第７位～第４位
第７位『ホレ薬』（S01E06）
惚れ薬を扱った物語の中で最も最悪の結末を迎えたともいえるエピソード．．．
リックはモーティに「恋愛なんて所詮生殖するために必要な化学反応に過ぎない！」なんて話したのでモーティは「恋愛が化学反応なら誰かを自分に惚れさせる薬を作れる？」と聞き返す。
リックはあまりにくだらないので相手にしなかったが、モーティは惚れ薬を作らないともう冒険に一緒に行かないなんてボイコットを始めたのでリックは仕方なく惚れ薬を作って渡した。
しかしリックは注意点を一つ言い忘れていた。
それはインフルエンザウイルスがあると惚れ薬がウイルスと融合して効果が広範囲に広がることであった。
最悪なことにモーティが片思いのジェシカに惚れ薬をかけに学校主催のダンスパーティに行くのだが、学校ではインフルエンザが流行っていた！！
インフルエンザと惚れ薬が融合したことで学校中の人間がモーティを襲い始める。
そのときリックは間一髪のところモーティを救い出し、惚れ薬の中和薬（カマキリのフェロモン）を町中にバラまく。
一見騒ぎが収まったように見えたが、惚れ薬の効果は無くなっておらずさらに中和薬を食らった人間はカマキリ人間に変貌した！
さらに中和薬は世界中に広まってしまい、全世界の人間がカマキリ人間になってしまった．．．
はたして世界はどうなるのか？
惚れ薬を扱う話はよくある話。
しかしここまで最悪の事態を迎えたのは『リック・アンド・モーティ』くらいではないか．．．？
ここまでの展開ですらとんでもないのに、オチは我々の想像の斜め上を行く．．．
そしてこのオチこそ『リック・アンド・モーティ』のテーマの根幹に関わることになるとは．．．
是非チェックしてほしい衝撃のエピソード！
第６位『困った時は酸のタンク』（S04E08）
リックのアイディアはくだらない！？そう言い放ったモーティはリックを挑発して超便利な発明品を作ってもらうのだが．．．
リックとモーティは悪い宇宙人たち相手に廃工場で闇取引を行おうとしていた。
取引で交渉が決裂した際の作戦としてリックはあるアイディアを披露！
それは「偽の酸タンク作戦」。
廃工場にあらかじめ偽物の濃酸が入ったタンクを用意しておき、交渉決裂した際はそのタンクの中に入る、タンクに入った後は酸素ボンベを着けて偽の骨を浮かばせた後敵が去るのを待つ、という作戦。
これを聞いたモーティはくだらなさのあまり文句を言った。
リックはモーティの文句を聞き入れずこの偽の酸タンク作戦を実行！！
しかし失敗に終わったため、結局リックとモーティが交渉相手を撃ち殺して事なきを得た。
この一件によりモーティがリックを下に見るようになり、ある日モーティは「セーブポイントを作ってその時点から何度でも人生をやり直せる機械を作ってみて！」という挑発をかます！！
だがプライドの高いリックはそれを許さなかった！
リックはモーティが言った無理難題をそのまま発明！！
その機械を早速使うモーティだが・・・
正直序盤全くワクワクしない始まりであったが、セーブポイントを作ってその時点から何度でも人生をやり直せる機械が出てきてからは怒号の展開！！
さらにこの便利すぎる機械にはある副作用もあった．．．
しかしリックはこの副作用を一切話さなかった．．．その理由とは？
リックの自分勝手さとその手段の選ばなさに思わず笑みを浮かべてしまう記憶に残るエピソード！
第５位『モーティーのパニック・メモリー』（S03E08）
リックは内緒でモーティの記憶を奪って勝手にコレクションにしていた！悪趣味オムニバス形式のエピソード！
モーティは平凡な男子中学生なのにも関わらず、なぜ毎回リックと共に命の危険にかかわるような冒険についていくのか？
答えは簡単、モーティの冒険の中で起こるトラウマ級の思い出を毎回リックが奪っていたからだ。
さらに盗んだ思い出はリックが保管してたまに見ているので質が悪い。
でもリックはある日この驚愕の事実をモーティに知らせ、2人で奪った記憶を見ることに！！
モーティは奪われた記憶を見てどう思うのだろうか？！
オムニバスとして一つ一つのエピソードの質が非常に高いので見てて全然飽きない！！
特に面白いのは盗まれた記憶には種類があり、記憶の入った試験管にはそれぞれ色で分けられている。
青色は「モーティにとってのトラウマ」、紫色は「家族が関わるトラウマ」、赤色は「リックにとって都合が悪いモーティの記憶」。
とくにリックはモーティにゲームで負けたり言葉の言い間違いを指摘されただけで記憶を奪っていたことが判明するのも面白い！
またただオムニバスを発表していくだけではなく1本の本筋があるのでそこにも注目してほしい！
第４位『オール・ユー・ニード・イズ・ダイ』（S04E01）
自分が生き残る道を教えてくれるクリスタルを手に入れたモーティ、その生き残る手段と言うのが死んだ祖父リックを蘇らせないことであった！？
リックとモーティは普段通り宇宙を冒険している最中、モーティはあるクリスタルを手に入れる。
そのクリスタルに触れると未来の様々な自分の死に様を見ることが出来る、そしてクリスタルに触れながら行動すると行動によって死に様は変わっていく。
モーティはクリスタルを手にして行動すると死に様の中で片思いの女の子ジェシカに看取れながら死んでいくというものがあった。
モーティはこの運命を辿れるようにクリスタルを片時も離さず持って行動していた結果、リックが事故死してしまった・・・
リックはあらかじめ自己の複製クローンを生成するボタンを作っておりモーティに押すように頼んでいたが、クリスタルに従った結果モーティはボタンを押すのを拒否。
リックとモーティの運命はいかに？！
未来を見れる水晶・クリスタルというありがちなアイテムをこれほどまでに応用して使えるのか・・・とひたすら関心してしまうエピソード。
極めつけはモーティが言葉１音だけでも未来が変わってしまうと気づいてから、ねっとりと言葉を探りながら話し始める描写は感動を覚えた！
またこのような状況でもリックは様々な蘇生作戦が実行されているのも面白い。
最終的にモーティがクリスタルを額に埋め込み米軍と戦うというカオスな展開を繰り広げる！
そしてモーティが各メディアから「AKIRAのような少年」と呼ばれているのも面白かった。
コメント