洋楽・映画・カートゥーンに加えて、”アメコミ”を紹介していきます!
近年マーベルユニバースやDCユニバースの映画作品がヒットしたおかげで、日本におけるアメコミ作品のキャラクターの認知度が上がりつつある。
当たり前であるが今では誰もが馴れ親しむキャラクターたち『バットマン』や『スーパーマン』・『スパイダーマン』・『アイアンマン』・『キャプテン・アメリカ』は元々コミック(漫画)のキャラクター!
日本においては映画における彼らヒーローを知っている人は多少いるかもしれないが、コミックにおける彼らを知る人はかなり少ない。
コミックにおける彼らヒーロー・ヴィラン達は作品によっては映画内よりもカッコよく、ときにはハチャメチャ、ときにはもっと怖く描かれていることが多々ある。
そんな事実を知ってもらいたくて、このブログでの新たなトピック『アメコミ』を始めさせていただきます!
しかし僕はアメコミ歴4年のため、このブログで扱う洋楽・映画・カートゥーンに比べ知識量が少ない。
そのためアメコミに詳しいブログ閲覧者がいれば、当ブログのコメント欄で教えていただければ非常にうれしいです!
まずはアメコミに興味はあるが全く知らない人に向けて、基本的の情報について教えます。
アメコミをよく知れる基本情報
作品を読んでいくうちに知ることが出来るような知識だが、ここにまとめたものを読めばおよそ最低限必要な知識は5分で知れる!
だから少しの間お付き合いいただきたい!
主な出版社
アメコミの映画は知っていてもアメコミそのものを全く知らない人の中では、「スパイダーマンとかアイアンマンとかが同じ映画に共演していることがよくあるのに、なんでバットマンとスパイダーマンは共演しないのだろう?」・・・なんて思ている人がいるかもしれない。
その答えは簡単!!
出版社が違うから!!
要するに権利関係の問題。
日本で言うならいくら人気のある漫画・アニメ同士とはいえ、『ONE PIECE』(集英社)と『名探偵コナン』(小学館)が共演しないことと一緒。
そして出版社ごとに作品の特色がある!!
その特色を理解して自分に合いそうなアメコミ作品を探すのが理にかなっている。
早速見てみよう!!
マーベル・コミック
マーベル・コミック(英名: Marvel Comics)は日本にとって一番なじみのある作品が多い出版社。
ざっくり言えばアベンジャーズに出ているキャラクターは全員マーベル・コミック出身だ!
主に挙げると
- スパイダーマン
- キャプテン・アメリカ
- アイアンマン
- ハルク
- ソー
など。
しかし有名のなのはアベンジャーズのメンバーだけではない。
他には
- 『ファンタスティック・フォー』
- 『X-men』
- 『ブレイド』
- 『デアデビル』
- 『ゴーストライダー』
人気作品の多さはアメコミ出版社界でも随一だ!
DCコミックス
アメコミ出版社の中でも最古参の会社であり、マーベル・コミックに並ぶビッグな出版社!
スーパーマンやバットマンなど第二次世界大戦前からアメリカで人気のあったキャラクターを世に出している。
上記二人が圧倒的人気を誇るが、それ以外でも
- ワンダーウーマン
- ザ・フラッシュ
- グリーンランタン
- アクアマン
などがいる!
作品で言えば
- 『ウォッチメン』
- 『ティーンタイタンズ』
- 『コンスタンティン』
- 『Vフォー・ヴェンデッタ』
などの人気作も輩出している。
最近だとシャザムもいる!
ちなみに僕はDCコミックスが一番好き!
元々はアメコミ出版社業界ではDCコミックス一強であった。(少なくても90年代までは)
しかし2000年代に入ると、マーベル・コミックの映画がヒット作を連発し勢いがつき驚異の速度でDCコミックスとの差を縮めた!
極めつけはMCU(マーベル・コミック・ユニバース)映画たち!
この一台ムーブメントのおかげでマーベル・コミックがトップに輝くことになった。
だがDCコミックスも映画制作をサボっていたわけではない。
むしろアメコミの実写映画の成功はマーベルより早い!
映画『スーパーマン』(1978年)や映画『バットマン』(1989年)などマーベルに比べて圧倒的に速かった。
しかしこのスーパーマン・バットマンのニ本刀だけではマーベル・コミックのバラエティ豊かなヒーローたちに太刀打ちできなかった...
この話は長くなるのでまた別の記事で話します...
ダークホースコミックス
マーベル・コミック、DCコミックスに次ぐ3番手のアメコミ出版社!
しかし上記2社が圧倒的すぎるので、ダークホースコミックスはあまりメジャーな出版社とは言えない。
ダークホースコミックスの主な特徴は『映画作品のコミカライズ』
- 『スターウォーズ』
- 『ターミネーター』
- 『ゴジラ』
- 『エイリアン』
- 『プレデター』
など大ヒットした映画をコミックにしている。
また他には日本の漫画の翻訳・配給なども行っている。
だがオリジナル作品が全くないわけではない!!
一番日本人にとって有名な作品をあげるなら
『Mask(マスク)』
「いやいや、これも映画のコミカライズじゃね?」って思う人が大半だろう...
しかしこれはコミックが先!!
『Mask(マスク)』だけじゃない、少し知名度が落ちるが『ヘルボーイ』も有名だ!
最近で言うとダークホースコミックス発のコミック『アンブレラ・アカデミー』が最近Netflixで実写ドラマが配信されている!
シーズン2まで放送中!!是非見てほしい!
価格の問題
アメコミを新しい趣味として始めたいときに、おそらくネックになるのが
アメコミの価格の問題!
アメコミ1冊の相場は大体1000円~4000円くらい!
日本の漫画ジャンプコミックス1冊の相場440円(+消費税)であることと比べると、かなり高く感じる。
どうしてアメコミは高いのか?
理由は複数ある。
一つは印刷紙がB5サイズであり全ページフルカラー印刷であること。
日本の漫画はサイズが小さくて白黒が主流なのに対して、アメコミはコストが高い。
二つ目は、翻訳料!
そもそも海外のものなので、翻訳しないといけないというコストがある。
三つめは、アメコミを一つ作るのにたくさんの専門家が関わっていること。
アメコミは日本のように一人の漫画家が作っているわけではない。
シナリオライター・アーティスト・レタラー(セリフを考える人)・カラーリスト・カバーアーティスト・編集者(複数人)などかなり細かく分業して制作している。
日本の漫画も漫画家とアシスタント・編集者で制作しているが、漫画家の立場が上のため制作の意思決定は漫画家と編集者のみで決められる。
しかしアメコミでは上記の役職の人たちが一同に集まり、ミーティングを重ねて制作される。
当然時間がかかる。
そのため一冊作るだけのコストがかなり高いのだ。
あともう一つはそもそもの発行部数が少ないこと。
アメリカは日本ほど漫画・コミックという文化は一般的ではない。
サブカルであり年齢層が高い人向けの娯楽という扱い。当然値段も高くなる。
ただ最近になってアメコミが一般的に認知されるようになったので、この問題は徐々に解消されていくのではないかと思う。
このようにアメコミが高いのにもわけがある。
だが価格相応のクオリティは保障されていると思う。
作品にもよるが...
だからこそ作品選びでは失敗したくない。
そのために僕が今後面白いアメコミを紹介したいと思う!
今後お楽しみ!
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