おすすめ曲
You Really Got Me
1stアルバム『Van Halen(炎の導火線)』、収録曲。
Van Halenのデビューシングル。
元々はThe Kinksが1964年にリリースしたヒットシングル曲であり、そのカバー。
Rock and Roll Hall of FameInducteesが選んだ最高のロックカバーソングベスト75にて29位にランクイン。
エディのハイテクかつ華やかなギタープレイを世に知らしめた記念碑的作品。
USビルボードホット100にて36位を記録した!
(Oh) Pretty Woman
5thアルバム『Diver Down』、収録曲。
この曲もRoy Orbisonが1964年にリリースしたシングルのカバー。
PVがユニークで
メンバーがそれぞれ
- エディ – カウボーイ
- アレックス – ターザン
- デイヴィッド – ナポレオン
- マイケル – サムライ
のコスプレをしている。
ちなみにベースのマイケル・アンソニーがしていたサムライのコスプレだが、ハチマキを逆に巻いているため鏡文字のように「必勝」という文字が見える(笑)。
USビルボードホット100にて12位を記録した!
Jump
6thアルバム『1984』、収録曲。
おそらくVan Halenを知らない人でも聞いたことがありそうな超有名曲!
イントロのシンセサイザーのフレーズを聴いただけで「あっ!これか!!」となると思う。
初めて聴く人におすすめの曲!
作曲はエディ、作詞はデイヴィッドが担当。
この曲の歌詞は潜在的な自殺を促すものだと噂されていたが、実際は全く違う。
行動、人生、愛への招待について書かれた曲であり、またデイヴィッドのカレッジ時代の空手の師匠”ベニー・ユキーデ”にささげた曲であるとデイヴィッド本人は語っている。
USビルボードメインストリームロックチャートで1位を記録!
USビルボードホット100も1位を記録した!
ローリング・ストーン誌の『オールタイム・グレイテスト・ソング500』(2021年版)では177位にランクイン。
また1984年の第27回グラミー賞にて最優秀ロック・パフォーマンス賞ヴォーカル入りデュオまたはグループ部門にノミネートされた。
Panama
6thアルバム『1984』、収録曲。
Van Halenでは珍しい3コードスタイル(コードを3つしか使わない)のシンプルなポップロックソング。
エディ曰くAC/DCに触発されてこのような構成にしたそうだ。
曲のPanamaとはパナマ共和国からとっているのではなく、デイヴィッドがラスベガスのカーレースでみた車「パナマエクスプレス」からとっている。
アニメ「スラムダンク」の初代OPの『君が好きだと叫びたい』のイントロはおそらくこの曲のイントロを参考にしていると思う。
聞き比べたら似ているので是非調べてみよう!!
USビルボードメインストリームロックチャートで2位を記録!
USビルボードホット100では13位を記録した!
Hot for Teacher
6thアルバム『1984』、収録曲。
Van Halenの中でもトップクラスにカッコいいギターロックソング!
タッピングフレーズ、バッキングフレーズ、ギターソロ、全てのフレーズがカッコいい!!
あとアレックスのダブルバスドラムのサウンドもカッコいい!
ギターキッズにとってこれが弾けたらだいぶ周りに偉そうにできる曲の一つだと思う。
USビルボードホット100にて56位を記録した!
Why Can’t This Be Love
7thアルバム『5150』、収録曲。
2代目ボーカリスト”サミー・ヘイガー”が加入後初めてリリースしたシングル。
またエディがシンセサイザーを中心に演奏するきっかけになった曲。
サミー・ヘイガーもエディほどではないがギターの技術が高いため、80年代に行われたVan Halenのライブツアーではサミー・ヘイガーがギターソロを演奏していた。(しかし90年代になるとエディもこの曲でギター演奏するようになる。)
ハイテンポが売りのVan Halenだが、この曲ではミドルテンポでじっくり聞かせてくれるハードロックを披露した!
