過激なだけが能じゃない!みんなを前向きにさせる『サウスパーク』の名言・名セリフを特集!
『サウスパーク』は過激な作風が有名だが、注目するのはそこじゃない!
生きづらい現代社会の問題・原因を取り上げて、大げさに風刺してユーモアに変えてくれることで視聴者の重い気分を軽くしてくれる。
僕はそんなサウスパークの凄さに感心し、同時に救われてきた。
今回はサウスパークで僕が好きな名言・名セリフを5つ発表します。
(※英語版しかないエピソードのセリフは僕が和訳しているため、原語とはニュアンスに違いがある可能性あり)
第2弾、第3弾、第4弾、第5弾も投稿しました!
それではどうぞ!
失恋したバターズ、でもくじけなかった彼の名言!
『子供キャバクラVSゴスキッズ』(S07E14)でのエピソード
バターズは子供専用のキャバクラ「レーズンズ」で働く女の子レクサスに惚れて、彼女に貢ぎまくった結果フラれてしまう...
夜道で雨の中一人で泣いて悲しむバターズ。
そこで通りかかったスタンがバターズをゴスに誘う。
スタンも同じく彼女のウェンディにフラれてゴスになっていた。
でもバターズは断る。そのときのセリフはこちら!
いいや、俺はいいよ。人生を愛している。
たしかに悲しいよ。でも悲しめる心を持っていることに喜びも感じてる。
それってつまり生きてるって証だろ?
人間の証明だ。
こういう悲しみを味わえるってのは、その前に喜びを知っているからだもん。
人生楽ありゃ苦もあるさ。悲しみを味わえるのも人生の喜びだと思うよ。
馬鹿な言い方だけど。
仲間に入れてくれてありがとう。
でも正直くだらないゴスなんかより泣き虫のままでいいや。
バターズ/『子供キャバクラVSゴスキッズ』(S07E14)
すっごいかっこいい!
悲しみを人生の一部であると割り切り肯定するなんて。
でもバターズはキャバ嬢に騙されただけなんだけどね...
アルコール依存症で苦しむ父ランディを立ち直らせたスタンの名セリフ!
『Bloody Mary』(S09E14)のエピソード
アルコール依存症で苦しむ父ランディ・・・
しかしランディはケツから血が出るマリア像の血を浴びるとあらゆる病気が治るというニュースを信じて血を浴びに行く!
お馬鹿で単純なランディは血を浴びると治ったと信じ込んだ!
実際に5日間もお酒を飲まなかった。
しかし後にローマ法王がマリア像の血は奇跡ではなく、何の効果もないと発表!
絶望したランディはまたお酒を飲もうとした。
そのとき息子スタンは父に一言言った!
自分で治せるよ!像見てからお酒をやめたでしょ?!
像は奇跡なんかじゃない、自分の力で治したんだ!
でもパパはお酒が好きでしょ?たまに飲めばいい。
もし好きなものを一生我慢できるならしっかり生きていける。
でもパパは忍耐を学んでいないでしょ?
それなら少し飲んでそのたびに学べばいい、責任を持って。
それが忍耐。忍耐は自分の中から来るんだ。
スタン/『Bloody Mary』(S09E14)
このセリフは本当に大好き!
この後ランディはスタンを肩車し、夕日の方に向かって帰宅する。
そのときの会話が最高にエモい!
ランディ「ビール3杯は飲もうかな?」
スタン「それくらいならいいんじゃない?」
ランディ「4杯はどう?」
スタン「飲みすぎかな?」
ランディ「20杯は?」
スタン「それは忍耐じゃない」
ランディ「はいはい!・・・ウォッカはOK?」
スタン「パパ!」
サウスパーク史上最も親子らしいシーンの一つです!
バイキュリアス(同性愛に興味を持つ)は悪であると押し付けるカトリックにバターズが一喝した名セリフ!
バターズは親の勘違いでバイキュリアスだと思われて、無理やりカトリックの性矯正施設に入れられる。
そこでバターズはブラッドリーとルームメイトになり生活を共にする。
施設ではバイキュリアス(同性愛に興味を持つ)は悪であって、神様は自分の姿に似ている人間を作ったから元来人間はバイキュリアスなはずがない、お前たちバイキュリアスは混乱していると教えている。
しかしルームメイトのブラッドリーはある日バターズに片思いをしていることに気づき絶望する。
ブラッドリーは「自分のバイキュリアスはもう治らないんだ」と言って、自殺を図ろうとした。
緊急事態であるのにも関わらず、施設の人間たちはまだ混乱しているとブラッドリーに言うだけ。
そんなときバターズが言った言葉がこちら!
もういい!もううんざりだよ!
混乱していると言われるまで僕は混乱していなかった。
わかる?みんなが僕を混乱させたんだ!僕はもう混乱していない。
僕はバターズ、8歳で血液型O型のバイキュリアス。それでいいんだ。
もし神様がバイキュリアスの僕を作ったのなら、神様自体がバイキュリアスなんだ!
バターズ/『Cartman Sucks』(S11E02)
この言葉でブラッドリーは自殺をするのをやめた!
インチキ霊媒師に騙されている人たちを救うためにスタンが言い放った名セリフ!
インチキ霊媒師のジョン・エドワードは死んだ人と話せるふりをするテレビタレント。
しかし彼に騙される人がほとんどだった。
そんな詐欺師のショーに騙され、カイルはサウスパークに帰らずユダヤ教の学校に行くと言い始めた。
親友スタンはジョン・エドワードに激怒。
彼のインチキをバラそうとスタンは大勢の前でタネ明かしを行うが、まだみんなよく理解していない。
そしてついにスタンが言った言葉がこちら。
みんな不安だからここに来ているんだよね。
ここに来ればこのクズ(ジョン・エドワード)が答えっぽいことを出してくれるし。
みんながそれを信じたいのはわかる。愛する人がずっと近くを漂っているって。
でも考えてみてよ。
自分はそんなことしたい? 自分も死んだ後も漂ってこんなクズと話をしたい?
スタン/『彷徨えるケニーの魂と宇宙最秀の浣腸野郎』(S06E15)
この言葉でカイルはサウスパークへ帰ることを決意。
巨乳の魔力に憑りつかれて友達と遊ばなくなったスタンに父ランディが優しく教える迷セリフ!
クラスの女子べーべが巨乳になり始め、クラスの男子たちは巨乳に夢中になり始める。
普段クールなスタンも例外ではなかった。
スタンは巨乳の魔力に憑りつかれて友達とも遊ばなくなり、ついには言葉もまともにしゃべれなくなった!
そんなスタンを見かねた父ランディの言葉がこちら。
大人になると巨乳が人生の大半を占めるようになる。
でも巨乳で友達をなくしてはいけない。巨乳は所詮おっぱいだ。
でも友達は永遠だ。
ランディ/『超モテモテ巨乳天国』(S06E10)
これは迷言でもあり名言・・・多分。
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