『ソーラー・オポジット』訳アリで地球に滞在している宇宙人たちの大騒動!!

カートゥーン
画像出典:Solar Opposites HOME | Facebook
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『リック・アンド・モーティ』のスタッフが贈る新たなSFコメディカートゥーン!!

『リック・アンド・モーティ』シーズン6が待ち遠しいこのごろ...

『リック・アンド・モーティ』のスタッフたちは並行して全く別のSFコメディカートゥーンを制作していた。

その名も『ソーラー・オポジット』

正直僕は「そんなものを作るより早く『リック・アンド・モーティ』の最新シーズンを作ってくれよ。あと日本のスタッフは早くシーズン4以降の吹き替え版を作ってくれ!」と思っていた。

しかしディズニー+でこの『ソーラー・オポジット』を見るとさすが『リック・アンド・モーティ』のスタッフたち、期待以上の面白さで僕を驚かせてくれる!!

また驚くことに『リック・アンド・モーティ』と同様のジャンルのSFコメディであるのにもかかわらずしっかり差別化されている。

今回は『リック・アンド・モーティ』との違いを説明しながら『ソーラー・オポジット』の魅力を紹介していきたい!!

あらすじ

とある惑星シュロープは楽園であったが、小惑星が衝突し滅亡した。

シュロープ人の科学者コルボとそのパートナーのテリー、そしてコルボが作ったレプリカント(アンドロイドみたいなもの)であるヤミュラックジェシー、ペットのピューパを連れて避難した。

コルボは誰もいない惑星を目指していたが、運悪く人間だらけの地球に不時着してしまった!

その後コルボたちは地球に1年間も滞在しているが生活になじめそうにない...

でも彼らにはとあるミッションがあった。

それはペットピューパを成長させて真の姿にすること。

そうすることでピューパが地球の生命を滅ぼし、ピューパのDNAを元に地球を惑星シュロープのように作り替えようとしていた..

しかしコルボ含め全員がマヌケなためミッションを成功する気配が一向にない...

登場人物

コルボ

この作品の主人公。

元々は惑星シュロープの科学者。

グループの中で一番地球人を嫌っている。

ハイテクなメカを作ったりみんなをまとめ上げたりなど知的なキャラであるが、アニメのキャラクターを現実にいると思い込んだり自分の評判を気にしたりなど可愛い一面もある。

このキャラの吹き替え声優は『リック・アンド・モーティ』リック役でもある多田野耀平さん。

テリー

コルボのパートナーであり、ピューパの世話係。

コルボとは基本的に仲が良いが、真面目なコルボとは対照にテリーは軽い性格。

テリーは人間文化にかなり興味を持っており、映画やドラマなどの知識が豊富。

また怠け癖があり、それが災いしてコルボが死にそうになったこともある。

このキャラの吹き替え声優は『悪魔バスタースターバタフライ』マルコ役でもある興津和幸さん。

ヤミュラック

コルボが作ったレプリカント。

普段はジェシーと共に学校に通っている。性別は男。

学校のイケてるグループと仲良くしたいなど一般的な人間の欲望を持っているが、エイリアンみたいな見た目と非常識さゆえに周りからは疎まれている。

ときどきストーリーの流れの問題点を指摘したりなどメタ発言をする。

また自分や家族に対して悪いことをした人間を縮小銃を使って小さくして、「ウォール」と呼んでいる自宅の飼育小屋に閉じ込めるという鬼畜行為をする。

ジェシー

コルボが作ったレプリカント。

普段はヤミュラックと共に学校に通っている。性別は女。

基本的に素直で優しい性格で、彼女は人間らしくなれるように努めている。

なぜかヒップホップに詳しい。

ピューパ

ペット。

しかし成長すると地球の生命を滅ぼし、ピューパのDNAを元に地球を惑星シュロープのように作り替えることが出来る。

また喋ることは出来ないが知能は人並みにある。

地球のお菓子がピューパにとって毒であるのにもかかわらず、食べてしまうという癖がある。

普段は話さないが、コルボたちがいないときに限って言葉を話す。

見どころ

並行する4タイプのストーリー

『ソーラー・オポジット』では4つのストーリーが並行して進んでいる。

それぞれ紹介すると

コルボテリーのストーリー

この2人は性格が正反対であり、今後のミッションについての揉め事をしてトラブルを起こす。

ヤミュラックジェシーのストーリー

2人とも学校に通っているため、思春期の悩みをハイテクな機械で解決しようとして逆にトラブルを起こす。

ピューパのストーリー

ペットのピューパは喋りはしないものの、誰も見ていないところで大冒険に出ている。海外に行くこともあるし、コルボやテリーですら知らない特殊能力を使っていたりする。

「ウォール」の住人たちのストーリー

ヤミュラックが縮小銃を使って小さくした人間たちを「ウォール」と呼ばれる飼育小屋に入れて飼っているが、「ウォール」の中では独自の文明が発達しており大河ドラマのような人間模様が展開されている。

『ソーラー・オポジット』はおそらく『リック・アンド・モーティ』よりストーリー構成が複雑になっている。

そのため少し集中力が必要かもしれない...

だが普通のアニメの展開の数じゃ退屈過ぎると感じる人にはぜひ見てほしい!!

家族でも仲間でもない関係性

この『ソーラー・オポジット』の画像を見る限り、宇宙人家族のコメディものと思われがちだが違う。

主人公はコルボは科学者で、テリーはその助手。

ヤミュラックジェシーコルボが作ったレプリカントで、ピューパはミッション達成のカギ。

つまり地球を故郷の惑星に作り替えるためだけのグループなのだ。

中でもS02E04「緊急都市化装置」ではヤミュラックジェシーが学校の夏休みでずっと家にいるから鬱陶しいという理由でコルボテリーは2人を殺そうとした。

だから元々仲間意識は希薄。

しかし4人全員が問題に直面したとき、まるで家族のように互いの本心をぶつけ合い協力する。

このことから「家族愛」を押し付けるというより、グループで何かを解決しようとすれば自ずと家族のようになってしまうことを伝えているようで好感が持てる。

ここら辺が主人公家族が活躍する『リック・アンド・モーティ』との違いだと思う。

視聴するには?

元々Huluで視聴できるカートゥーンであったが、現在はディズニープラスで視聴可能!!

シーズン2まで配信されており、1話20分の合計17話(シーズン1が8話分、シーズン2は9話分)。

今のところ公式でシーズン4まで製作予定が発表されているので、今後も目が離せない!!

外部リンク

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