おすすめアルバム
『Black Sea』(1980年/4thアルバム)
彼らの代表作で、実験的なポップと大衆が受け入れる音楽を両立させた名盤。
まさにブリットポップの原型と呼ぶに相応しいアルバム。
「Respectable Street」や「Generals and Majors」、「Love at First Sight」、「Towers of London」、「Sgt. Rock (Is Going to Help Me)」など名曲がたくさんある。
特にお勧めしたいのが「Living Through Another Cuba」という曲で、エキセントリックなギターロックなのでぜひ聞いてほしい!
また専門家たちからの評価が高いアルバム。
ピッチフォークはこのアルバムを10点中9.2点と高く評価した!
『English Settlement』(1982年/5thアルバム)
今までの路線から変更し、アコースティックで牧歌的なポップソングが中心になったアルバム。
批評家・専門家からの評価が一番高いと言われているアルバム!
売り上げ面も良好。
UKチャートでは5位を記録し、バンドのキャリアハイを記録した!
しかし内容はわかりやすいポップソングではなく、一言で言うなら「落ち着き」という感じ。
サウンド面も大々的に変更されており、ベーシスト:コリン・モールディングはフレットレスベースを購入。
またリードギタリスト:デイヴ・グレゴリーも12弦スティールギターに持ち替えている。
ピッチフォークはこのアルバムを10点中10点満点をつけた!
また同じくピッチフォークは2002年に「1980年代のベストアルバム100」にて46位にランクインした!
『Skylarking』(1986年/8thアルバム)
バンド初のコンセプトアルバムであり、名プロデューサーのトッド・ラングレンを起用した名盤!
「日、年、季節、人生」などの時間のサイクルをテーマにしたコンセプトアルバム。
また低迷期に陥っていたバンドを再生させたアルバムでもある。
牧歌的なポップを土台として、メロントロンやフェイザーサウンドを導入したサイケデリックの影響も感じ取れる。
しかしレコーディングの状況はいいものではなかった。
XTCのメンバーたちとプロデューサーのトッド・ラングレンとの手法の違いで対立していたため、レコーディング中は常に険悪の状況であった。
それにも関わらずこのアルバムも批評家・専門家たちからの評価が高く、ピッチフォークはこのアルバムを10点中9.3点と高く評価した!
コメント