王道のフリした邪道展開!!『悪魔のいけにえ』リブート作品の新境地とは?
ホラー映画の金字塔、『悪魔のいけにえ』(1974年)!!
起源にして頂点。
その名作は40年にわたって続編が製作され続けている。
今回紹介するのは2013年に公開されたリブート作品『飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲』(2013年)
- 『悪魔のいけにえ2』(1986年)
- 『悪魔のいけにえ3 レザーフェイス逆襲』(1990年)
- 『悪魔のいけにえ レジェンド・オブ・レザーフェイス』(1995年)
第一作目以降の続編を全てなかったことにして製作された映画だ!!
果たしてどんな作品なのか?
「いつもどおり若者がテキサスの田舎に行ってレザーフェイスに襲われて終わりでしょ」って思ったが全く違った。
良い意味で裏切られた。
あらすじ
ソーヤー家はテキサスの田舎に住んでおり、人を殺し人肉を食らう狂気のファミリー。
ファミリーの中でもレザーフェイスは巨漢でチェーンソーを振り回し追いかけてくるかなりクレイジーな殺人鬼。
第一作目のラストでソーヤー家から何とか逃げ出したサリーの証言により、ソーヤー家の悪事・蛮行が明るみに出てしまった。
ソーヤー家の屋敷は警察や保安官たちに包囲された。
しかしそこに突然現れた自警団が警察の命令を無視して、ソーヤー家を銃殺し屋敷を燃やしてしまった!
だがソーヤー家唯一の生き残りの赤ん坊”ヘザー”は自警団の一員であった夫婦に引き取られた。
そして20年後...
成人になったヘザーの元に祖母が亡くなったとの知らせが届く。
ヘザーはその手紙により自分の両親が本当の親でないことを知り、祖母が生前住んでいたとされる洋館に友人たちとともに向かう。
しかし洋館には死んだはずのレザーフェイスが潜んでいた!
見どころ
今までにない展開!?
この『悪魔のいけにえ』シリーズは毎回パターンが一緒である。
若者が田舎に行き、なんだかんだソーヤー家の屋敷に行き、襲われる。
全てこのパターン。
上記のあらすじを読んだ方は、「今回紹介する映画も一緒じゃん!」と思っているだろう?
ところがどっこい後半の展開は予想外!
ネタバレを避けるように言えば、主人公”ヘザー”は元々ソーヤー家の娘であり、敵はソーヤー家だけではなかった!!
今回のテーマは「逆襲」
はたして誰が誰に対しての逆襲なのか?
あなたの目で確かめてほしい!!
レザーフェイス in 遊園地
なんとあの森か屋敷・道路のフィールドでしか活躍していなかった”レザーフェイス”が今回は遊園地で大暴れ!!
悪魔のいけにえファンにとってはかなり新鮮な映像が見れると思う。
しかしコアなホラー映画ファンにとっては、正直物足りない恐れがある。
他作品を引き合いに出して申し訳ないが例を出そうと思う。
レザーフェイスの後輩であり有名なホラー映画アイコン「13日の金曜日」のジェイソンはニューヨークにも行っているし、最終的には宇宙にも行っている。
これに比べると正直遊園地はしょぼく感じる。
ただフォローするならただ珍しい場所に行けばいいってもんじゃない。
正直宇宙なんて逆でしかない。
ギリギリ許せる場所が遊園地?か??
線引きはいまだ分からない。
初代レザーフェイス役のガンナー・ハンセンの出演
なんと今作にはあの『悪魔のいけにえ』(1974年)でレザーフェイスを務めた俳優ガンナー・ハンセンがソーヤー家の主ボス・ソーヤーで出演している。
しかし出番は最初のホント数シーンのみ。
それでも長年のファンからしたら嬉しい計らいである。
視聴するには?
現在はU-Nextにて配信中!!
またDVD・BDも販売中!
是非チェックしてほしい!!
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