サウスパークの劇中歌はロックの名曲だらけ!?
『サウスパーク』の作者であるトレイ・パーカーとマット・ストーンはDVDAというロックバンドを組むほどの音楽好き。
(※トレイはメインボーカル、マットはバックボーカルとドラムを担当!)
特にトレイ・パーカーはコロラド大学でミュージカルを勉強していたため、音楽に関してはかなり精通している。
『サウスパーク』ではロックソングが劇中歌によく流れているが、有名なものから隠れた名曲までたくさんある!
トレイとマットの選曲センスの良さがうかがえる。
今回はそんなサウスパークで使用された名曲たちを紹介!!
今回はシーズン11から紹介します!!
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シーズン11
『Down With The Sickness』 (Disturbed)
Disturbedは2000年代から頭角を現したニューメタルバンド!!
『Down With The Sickness』は彼らを代表する曲で、2004年に公開されたゾンビ映画『ドーン・オブ・ザ・デッド』のエンディングにも使用されている。
“ooh-wah-ah-ah-ah”という歌いだしで始まり、最初からアクセルをべた踏みしたようなエネルギッシュさに圧倒される。
S11E01「With Apologies to Jesse Jackson」で流される。
サウスパーク小学校で小人症ながら社会的に成功しているデビッド・ネルソン博士のスピーチイベントが行われた。
しかしクズのカートマンはネルソン博士を見た途端、大爆笑!!
スピーチ中も笑いが途絶えることはなかった!
ネルソン博士は直接話し合うことでカートマンを更生させようとするか、これが大失敗。
そしてネルソン博士は狂ってしまい、カートマンに決闘を申し込む!
ネルソン博士VSカートマンが行われているときのBGMで『Down With The Sickness』 が使用された!
『Carry on Wayward Son』 (Kansas)
アメリカンハードプログレの代表格Kansasの名曲。
ドラマチックで聞きやすいこの『Carry on Wayward Son』は当時USビルボードで11位を記録したヒット作。
また大人気ドラマ『スーパーナチュラル』の非公式主題歌としてよくエンディングで使用されていた。
S11E13「Guitar Queer-O」で流される。
子供たちが『ギターヒーロー』という音ゲーのテレビゲームで遊んでおり、そのゲームで使用されている音楽の一つ。
『Cherry Pie』 (Warrant)
80年代を代表するグラムメタルバンドのWarrantの名曲。
『Cherry Pie』はグラムメタルの雛型的ソングで、当時USビルボードで10位を記録したヒット作。
S11E13「Guitar Queer-O」で流される。
子供たちが『ギターヒーロー』という音ゲーのテレビゲームで遊んでおり、そのゲームで使用されている音楽の一つ。
『Every Rose Has Its Thorn』 (Poison)
PoisonはL.A.メタルの代表的バンドであり、CDトータルセールスは全世界で4000万枚に上る。
メンバー交代を繰り返しながら今でも活動中。
『Every Rose Has Its Thorn』は彼らのバラードロック曲であり、USビルボードで1位を記録し彼ら史上最大のヒット曲となった!
S11E13「Guitar Queer-O」で流される。
子供たちが『ギターヒーロー』という音ゲーのテレビゲームで遊んでおり、そのゲームで使用されている音楽の一つ。
『I Remember You』 (Skid Row)
Skid Rowも同じくL.A.メタルの代表的バンドであり、グラムロックブーム末期の1989年にデビューしたのにも関わらず、デビューアルバム『Skid Row』は全米6位を記録した。
またこのデビューアルバムは全米だけでも500万枚の売り上げを誇った!
『I Remember You』は彼らのバラードロック曲であり、USビルボードで6位を記録した。
また映画『ロック・オブ・エイジズ』の劇中歌にも使用されている。
S11E13「Guitar Queer-O」で流される。
子供たちが『ギターヒーロー』という音ゲーのテレビゲームで遊んでおり、そのゲームで使用されている音楽の一つ。
『I Wanna Be Sedated』 (Ramones)
Ramonesはアメリカの伝説的パンクバンド!!
ローリング・ストーン誌が選ぶ「歴史上最も偉大な100組のアーティスト」にて第26位に選ばれた。
『I Wanna Be Sedated』はローリングストーン誌が発表した『史上最高の500曲』(2004年版)にて145位にランクインした!
S11E13「Guitar Queer-O」で流される。
子供たちが『ギターヒーロー』という音ゲーのテレビゲームで遊んでおり、そのゲームで使用されている音楽の一つ。
『Pretty Vacant』(Sex Pistols)
Sex Pistolsは説明不要、イギリスの伝説的パンクバンド!!
ローリング・ストーン誌が選ぶ「歴史上最も偉大な100組のアーティスト」にて第60位に選ばれた。
『Pretty Vacant』はセックス・ピストルズのシングルとしては初めてイギリス国内で放送禁止を免れた曲であり、全英シングルチャートで6位にランクインした!
S11E13「Guitar Queer-O」で流される。
子供たちが『ギターヒーロー』という音ゲーのテレビゲームで遊んでおり、そのゲームで使用されている音楽の一つ。
『Surrender』 (Cheap Trick)
アメリカを代表するパワーポップバンド Cheap Trick。
『Surrender』 は彼らの代表曲であり、ローリングストーン誌が発表した『史上最高の500曲』(2004年版)にて471位にランクインした!
また映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のサウンドトラックにも収録されている。
S11E13「Guitar Queer-O」で流される。
子供たちが『ギターヒーロー』という音ゲーのテレビゲームで遊んでおり、そのゲームで使用されている音楽の一つ。
シーズン12
『Fuckin’ in the Bushes』 (Oasis)
もはや説明不要のイギリスを代表するロックバンド、Oasis。
マンチェスターの悪ガキフーリガン兄弟であるギャラガー兄弟を中心としたブリティッシュロックバンド。
この『Fuckin’ in the Bushes』はOasisでは珍しいインストナンバー!!
カッコいいギターリフに乗せてサンプリングが多用されていたりと面白い曲!
この曲が使用されたのはサウスパークでは印象深い回であるS12E09『Breast Cancer Show Ever』
優等生キャラでありスタンのガールフレンドであったウェンディが乳がんに関する発表をしたところ、カートマンがウェンディと乳がんの両方をバカにしだす。
ウェンディはブチギレてカートマンに1対1のタイマンを申し込む!
カートマンは余裕でこの申し入れを受け入れたが内心焦っていた。
なぜならカートマンは喧嘩がかなり弱い!
このエピソードではカートマンは理由をつけて何とか喧嘩をなかったことにしようとするが、エピソードの終盤...ようやく2人は決闘を開始。
この時の戦闘BGMが『Fuckin’ in the Bushes』!!
そしてカートマンはウェンディにボコボコにされる...
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