第7位~第4位
第7位『キケンなニンジャごっこ』(S08E01)
日本アニメのパロディの完成度が高すぎるあまり皆が口揃えて神回と称えたエピソード!!
サウスパークでフリーマーケットのようなものが開催されたので早速見に行った主人公たち4人。
そのなかで手裏剣やヌンチャク、刀などが売っている店を発見し大興奮の主人公たち4人。
本来大人の許可がないと買えない商品だが4人は「小さいときに全員両親を亡くした」と嘘をついて武器を購入!!
忍者ごっこと称して武器で遊んでいる4人はたちまち日本のアニメ風の絵柄に大変身!!(元ネタはストリートファイターだと言われている。)
その絵柄のままクラスメイトの家を練り歩き自慢しまくる。
そしてバターズがいきなり悪役として忍者ごっこに参加!
最初は仲良く遊んでいたがケニーが投げた手裏剣がバターズの目に刺さるという大惨事を引き起こす!
しかし4人は一人もバターズに心配をせず、「親に内緒で武器を買ったことがバレたら怒られる」ことしか考えていなかった。
スタン・カイル・カートマン・ケニーはこの危機をどう乗り越えるか!?
この回はとりあえず日本アニメのパロディが凄まじい!!
絵柄や演出、謎アニソンの再現や予告編など終始ニヤニヤしてみてしまう!!
しかしストーリーだけに焦点を当てると4人のクズっぷりに驚かされる...
誰もが神回だと認めるエピソードだが7位に収まってしまった...申し訳ない!
第6位『お下劣ですが何か?』(S11E08)
悪ふざけのためだけにトゥレット症候群を詐病したカートマンとそれを許さないカイルの激熱バトル!!
おもちゃ屋にいたカートマンは汚い言葉を絶叫している少年トーマスに出会う。
少年トーマスはトゥレット症候群という意図せず汚い言葉を言ってしまう病気であり、そのことを知ったカートマンは最悪の閃きをする。
「俺もトゥレット症候群だと診断されて、合法的にみんなに悪口を言いまくろう!!」と...
なんとカートマンは親と医師を説得しトゥレット症候群の診断受ける。
学校でウキウキしながら汚い言葉を吐き続けるカートマンをみたカイルは「あいつは嘘だ」と速攻で見破る。
嘘が絶対バレたくないカートマン、嘘をばらそうとするカイル。
この勝負の結末は!?
念のために言うと、このエピソードはトゥレット症候群をバカにしたように見える描写があるが全体を通して見るとそんなことは一切ない。
なかでもトゥレット症候群の少年トーマスは病気のせいで両親の仲が悪くなって離婚し、それでも母が自分を支えてくれているが母が孤独であること感じるのが心苦しいと告白する場面もある...
むしろ詐病してどんどん自分の首を絞めていくカートマンを面白おかしく描いていいる。
またとにかくオチがサウスパークで1,2位を争うレベルでキレイで洒落ているので是非見てほしい!!
第5位『ケツさく! アナから宇宙放送?』(S07E01)
地球は宇宙人向けテレビ番組のために作られた!?サウスパークの中でも特にスケールの大きいブラックSFコメディ!
冒頭で主人公たちスタン・カイル・カートマン・ケニーはサウスパーク第1話と全く同じ行動をするのだが、スタンは「おかしいな。これ前にもやってない!」と発言。
そして全員が異変に気付く。
その後シェフの力を借りてループしている原因を探るのだが、スタン・カイル・カートマン・ケニーは宇宙人たちにさらわれて巨大宇宙船に乗せられる。
さらわれた4人は目覚めると宇宙人に驚愕の事実を知らされる。
なんと地球は宇宙人がリアリティ番組のために作った巨大なセットに過ぎず、番組を盛り上げるために色んな惑星から様々な人種や生物連れ去り投入したことを告げる。
だが地球に残ったシェフと友人の科学者がその驚愕の事実に気づき学会で発表してしまった。
これに対して宇宙人は「地球人にテレビ番組と気づかれたらやらせになる」という理由で、宇宙のテレビ局は番組の打ち切りを発表し地球を破壊すると発表!!
スタンたちは何とかして地球を救うために番組の継続を訴える!!
スケールの大きさとそれをコメディに落とし込む発想に脱帽してしまうエピソード。
また宇宙人たちは人間の争いや戦争・環境破壊などのイベントを面白がっていたそうなので、スタンは地球を救おうと「もう少し長い目で見てもらえればもっと悲惨な状況になるはずなんだ!」と説得する。
この皮肉のスケールの大きさも大好きだ。
なぜ人類は長年同じような理由で何度も争いあうのか?
それは宇宙人が地球の権力者に番組を盛り上げるように命令されてやっているのかも?、なんてジョークを考えてしまいそうになるエピソード。
第4位『頑張れ!?リトル・リーグ』(S09E05)
サウスパークの中で特に愛されているバカ、ランディが輝くスーパーバカエピソード!!
サウスパーク小学校の男子たちは本当はゲームがしたいのに、親たちに無理やり野球の試合出されてうんざりしていた。
特にスタンは父ランディが他の観客に喧嘩を売り乱闘騒ぎを起こすので特にうんざりしている。
野球が嫌いだが皆野球がうまいためどうしても試合に勝ってしまう。
しかし試合に勝てば勝つほど、次の試合へと勝ち進んで行くためゲームが出来ない。
子どもたちはどうにかして真剣にやっているフリをしながら負けられるように努力する。
一方ランディはなぜか喧嘩に勝つことだけが目的になっていた・・・
しかし決勝戦の相手のチームの親には「バットダッド」という喧嘩最強の親父がいた。
果たしてランディは「バットダッド」に勝てるのだろうか?!
これは完全なる映画『ロッキー』のパロディ回。
作者の一人マット・ストーンが大のロッキー好きであるため力の入れ具合も凄い。
野球の試合に負けたい子供たちと喧嘩したいだけのランディのエピソードが同時に進行する。
一見何も関係のない話が進行しているように思えるが、ラストでこの2つが混じりあって感動のフィナーレ?を迎える。
正直ランディが出てくる回はどれも面白い。
でもストーリー構成が一番きれいで巧みなランディのエピソードと言えばこの『頑張れ!?リトル・リーグ』(S09E05)ではなかろうか...
是非見てほしい!!
次のページではベスト3を発表!!
コメント
また見返したくなりました!douche bagの回は小学校とかで子供と教師に見せつけてやりたい1品ですね。下品だけど。ww
コメントいただきありがとうございます。
douche bagの回はたしかに選挙の意味を小学生にもわかるレベルで端的に伝えているエピソードですよね!
まあ血と排泄物の描写さえ省けば見せれそう...8割省かれることになりますが。