大学生たちが浮気ビデオを巡りパニックを起こすコメディ群像劇!!
ロード・ムービー!
それは旅の途中で起こる様々な出来事が物語となる映画のこと。
代表的なのは『イージー・ライダー』や『スタンド・バイ・ミー』、『テルマ&ルイーズ』など。
1960年から1970年代にかけて多く制作されたが、今も昔も名作ぞろい!!
今回紹介する映画『ロード・トリップ』は2001年に公開されたコメディロード・ムービー!!
もしみんながこの映画を見ていると途中で「この映画、ハングオーバーっぽくない!?」って思うかもしれない。
それもそのはず、『ロード・トリップ』の監督・脚本は映画『ハングオーバー』シリーズの監督・脚本を務めたトッド・フィリップスなのだから。
そのため似ている展開が多いので、まさしく『ハングオーバー』の原型ともいえる!
では早速映画を紹介していく!!
あらすじ
主人公ジョシュには幼馴染の彼女ティファニーがいる。
高校まで2人は同じ学校に通っていたが、大学になると2人は離れ離れになる。
ジョシュはニューヨークのイサカ大学へ、ティファニーはテキサス州オースティンにある獣医学校へ行くことに。
2人は遠距離恋愛をしていたが、ジョシュが同じ大学のセクシー女子大生べスに誘惑され、一晩浮気してしまう!!(しかもその様子をビデオ撮影!)
そしてジョシュはティファニーにビデオレターを送るつもりであったが、送るはずビデオレターではなく浮気の様子を撮ったビデオを送ってしまった!!
ビデオがテキサスに届くのは3日後...
ジョシュは友人のELとルービン、そして唯一車を持っている陰キャカイルを引き連れてテキサスを目指す!
ジョシュたちが大学を出発した後、セクシー女子大生べスはジョシュに彼女がいることを知り怒り心頭!!
ベスは復讐のためティファニーにジョシュの浮気のことを伝えにテキサスへ行く!!
この物語の結末は!?
見どころ
下品なスタンド・バイ・ミー!?
この映画を端的に表すなら”下品なスタンド・バイ・ミー”という呼び名が一番ふさわしい!!
個性の違う男子大学生4人が一緒になってテキサスを目指すのだが、下品でおバカなトラブル続き!!
ドラッグにセックスにアルコール、まさにアメリカの大学生のすべてが詰まったような出来事の連続(偏見)
オチも4人全員がはっきり何かを学んだかわからないところもスタンド・バイ・ミーっぽい!
右手にポップコーン、左手にハイネケンを持って鑑賞するのがおすすめ!!
狂言回しの”バリー”
この映画が『ハングオーバー』シリーズに似ているところ。
それは物語が現在から未来へ進む方式ではなく、現在から過去を振り返るという方式だからだ。
『ハングオーバー』シリーズは主人公たちが記憶を失うほど酔っぱらって街を滅茶苦茶にしたため、翌日酔いがさめた主人公たちが身に覚えのない悪事の精算をするというのがパターンとなっている。
それと同じように『ロード・トリップ』は大学の案内係兼留年生のバリーがオープンスクールに来た高校生・その両親たちに対し”面白い話”として映画の内容を紹介するという方式。
テキサスへの旅のパートと現在その話をしているバリーのパートが交互に転換する方式。
ちなみにバリーはテキサスへの旅には行っていない。
ただバリーはテキサスへの旅に出たジョシュやELと同じ大学寮の部屋で生活しているだけで、彼らから聞いた話を語っているだけ。
そのためバリーが話を盛っているように聞こえる箇所がいくつかあるため、それもこの映画の見どころである!
視聴するには?
現在Netflixにて配信中!
またDVDもあるので是非見てください!!
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