久しぶりにおちょくられた有名人たちを紹介!!
『サウスパーク』は過激さを表す得意芸!
それは俳優・ミュージシャン等の有名人たちを無許可でバカにしたりこき下ろしたり、中には作中で惨殺してしまうこと!
この得意芸によって『サウスパーク』は良識のある?大人たちから批判されたり、訴訟をほのめかされたり、中には殺害予告されたりすることがある。
今回は第7弾!!
シーズン15~16でバカにされた人たちを特集!!
第1弾~6弾も投稿しているので是非見てください!
シーズン15
スティーブ・ジョブズ
言わずと知れたAppleの共同創業者の一人であり、iPhoneやiPadを世に送った世界的な大物実業家。
そんな彼もサウスパークでいじられることになるとは...
彼が出てきたのはS15E01「ムカデ人間パッド」にて登場。
カイルがiPadを使って遊んでいると複数の大人に拉致されてしまう。
それはカイルがiPadの更新を行う際の更新規約の中に「この規約に同意するとムカデ人間に改造されてしまう」という規約を見落として同意していたからだ。
(※ちなみにカイルの友達のスタンやバターズはあの長ったらしい規約を毎回丁寧に見ていたため回避できたらしい。)
カイルはAppleの本社に連れていかれて、スティーブ・ジョブズによってカイル同様に規約を読まずに同意した日本人の男性と白人の女性とともにムカデ人間に改造される!
これは当時話題になったホラー映画「ムカデ人間」のパロディなので、映画を見ればさらに楽しめるが...
あまり人には勧めたくない映画なので、見るなら自己責任でお願いします。
Rush
このブログでも紹介したことがあるカナダの大御所バンド、Rush。
メンバー全員の卓越した演奏技術で世界的に有名であるのに、日本でのみあまり知られていないバンドでもある。
S15E03『Royal Pudding』にて登場!
カナダで王室の結婚式でプリンセスが誰かに誘拐される。
この事件でカナダ国民全員が失望し、暗いムードに包まれる。
さらにRushはライブ中でも関わらず泣いてしまい、メンバーのゲディ・リーは屁をこくし、アレックス・ライフソンは拳銃自殺している!
めちゃくちゃだ!
でもRushとサウスパークの作者たちは仲が悪いのかと言えば一概にそうとは言えない。
なぜならこのエピソード(2011年公開)が公開される前の2008年にRushとサウスパークはコラボしている。
Rush(ラッシュ)のライブツアー『2008’s Snakes & Arrows Live』のオープニング。
ステージ上の大画面に楽器を持った”スタン”・”カイル”・”カートマン”・”ケニー”が映し出される。
サウスパークの主人公4人組はRush(ラッシュ)の名曲『Tom Sawyer』を演奏するという演出があった。
仲が良いうえでのジョークかもしれない・・・
Slash
Gun’ and Rosesのギタリストであり、ローリング・ストーン誌選定「歴史上最も偉大な100人のギタリスト」にて第65位に選ばれている。
また一時期は世界で最も忙しいギタリストともいわれており、あらゆる多くのプロジェクトに参加していた。
サウスパークでは彼のそんな多忙ぶりがいじられていた。
S15E05「クラックベイビー選手協会」にて登場。(このエピソードはここでも紹介出来ないくらい胸糞悪い内容・・・)
カートマンがとあるイベントでSlashを呼ぼうとするが、誰もSlashを見つけられないし連絡も取れないという。
するとカートマンが「Slashが見つからないわけない!金さえ払えばどこにでも出てくるだろう!?俺が8歳の誕生日の時も来てたんだぞ!」と叫ぶ。
そしてカートマンはテレビの生放送でとあるショッピングモールでSlashが演奏しているのを発見し、部下のクレイグに出演交渉するよう出向かせた。
だがクレイグがショッピングモールに出向いた頃にはもうSlashはおらず、今はモスクワでSlashが営業をしているという情報を掴む。
最終的にクレイグは郵便局にいってSlashの住所を知ろうとするが、郵便局員は「本当はSlashなんて存在しない!世界中のあちこちで同じ時間に演奏するなんて不可能だろ?」と衝撃の発言をする。
実はSlashはサンタクロースと同じで色んな大人たちがSlashの格好に変装しギターを弾いているだけだという。
このエピソードを視聴したSlash本人は自身のTwitterアカウントにて「I’m not……real? : ((俺は・・・存在しないのか?)」とツイートした。
マイケル・ムーア
社会派ドキュメンタリー映画監督として有名なマイケル・ムーア。
彼は一度トレイとマットが製作した映画『チーム★アメリカ/ワールドポリス』でも弄られていたが、再び弄られる羽目に・・・
S15E12「1パーセント」にて登場。
この話はサウスパーク小学校の体力テストの結果がアメリカで一番最低であったため、全生徒が体育の補修を受けさせられる。
しかし体力テストの平均を著しく下げていたのはカートマン一人であり、そのカートマン本人が真面目に体育の授業を受けないことに全員がキレるという話。
つまり1%(カートマン)と99%(それ以外の生徒)の戦いである。
99%側にいるバターズとジミーが教育委員会に抗議を開始し、誰もいないレストラン「レッドロビン」を占拠する。
そしてこの騒ぎに駆けつけてきたのがマイケル・ムーア!
マイケル・ムーアは早速撮影隊を引き連れて拡声器を用いてバターズとジミーの気持ちを焚きつけようとする。
サウスパークにしてはまだぬるい扱いだ。
なぜなら『チーム★アメリカ/ワールドポリス』ではマイケル・ムーアを爆破した挙句、彼を「偽善デブ」と罵ったからだ。
ナタリー・ポートマン
ご存じ超有名なハリウッド女優!
「レオン」(1994年)のマルチダ役で一躍有名になり、子役の時から現在に至るまで第一線で活躍し続ける大女優!
S15E13「ヒストリーチャンネルの感謝祭」にて登場。
主人公たちのスタン、カイル、カートマン、ケニーが学校の宿題で「感謝祭」についてのレポートをカートマンの家で書いていたが、その時テレビのヒストリーチャンネルにて感謝祭の特集が放送されていた。
その番組によると感謝祭の起源には宇宙人が関係していると力説していた。
宿題が面倒くさいスタンたちはこの番組の内容をレポートにして提出。(唯一カイルだけが反対!)
そしてこのバカらしい仮説...なんと事実であった!!
なんとピルグリム(※17世紀にアメリカ大陸に渡った清教徒たちのこと)にそっくりの格好をした宇宙人が地球に降り立ち、偶然近くでトラックを運転していたナタリー・ポートマンに遭遇!!
カンの良い方はわかるかもしれないが、これはマーベル映画「マイティ・ソー」のパロディである。
実際ナタリー・ポートマンは映画「マイティ・ソー」のヒロイン”ジェーン・フォスター”役で出演しており、このエピソード同様に地球に追放されたソーを世話している。
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