『サウスパーク』心を救う名言・名セリフ集(5)

SouthPark カートゥーン
画像出典:South Park - HOME | Facebook
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久々のシリーズ!みんなを前向きにさせる『サウスパーク』の名言・名セリフを特集 第5弾!

『サウスパーク』は過激な作風が有名だが、注目するのはそこじゃない!

視聴者の心に刺さるような名言がたくさんある!

前日投稿した

が好評だったのと、まだまだ良い名言・名セリフがあるので第5弾を発表!

『サウスパーク』心を救う名言・名セリフ集(1)
『サウスパーク』心を救う名言・名セリフ集(2)
『サウスパーク』心を救う名言・名セリフ集(3)
『サウスパーク』心を救う名言・名セリフ集(4)

今回は大人たちからの名言が多いかも?!

為になるものや、皮肉たっぷりなもの、本当に前向きになる言葉まで盛りだくさん!!

是非読んでください!

(※英語版しかないエピソードのセリフは僕が和訳しているため、原語とはニュアンスに違いがある可能性あり)

アホな生徒カートマンの答えに呆れ、ギャリソン先生が捨て台詞のように吐いた辛辣な名言

S01E09『大食いカートマンと腹ぺこマーヴィン』より。

もうすぐ感謝祭のシーズン。

ギャリソン先生は生徒たちに「感謝祭も近いので、缶詰ボランティアをしたいと思います。皆さん缶詰ボランティアについて知っていますか?」と聞いていた。

するとカートマンは「出てこない赤ん坊を母親のアソコから取り出すことですね?」と答えた。

すかさずギャリソン先生は「それは帝王切開でしょ?」と返す。

そのあとギャリソン先生は全生徒に向かってこう言った。

愚かな答えなどありません。

答えた人が愚かなのです。

ギャリソン先生/S01E09『大食いカートマンと腹ぺこマーヴィン』

『罪を憎んで人を憎まず』という言葉の真逆の発想!!

”愚かなこと”なんてものははじめはなく、愚かな人がしたことを他人が ”愚かなこと” と名付けたというなんだか哲学的な名言だ。

恋人との悲しい死別により自殺を考えていた技術担当のアドラー先生、だがケニーを介して霊界にいる恋人と話して自殺を止める!

S03E04『ガキンコ・ファイト・クラブ』 より。

サウスパーク小学校の技術の担当、アドラー先生

アドラー先生は恋人を飛行機事故で亡くしており、恋人にさよならを伝えられなかったことをずっと悔やんで苦しんでいた。

そしてついにアドラー先生は技術室で自殺を図ろうとする。

しかし先にケニーが技術室で事故を起こし死亡!

アドラー先生はケニーを心配して駆け寄ったが、なぜかケニーの顔が霊界に繋がっており、そこには死んだはずの恋人がいた。

恋人は「私のことを忘れて前に進んで!」とアドラー先生を説得するが、先生は「そんなことは出来ない!だってさよならを言えなかったから」と叫ぶ。

すると恋人は微笑んで「それなら今さよならを言ったら?」いうと、アドラー先生は恐る恐る「さよなら」という。

恋人はその後こんな名言を残す。

気が晴れた?

晴れるわけないわ。

さよならを言うことに意味なんてないもの。

大切なのは一緒に過ごした時間、別れ方じゃないの。

愛しているわ。

アドラー先生の恋人/S03E04『ガキンコ・ファイト・クラブ』

今ブログを読んでいる方の中にも、人間関係で自分にとって納得のいかない最後を経験した人がいるかもしれない。

そんな時はこの名言を思い出してほしい。

その人との思い出が一番大切であることがわかるかもしれません。

ちなみに恋人役(実写)を演じたのは、サウスパークの女性プロデューサー、パム・ブラディ

ずっと自分が差別されているとムキになっていた黒人のシェフが子供たちのおかげである真実に気づいたときの名言

S04E07『恋のためらい ウェンディとカートマン』より。

サウスパークではある論争が勃発していた。

それは町の象徴である旗を変えるべきかそうでないかの問題。

黒人のシェフは「あの旗は黒人差別を象徴している」と主張し、旗を変える派である。

反対に貧乏白人のジンボは「あの旗は伝統だから変える必要がない」と主張し、旗を変ない派。

そして問題の旗の画像はこちら↓

さすがにまず過ぎる!!!

しかし汚い大人たち(サウスパークの市長)はこの問題を子供たちに丸投げ!!

子供たちがこの旗に関するディベートを行い、その結果を参考に旗のデザインの変更を決めるというもの。

だがシェフと仲が良い主人公たちスタンカイルはなんと”旗を変えない派”であった!

シェフは裏切られたと憤慨してスタンたちとは口を利かなくなった。

そしてディベート当日。

”旗を変えない派”のスタンとカイルは「僕らが旗を変えるべきでないと思う理由は、人殺しが昔からあるからです。動物だって殺します。殺さない動物はバカばっかりです。だから人殺しは恥ずべきことじゃありません。以上。」と主張。

これを聴いてまたシェフが怒って「論点がズレてるぞ!そもそもあの旗は寄ってたかって白人が黒人を殺している絵じゃないか?」と反論!

