナヴィ族として生きることを決めて人間たちと戦い勝利。

その後平穏な生活を送り、ネイティリとの子供も生まれた...


前作の戦いから十年以上が経過したあと...地球は滅亡の危機に瀕していたため人間たちは強硬手段にでてパンドラを侵略しようとする。

はじめはジェイクネイティリとその子供たちは侵略者たちに武力で応戦するが、人間たちの標的がジェイクのみだと判明。

ジェイクは集落の仲間に迷惑をかけまいと家族を引き連れて、別の土地へと旅をする。

ジェイク一家は未知なる“海の部族”のもとへ身を寄せることになるが、また人間たちの脅威に晒されることになる...

見どころ

神秘的すぎる海の映像とその生物たち!

公式YouTube宣伝では人類史上最高の映像体験と謳われているが、その言葉に偽りがなかった。

前作は森を舞台にしていたが、今回は海!!

ジェームズ・キャメロン監督自身は過去に『アビス』『タイタニック』など海に関する映画を撮っていた経験があるからか、前作より映像の造詣が深くなっている。

CG映像技術やアニメ制作において水の表現は非常に難しいと言われているのだが、この作品の水の表現は異常に細かい!

特に注目してほしいのは水しぶきの細かさを何十段階にも分けて使い分けているところ。

本作ではスキムウィングダイアホースマウンテン・バンシーといった海上・海中を素早く動く水棲生物にまたがって移動するのだが、そのスピード感を表現するのに水しぶきのきめ細かさを何十段階に分けて表現していたのだ。

またトゥルクンというクジラのような生き物が動くたびに出てくる水しぶきや水流の動きはその生物の重量感やダイナミクスを視聴者にわかりやすく伝えてくれている。

とにかく水の表現に注目してほしい。

メカの描写・デザインも凄い!!

先ほど水の表現の話ばかりしていたが、もちろん人間側が扱うメカの描写も格段に凄い!!

注目してほしいのはトゥルクンというクジラのような巨大生物を捕獲するシーン。

トゥルクンはクジラのようなデカさとパワーに加えて、かなりのスピードを持つため捕獲は至難の業...

しかし人間たちはハイテクと原始的作戦をハイブリットしたかのような技術・作戦を駆使してトゥルクンを捕獲しようとする。

これは劇場で確かめてほしい・・・

テーマは家族愛?

本作ではジェイクネイティリとその子供たちとの家族関係にも焦点が当てられている。

ジェイクは人間であったころの価値観で家族を守ろうとする一方で、ネイティリはナヴィ族としての価値観で家族を守ろうとする意見の衝突が度々入る。

また家族という関係性ゆえの強さと弱さ、両方を描いている。

しかしそれはジェイクの家族だけの話ではない、敵側にもそれはたしかに存在していた。

主人公側、敵側の両方で「家族」という関係性の強さや弱さを描いていたため、この家族と言うのは今回の重要なテーマだと感じられた。

この作品はただの映像の綺麗なだけの映画ではないことを断言したい!

是非映画館で見てほしい!!

外部リンク

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