英国音楽史上最も成功したシンセポップデュオ!!
1986年にデビューしたPet Shop Boys(ペットショップボーイズ)!!
彼らはデビューシングル『West End Girls』で全米・全英1位を記録し、華々しいデビューを飾った!!
1980年代初頭からDuran Duran(デュラン・デュラン)やウルトラヴォックス、Human Leagueなどのニューウェーブ・ニューロマンティックなどのシンセサウンドが流行っており、彼らがデビューした1986年にはシンセサウンドは陰りを見せていた...
だが彼らのそれらシンセサウンドにディスコ要素を取り入れ、より新しい風を音楽界に吹かせていた。
それだけでなく彼らはシニカルで陰鬱で不吉な雰囲気をメロディ・歌詞に含めていた。
貧困問題やサッチャリズム、キリスト教原理主義などをテーマに曲を作る。
Depeche Mode(デペッシュ・モード)と同様に暗い世界観をポップミュージックに取り入れ、メジャーシーンに衝撃を与えた!!
そんな彼らの音楽について紹介していく!!
メンバー
ニール・テナント
本名はニール・フランシス・テナント。
ボーカルと作詞を担当!!
1954年にイギリスのニューカッスル・アポン・タインに生まれ、その後比較的裕福な街グリーンフィールド ロードで育つ。
学生時代はチェロやギターを演奏し、ダストというフォークミュージックグループで活動していた。
その後ノースロンドン大学を卒業後、雑誌編集者として活動し始める。
マーベルコミックのイギリス支部、Smash Hits(人気ミュージシャンへのインタビューをする雑誌)などの雑誌の編集を担当!(Smash Hitsのときは副編集長にまで上り詰めた。)
その後1981、あるロンドンの楽器屋でシンセサイザーを見ていたところクリス・ロウと出会い意気投合!!
2人でデモテープづくりをするようになる。
2人は始めWest Endというグループであったが、デビューに伴いグループ名をPet Shop Boys(ペットショップボーイズ)に変更。
また彼の作詞において政治的なことを歌うのは、ザ・スペシャルズ (The Specials) とエルヴィス・コステロに憧れていたからであった。
また1994年に彼は同性愛者であることを雑誌で公言。
その後はエルトン・ジョンが興したエルトン・ジョン・エイズ財団の後援者になったり、自らがチャリティーイベントを開くなど社会意識が高い。
クリス・ロウ
本名はクリストファー ショーン ロウ。
キーボードと作曲を担当!!
1959 年 にイギリスのランカシャー州ブラックプールで生まれ育ち、学生時代はピアノ・トロンボーンを演奏していた。
1978年にリバプール大学に入学し建築を学ぶ。
Pet Shop Boys(ペットショップボーイズ)を結成するため最終的に大学を卒業せず中退したが、就職活動中にミルトンケインズの工業団地の設計をしており、今でもクリスが設計した建物がその土地にあるという。
ライブでの佇まいはかなり独特で、いつもスポーツウェアを身にまといサングラスをかけてほとんど直立不動でパフォーマンスを行う!
また熱心なアーセナルFCのサポーターであり、そのチームに所属するイアン・ライト選手のためにテーマソング「Do the Right Thing」を作ったことがある↓
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