しかしカイルは「あー、そういう風には見てなかったよ。でも肌が違ってもみんな同じ人間じゃん。」と緩く答えた。

シェフはまだ怒ろうとしたが「こどもたちが旗の中にある黒人を黒人としてみてなかった」ことに気づいて、次のような名言を残した。

俺はこんないい話を聞いたのは生まれて初めてだよ。

わからないか?

俺はずっと子供たちが差別主義者になってしまったと思ったけど、本当はまるっきり逆だった。

こいつらの中には元々黒人と白人の区別さえなかったんだ。

こいつらが旗の中で見ていたのはただの5人の人間だ。

悪かったな、お前ら。俺はずっと誤解していた。

俺はまだ旗のデザインを変えるべきだと思うが、危ないところで俺も逆の意味での差別主義者になるところだった。

シェフ/S04E07『恋のためらい ウェンディとカートマン』

そしてこのあとシェフはジンボとも和解。

ついには旗のデザインが変更されることになった!!

変更後のデザインがこちら!

ほとんど変わってない!!

ニュース番組が視聴率目当てで低俗化することに対し、ジミーが正論を吐く!

S08E11『視聴率はコワイ!』 より。

ジミー・ヴァルマーは主人公スタンたちと同じクラスの男子。

筋ジストロフィーによりうまく歩くことが出来ないため、特殊な杖を使いながら歩いている。

ある日「視聴率の重要性」を学ぶ課外授業でスタン・カイル・カートマン・バターズ・トークン・ジミーが協力してニュース番組を制作し放送していた。

しかし視聴率は最低...

彼らとは対照的にクレイグが作る動物番組は高視聴率を記録した!

課外授業の担当教師がジミーたちに「クレイグの番組の視聴率を超えないと、単位をあげない!」といった!

スタン・カイル・カートマンは視聴率を上げるために番組の路線を変更!

しかしその路線はフェイクニュースだらけの低俗化であり、ジミーはこの路線を厳しく批判する。

この番組の方向性は良くないよ、みんな。

学校の質を悪くしている。

こんなのはニュースじゃない、バカな視聴率狙いでしょ?!

僕たちにはジャーナリズム的責任があるのが事実だ!

どういうことかわかる?

僕たちはクレイグのバカな番組につられてくだらないものを作ろうとしている。

ニュースを始める前にみんなが言っていたことを覚えている。

僕たちの信念は何があっても揺るがないって、でもその信念すらいまはない。

まともなニュースが出来ないなら、ニュース番組のどこがいい?

ジミー/S08E11『視聴率はコワイ!』

正直今の日本にも突き刺さる名言だと思う。

ジミーのこのセリフに対してスタンは「もうすでにみんな馬鹿だから、低俗化しても問題ない」と言い、カイルは「みんなにニュースに対して興味を持たさせてあげるだけ」と反論した。

ここで言えるのは国民がバカになればなるほどメディアのレベルが下がることだ。

だからこそみんなはニュースを厳しく見ていく必要があると思う。

新学年になるのが嫌すぎる生徒たちはタイムスリップを試みるが、新担任のチョクソンディック先生が真剣に説教!!

S03E11『バック・トゥ・ザ・3年生』 より。

サウスパークの主人公たち、スタンカイル、カートマン、ケニーも4年生に進級!

しかし4年生はあまり良いものではなかった...

勉強も難しくなるし、新しい担任のチョクソンディック先生も厳しい。

主人公たちはもう一度3年生になりたいと考えて、タイムスリップ計画を立てる!

主人公たちは学校の近所に住むトレッキー(※『スタートレック』のオタク)2人にタイムマシンを作らせる。

いざタイムスリップをしようとするとき、チョクソンディック先生が生徒のことを思って次のように叱った!

皆さんよく聞いて。

なぜ過去に戻りたいの?

人生後戻りはできないわ、前に進むだけ!

生きていれば過去を懐かしむことはあるだろうけど、戻って楽しいかしら?

同じことを繰り返したいの?

楽しいのは新しいものに出会うからでしょう?

新しいものへの挑戦よ。

ゲームだってどんどん難しくなるから楽しいの、人生も一緒よ。

わかるかしら?

チョクソンディック先生 /S03E11『バック・トゥ・ザ・3年生』

辛いことが多くて過去のことばかり考えてしまうことなんて誰にだってあるだろう。

しかしよく考えてほしい。

昔の楽しかった思い出というのは、初めての体験であり新鮮だったからこそ楽しいと感じたのではないのか?

今からそれと同じ体験をしても当時と同じように喜べるのだろうか?

おそらく同じ気持ちでは楽しめないだろう。

だからこそ今がつまらなくても、新しいものを求めて前に進めば過去に体験したことのない楽しさを見つけられるかもしれない。

みんな知らないところに足を踏み入れて、楽しさや幸せを見つけるのだ。

今回はここでおしまい!!

次回もよろしく!

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