USビルボードメインストリームロックチャートで1位を記録!
USビルボードホット100では3位を記録した!
Dreams
7thアルバム『5150』、収録曲。
サミー・ヘイガーがソロ時代に書いていた曲であるが、Van Halenの曲としてリリース!
サミー・ヘイガー時代の曲の中ではトップクラスで人気の曲。
歌詞の内容もピンチな時こそ奮い立てと励ましてくれる熱い内容!!
USビルボードメインストリームロックチャートで6位を記録!
USビルボードホット100では22位を記録した!
またこの曲は『パワーレンジャー・映画版』(1995年)のサウンドトラックに収録されている。
Can’t Stop Lovin’ You
10thアルバム『Balance』、収録曲。
この曲は1995年というオルタナティブロック・ムーブメント全盛の時代にリリースされ、Van Halenのような80年代のハードロックバンドはもう受け入れられないと思われていたようだがしっかりヒットした!!
曲名で察して人もいるだろうがこの曲はレイ・チャールズの代表曲「I Can’t Stop Loving You」への敬意をこめて作られた曲。
サミー・ヘイガーも「Hey Ray, what you said is true…(ヘイ!レイ!あなたの言ったことは本当だ…)」と語った。
(でも水を差しようで申し訳ないがこのメンバー全員が敬意を表した「I Can’t Stop Loving You」という曲、実はレイ・チャールズのオリジナルではなくカバー。元々ドン・ギブソンという歌手の曲だった。)
USビルボードメインストリームロックチャートで2位を記録!
USビルボードホット100では30位を記録した!
おすすめアルバム
『Van Halen(炎の導火線)』(1stアルバム/1978年)
空前絶後!?次世代のハードロックを予感させた鮮烈なデビューアルバム!!
超絶技巧のギターテクニックを持つエディと今までにない華とパフォーマンスを持つフロントマンのデイヴィッドを世間に知らしめたアルバム。
USビルボードチャートで19位にランクイン!!
アメリカだけでも1000万枚以上売れたモンスター級のアルバム!
ローリング・ストーン誌のThe 500 Greatest Albums of All Time(2020年改訂版)では292位にランクイン。
また同じくローリングストーン誌が選ぶ『歴代最高のデビュー・アルバム TOP100』にて27位に輝いている!
『1984』(6thアルバム/1984年)
彼らの代表的名盤であり、80年代ハードロックを象徴する金字塔!!
実はこのアルバムがリリースされる直前、Van Halenは落ち目のバンド扱いであった。
華々しくデビューしたもののヒット曲のほとんどがカバー曲。
しかしこのアルバムでは全米1位のヒットを記録した「Jump」をはじめとする、「Panama」や「Hot for Teacher」・「I’ll Wait」などのヒット曲が収録されている。
おすすめなのが「House of Pain」。
グルーヴィーなギターリフがカッコいい!!
デビューアルバムの『Van Halen(炎の導火線)』と同様、アメリカだけでも1000万枚以上売れたモンスター級のアルバム!
USビルボードチャートで2位にランクイン!!
(※しかしこれはほぼ同時期にマイケル・ジャクソンの名盤『スリラー』が37週にもわたってチャート1位にいたので、もう実質全米1位にカウントしてよいのでは?、と個人的に思う。)
『5150』(7thアルバム/1986年)
サミー・ヘイガー加入後に初めて制作されたスタジアムロック向けの壮大なスケールを感じるアルバム!!
普通スター性のあるボーカルが脱退後に別のボーカルが加入して成功するなんてことはかなり少ない。
しかしVan Halenはやってのけた!
アルバムのプロデューサーはフォーリナーのミック・ジョーンズ。
今までのVan Halenに比べサウンドの豊かさが増し、さらにスタジアムでライブをするのに相応しいバンドへと急成長を遂げた!!
このアルバムはバンドとして初めてUSビルボードチャート200で1位を記録した!
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