グランジを代表するバンドであり、ジェネレーションXの代弁者!
僕はグランジが大好きだ!
Nirvana以外...
別にNirvanaが嫌いなわけでないが、特別好きでもない。
僕にとってグランジというジャンルの入り口はNirvanaであったが、ハマったきっかけであるかどうかと聞かれるとNirvanaではないと思う。
僕はPearl JamやSound Garden、Mudhoney、Alice in Chains、Melvinsなどのバンドにハマった。
そして今回はPearl Jamを紹介!!
彼らこそがジェネレーションXの苦悩を代弁した、まさに時代を象徴するバンドであると思う。
ジェネレーションXとは60年代後半から70年代終盤に生まれた世代の人たちのこと。
この世代の人たちは親世代の離婚率の上昇・大学の学費の高騰・冷戦末期からソ連崩壊を多感な青春時代に経験した世代。
言わば将来に希望を持ちにくくなった世代。
そんな世代の気持ちをより詳細に、よりわかりやすく主張したのがPearl Jam。
そんなPearl Jamについて今回は詳しく紹介したいと思います!
メンバー
エディ・ヴェダー
ボーカルでありバンドのフロントマン!
楽曲のほとんどの作詞を担当し、彼こそがジェネレーションXの代弁者であると言える。
彼の書く歌詞は個人的な生い立ち、政治的なこと、哲学的なことなど多種多様である。
12歳の誕生日の時に母からギターをプレゼントされたことで、音楽にのめり込む。
そのころThe Whoの名盤『四重人格』を特に聞いていた。
また高校時代は演劇部に所属しており、趣味はサーフィンである。
ローリングストーン誌が2012年に発表した「史上最も偉大なリードシンガーベスト100」にて第7位に選ばれる。
ストーン・ゴッサード
リズムギタリスト。
Pearl Jamの前身バンド、Green Riverのメンバーでもある。
初期の名曲の基礎は大体ストーン・ゴッサードが作曲していた。
彼特有のビートとグルーヴはリズムギタリストとして業界内でも一目置かれている。
ギタープレイはLed ZepplinやKISS、Jimi Hendrix、Van Halenから受けている。
マイク・マクレディ
リードギタリスト。
11歳の時にギターを購入しギター教室でレッスンを受けていた。
その後中高生のころにバンド活動もしていたが、高校卒業後はギターからしばらく離れていた...
しかし22歳の時にスティーヴィー・レイヴォーンのライブ見に行ったことで、再び音楽の道を志すことになる。
本人曰く、ギタープレイに関して技術的にこだわることはなく完全な感覚志向であるとのこと。
ローリングストーンズの大ファンであり、同バンドのギタリスト”キース・リチャーズ”を敬愛している。
またパンクバンドのSocial Distortionからも強い影響を受けていると語っている。
ジェフ・アメン
ベーシスト。
ストーンと同じくPearl Jamの前身バンド、Green Riverのメンバーでもある。
10代のころにベースを始め、主にRamonesやThe Clash、The Policeなどのパンクロックのカバーをしていた。
バンドの作詞・作曲に大きく貢献しており、バンドの名曲『Jeremy』は彼が作曲した!
マット・キャメロン
ドラマー。
元々は超大物バンド”Sound Garden”のドラマーであり、同バンドが解散1997年に解散した後、Pearl Jamに加入した。
キャリア初期からテクニックのあるドラマーとして知られており、地元シカゴの音楽シーンにおいて有名なドラマーであった。
影響を受けたドラマーとしてトニー・ウィリアムス、キース・ムーン(The Who)、スティーブ・ガッド、スチュアート・コープランド(The Police)、ビル・ブルフォード(Yes)を挙げている。
ローリングストーン誌が2016年に選出した『偉大なロックドラマー・ベスト100』にて第52位にランクインした!
また余談だが、カルト的人気を誇るZ級映画『アタック・オブ・ザ・キラートマト』にあるヘタクソな劇中歌「Puberty Love」はマット・キャメロンがボーカルを担当していた!!
映画ではこの「Puberty Love」を大音量で流すことで、人食いトマトたちを撃退していた。
ちなみに当時彼は「Foo Cameron」というペンネームを使用している。
次のページからおすすめ曲・アルバムを紹介!
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