テレンス＆フィリップのベストエピソード
テレンス&フィリップ緊急特番（S02E01）
トレイとマットのジョークがファンに通じず、大多数のファンから怒りを買ったある意味伝説のエピソード！！
ファンの怒りを買った理由を知るにはまず当時の流れを知らなければならない。
このエピソードはシーズン２の第一話に放送されたのだが、前年のシーズン１の最終話で「カートマンの本当のお父さんを来シーズン発表します。」と予告していた。
にもかかわらず作者のトレイとマットは前シーズンの最終話とは全く関係のないテレンス＆フィリップが主役の話を放送！！
本人たちはジョークのつもりであったが、これがファンの怒りを買いクレームが殺到した。
今でもこのエピソードはファンの間で最低のエピソードだと言われているが、作者たちは好きなエピソードの一つとして挙げている。
そしてこのエピソード自体が全く面白くないというのも問題であった。
終始テレンス＆フィリップが脈絡のないおならギャグを連発し、ストーリーも行き当たりばったり。
サダム・フセインやセリーヌ・ディオンが出てくるが、笑いのも繋がっていなかった。
ただこれは作者が狙ってやっていた。
なぜならファンの裏をかくならとことんやろうという感じで、ストーリーそのものも面白くしなかった可能性が高い。
とりあえずサウスパークでは屈指の最低エピソードであることには変わらない。
帰ってきたテレンス&フィリップ（S05E05）
テレンス＆フィリップが解散！？
スタンたちは必死になって2人の仲を取り持とうとする！！
サウスパークではインチキ環境保護団体が主催の祭りアースデイが開かれることとなった。
そのイベントの準備を子供たちにさせる予定であったが、主人公たちはテレンス＆フィリップのライブに行くため断った。
しかしインチキ環境保護団体が準備に参加しろとしつこかったため、カイルは「大事なアースデイのゲストとしてテレンス＆フィリップを呼ぶのでライブに行くつもり！」と機転を利かせてなんとかライブに行くことが出来た！
そして主人公たちは無事ライブに行くことが出来たが、なんとライブにはフィリップの姿はなくテレンスと見知らぬ人が組んでショーをやっていた。（ちなみにテレンスは激太りしていた。）
ライブ終了後、主人公たちはテレンスの楽屋に突撃し「フィリップはどこ？」と質問。
すると2人は喧嘩別れしたためテレンスは別の芸人とコンビを組み、フィリップはカナダに戻って演劇活動をしているとのこと。
主人公たちは諦めてサウスパークに戻り、インチキ環境保護団体には「テレンス＆フィリップをブッキング出来なかった」と報告する。
しかしインチキ環境保護団体は激怒し「テレンス＆フィリップを何としてでも呼ばないとお前らの命はない！」と脅す。
主人公たちはビビッて何とかテレンス＆フィリップを呼ぼうと奮闘する！
また劇中でテレンス＆フィリップのドキュメンタリー番組が流れるのだが、吹き替え版にてその番組のナレーションを務めたのがギャリソン先生の声優でありプロジェクトXのナレーションでもある田口トモロヲさん！
プロジェクトX風のナレーションが本当に面白い！！
Canada on Strike（S12E04）
色んな国にナメられ馬鹿にされてきたカナダ人たちがついに激怒！！
カナダ国民全員が全世界に向けてハンガーストライキを始めた！！
世界カナダ事務局長のスティーブンはカナダが他国からバカにされていることに怒りを表し、あることを決意する！
それは全世界に対してカナダがストライキするというもの。
もしストライキを辞めてほしかったらカナダにインターネットで儲けたお金を渡さないといけない。
当初カナダ人たちは「カナダがないとみんな困って、改めてカナダの重要性について思い知る」と考えていたが、悲しいことに全く影響がなかった。
スタンやカイル、カートマン、バターズはカナダのストライキのせいでテレンス＆フィリップの新作コントが見れないため、インターネットでの金もうけを始める。
一方テレンス＆フィリップたちも世界カナダ事務局長のスティーブンに今すぐ無意味なストライキを辞めるように直訴しに行った。
このエピソードは主に2000代前後で話題になっていたインターネット・ミームの人たちが出てくるので面白さと懐かしさを同時に楽しめる。
- アフロニンジャ
- トロン・ガイ
- ドラマチックに振り向くプレーリードッグ
- チョコレートレイン
- 恋のマイアヒ
など知る人ぞ知るインターネット・ミームのネタがたくさんある。
Eat, Pray, Queef（S13E04）
テレンス＆フィリップのライバル”クイーフ・シスターズ（チナラ姉妹）”がブームになる！！
カナダ国民全員が全世界に向けてハンガーストライキを始めた！！
テレンス＆フィリップは男子からの人気は高いが、女子からの人気は全くない。
そんな中テレンス＆フィリップの番組の枠を潰してクイーフ・シスターズ（チナラ姉妹）のキャサリン＆ケイティという女性お笑いコンビの番組がスタート。
彼女たちはテレンス＆フィリップのおなら芸に対抗して女性器から空気を出す芸（クイーフ）をしていた。
これに対して男子は全く笑えないと怒っていたが、反対に女子からは人気を博す！！
そして学校内で女子が男子に対してクイーフをするという事件が発生。
これによって保護者会が開かれたが、男性側はクイーフは下品だというのに対して女性側は問題ないと主張し対立。
なぜか社会問題へと発展！！
一方テレンス＆フィリップは自身の番組を潰されたことに怒ってクイーフ・シスターズ（チナラ姉妹）のキャサリン＆ケイティの自宅に殴り込みに行く！
しかしテレンス＆フィリップは彼女たちが自分たちの大ファンであることを知り態度を一変。
テレンスはキャサリンに、またフィリップはケイシーに一目ぼれして交際するようになる。
しかしテレンス＆フィリップは心の底で彼女たちのクイーフを芸とは認めていなかった。
物語は想像を絶する展開へと進んでいく・・・
PC校長のロマンス（S21E09）
テレンス＆フィリップの新作が遂にNetflixで見られるが2人ともおじいちゃんになっていた。
あとカイルがなぜだかテレンス＆フィリップの番組を潰そうとするその理由とは？
Netflixから遂にテレンス＆フィリップの新作が視聴できるようになったが、2人ともおじいちゃんになっておりかつてのような勢いを失っていた。
一方カイルはカートマンの彼女であるハイディにフラれたことが原因で、純粋にテレンス＆フィリップを楽しめなくなってしまった。
そんなカイルはテレンス＆フィリップの番組を潰そうと動き始める。
カイルは新しく赴任した小学校の副校長ストロング・ウーマンに「テレンス＆フィリップは終わらせたい」と味方につけようとした！
しかしストロング・ウーマンは「バカげていない？良くない点を一方的に攻め立てるのは危険なことよ。」と言われて失敗する。
しかしカイルは諦めず一人だけで戦うことを決意するが・・・
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