まだまだいます!『サウスパーク』の過激キャラのモデルたち!?
僕が愛してやまない海外アニメ『サウスパーク』
サウスパークには常識外れにぶっ飛んだ魅力的なキャラクターが数えきれないくらい登場する!
でもそんなキャラクターたちの大体は元ネタ・モデルがいることって皆さん知っていますか?
前回は主役やレギュラーキャラ達の元ネタ・モデルを紹介したので、今回は結構マイナーなキャラの元ネタ・モデルを紹介します!
最近出ていないキャラクターばかりになるのでご容赦ください!
マッケイ先生
「ンケーイ」でおなじみのカウンセラー、マッケイ先生。
学校では生徒たちにドラッグやタバコ、アルコールの危険性について教えている。
彼のモデルとなったのは、作者トレイ・パーカーの中学時代のカウンセラーであるスタン・ラッキー(Stan Lackey)という先生。
トレイはよくラッキー先生から「Trey, quit fooling around and get back to your schoolwork, m’kay(トレイ、バカなことはやめて勉強しなさい!ンケーイ!)」と言われていたそうだ。(サウスパークDVD-season1参照)
Mr.ハンキー
Mr.ハンキーはクリスマスイブの日に食物繊維をよくとる子供の前に現れるクリスマスの妖精でありウンチの妖精。
下水道のウンチを自由自在に操るという魔法を持っている。
シーズン1から出ているキャラであるが、シーズン22でサウスパークから永久追放された悲しきキャラ。
Mr.ハンキーのモデルはなんとトレイとお父さんランディ・パーカーの作り話!
Real life Randy Marsh (Randy Parker, Trey’s dad)
ランディ・パーカーは名前の通り、サウスパークの人気親父ランディ・マーシュのモデル。
トレイ・パーカーは3~4歳のときになぜかトイレでウンコを流すことを嫌がっていた。
そのとき父ランディはトイレトレーニングの一環である作り話をする。
それがMr.ハンキーであった!
ランディは息子のトレイに「もしウンコを流さないと、そのウンコはMr.ハンキーとなって動き出してお前を殺しに行く!」と脅したそうだ。
この作り話からトレイはMr.ハンキーを作ったそうだ!
ピップ
ピップは初期サウスパークを支えたいじられキャラ。
イギリス出身の男の子で礼儀が正しいが、生徒からも先生からもいじめられる。
しかしバターズにいじられ役を奪われて以来出番が全くない・・・
ピップのモデルになったのは、世界的文豪チャールズ・ディケンズの名作『大いなる遺産』の主人公ピップ。
『大いなる遺産』の主人公ピップはサウスパークの方と同様に孤児である。
またS04E14『名作劇場大いなるピップ』というあからさまなパロディ回がある。
ドッグ・プー
誰?
って思うかもしれない人がいるかもしれないが、とんでもない!!
ドッグ・プーは第一話から背景にいるキャラクター。
かなりのベテランキャラ!!
シーズン1からシーズン24まで背景キャラとして出ずっぱりであったが、ほとんどしゃべらない!!
ドッグ・プーの元ネタは『ザ・ピーナッツ』のピッグ・ペン。
ピッグ・ペンはスヌーピーが出ていることで有名なアメリカの漫画『ザ・ピーナッツ』のキャラクター。
彼はホコリ(埃)を引きつける不思議な力を持つ、誇り高き少年。
メフィスト博士
メフィスト博士は初期サウスパークによく参加していたマッドサイエンティスト。
サウスパーク郊外のいかにも怪しい研究所で主に遺伝子関係の研究をしている。
遺伝子工学を用いて様々な変わった生物を作り出している。(大体は既存の動物の尻を増やしているだけ)
彼のモデルは映画『D.N.A./ドクターモローの島』に出てきたモロー博士。
モロー博士はあのマーロン・ブランドが演じているため、メフィスト博士も劇中ではマーロン・ブランドに似ている大人たちが集まる組織『North America Marlon Brando Looks Alike(通称:NAMBLA)』に所属している。
トァン・ルー・キム(チンポー軒のオーナー)
サウスパークに住む中華料理屋”チンポー軒”のオーナーであるトァン・ルー・キム。
シーズン初期ではただの中国人でしかなかったが、シーズン15で彼の驚くべき正体が判明し視聴者を驚かせた。
トァン・ルー・キムのモデルは作者トレイ&マットが利用していたアジア料理屋の店員。
トレイ曰く彼の特徴的な英語がツボにはまってしまい、映画『オーガズモ』のサウンドミキシング中に意味なく彼のいる店に出前の電話をかけていたという。
カイル・シュワルツ
カイル・シュワルツはカイル・ブロフロスキーの従弟、コネチカットに住んでいる。
典型的なユダヤ人的性格のためユダヤ人であるカイルでさえ彼を嫌っている。
夢は投資家になること。
彼のモデルは2つあると言われている。
見た目に関してはウッディ・アレン。
コメディアンでありハリウッドを代表する映画監督兼脚本家。
もう一つ、声のモデルは映画『お熱いのがお好き』の登場人物トニー・カーティス。
彼の特徴的な喋りをモチーフにしたのではないかと言われている。
アドラー先生
サウスパーク小学校の技術の先生。
婚約者との死別したことで人生に絶望し、一時期自殺を図ろうとしていた。
しかしケニーのおかげであの世にいる婚約者と話すことが出来たのち自殺を思いとどめる!
彼のモデルは作者マット・ストーンが昔教わっていた技術の先生!
モデルとなった先生の本名はアドラーではない。
なぜならマット・ストーンが先生に「本名を使っていいか?」と許可を取ろうとしたところ、普通に断られたからだそうだ。
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