Aerosmith(エアロスミス)入門編【おすすめ曲・アルバム】

レジェンド
画像出典:Aerosmith HOME | Facebook
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50年以上も第一線で活躍し続けるUSハードロック界の殿堂!!

ロックの世界ではなぜか早くに解散や引退、もしくはメンバーの誰かが逝去してしまって音楽活動を辞めてしまったバンド・ミュージシャンを神聖視する傾向にある。

みんなおそらく「もっと活動し続けたらもっと偉大なことを成し遂げたのでは!?」という想像が楽しくて上記のようなバンドに注目してしまう。

しかし僕はそれら以上に何十年も音楽を続けている人たちの方が立派で偉大な存在だと思う。

一般人がバンド活動をするレベルでも何年も同じバンドを続けている人はかなり少ない。

ましてやあらゆる困難を乗り越えメジャーシーンの第一線で何十年も音楽活動を続けるのはもはやモンスターなのだ!!

そういう意味でAerosmith(エアロスミス)最高のバンドだ。

途中で何度かメンバーの離脱があったが、デビュー当時のオリジナルメンバー全員が一度も解散せずに50年以上も活躍し続けるなんてAerosmith(エアロスミス)くらいなものだ。

(※U2も彼らほどではないが40年以上もオリジナルメンバーのまま活動を続けている。)

もう一つ大きなのAerosmithの偉業がある。

それは英国ブルースロック・ハードロック米国R&B・ファンクの融合!!

Led ZeppelinYardbirdsのような激しいサウンドと自国のブラックミュージックのグルーブ感を持ち込んだことで、ある意味原初のミクスチャーロックを作っていたともいえる。

そんな偉大なバンドを改めて紹介する。

洋楽初心者はおそらくAerosmithの曲は「Walk this Way」「アルマゲドンの曲(I Don’t Want to Miss a Thing)」と思う。

でもこの記事を最後まで読むとAerosmithの中級者くらいにはなれると思うのでご期待ください!

メンバー

スティーブン・タイラー

ボーカル。

絶叫悪魔」(The Demon of Screamin)と称されるほどのシャウトの達人であり、独特のスキャットやハスキーボイスでバラードを歌い上げるスタイルが後のボーカリストたちに多大な影響を与えた。

驚くべきは彼は40歳を超えだしてから声量が爆発的に上がったこと。

(30代から40代の間、スティーブン・タイラーは酒とドラッグに溺れていた。おそらくなんだかの化学反応で別人類になったとしか思えない...)

またハリウッド女優のリブ・タイラーの実父でもある。

日本との関わりが深く、彼はたい焼きポンジュースが大好物!!

たい焼きに関してはバンドメンバー全員が好きであるが故、ある事件が起こった。

日本公演終了後、Aerosmith全員がたい焼きを大量に購入して帰国したことがあったが、誰か(恐らくジョー・ペリー)が機内で全て食べてしまい、それを知ったスティーヴンが大激怒!!

バンドが解散の危機に瀕したというエピソードがある。

しかしこのことを知った日本のたい焼き機メーカーが、スティーヴンにたい焼き機をプレゼントした。

2008年にローリング・ストーン誌の選ぶ「歴史上最も偉大な100人のシンガー」にて第99位にランクイン。

ジョー・ペリー

リードギタリスト。

ボーカルのスティーブンと共にソングライティングをするため、この二人は「トキシック・ツインズ(The Toxic Twins)」と呼ばれる。

主にイギリスのブルースロックバンドから影響を受けており

  • ジェフ・ベック
  • ピーター・グリーン(Fleetwood Mac)
  • ジミー・ペイジ(Led Zeppelin)

等から影響を受けている。

またアメリカのブルースギタリストのジョニー・ウィンターにも強く影響を受けている。

彼のリフ作りのセンスとスティーブンのシャウトに呼応するように激しいギターソロがAerosmithの楽曲の色づけていると思う。

「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」2003年版において48位2011年版においては84位に選ばれている。

ブラッド・ウィットフォード

リズムギタリスト。

あの世界的に有名な音楽教育機関、バークリー音楽大学出身!!

そのためジョー・ペリーからは「俺よりもギターが上手い。」と評されている。

普段はリズムギタリストに専念しているが、曲によってはリードギターを担当することもある。

彼もバンドの作詞・作曲に関わることもあって、Aerosmith初期の代表曲「Last Child」は彼が深く関わっている。

何といってもギターパートのブラックミュージックさながらのグルーブ感は彼の技術によるものが大きい。

Guns N’ RosesのギタリストSlashブラッドからの影響を公言している。

トム・ハミルトン

ベーシスト。

幼少期はギターを弾いていたが、14歳からベーシストに転向。

その後地元のジャムバンドに参加し、ジョー・ペリーと知り合う。(これが最初期のAerosmithであった。)

彼もバンドの作詞・作曲に関わることもあって、Aerosmith初期の代表曲「Sweet Emotion」、後期の代表曲「Janie’s Got a Gun」は彼が深く関わっている。

また彼は2000年代から癌になることが度々あるが、そのたびに乗り越え精力的にツアーに参加している。

ジョーイ・クレイマー

ドラマー。

彼もあの世界的に有名な音楽教育機関バークリー音楽大学出身であるがAerosmithの活動に専念するためすぐに中退した。

またAerosmithというバンドの名付け親はジョーイである。

彼が高校時代の休み時間にノートに書いた架空のバンド名からとったそうだ。

2012年に発表した「ローリング・ストーン誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のドラマー」にて78位にランクイン!

次のページからおすすめ曲・アルバムを紹介!

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