個人的におすすめの洋楽アニメーションMV、残りベスト10を紹介!!
前回僕が個人的におすすめしたいオシャレな洋楽のアニメーションMVを第20位から11位まで紹介した!
今回は後編としてベスト10を紹介!!
多少有名どころも増えるがどれもこれもオシャレなのでぜひ見てほしい!!
では早速紹介します!
第10~7位
第10位『D.A.N.C.E.』(Justice)
Justice(ジャスティス)はフランス発のエレクトロポップデュオ!
彼らのデビューアルバム『†』は世界的成功を収め、この年のグラミー賞の「ベスト・エレクトロニック/ダンス・アルバム」部門にもノミネートされていた。
このアルバムの収録曲でありシングルでもある『D.A.N.C.E.』はマイケル・ジャクソンへのトリビュート曲!!
元々Justice(ジャスティス)はマイケル・ジャクソンの大ファンで「P.Y.T. (Pretty Young Thing)」や「Black or White」・「Working Day and Night」・「Whatever Happens」などマイケルジャクソンの楽曲への言及が曲中でなされている。
ロンドンの少年聖歌隊の歌声をフィーチャーしつつ、R&Bやファンクさながらのリズムでオーディエンスを盛り上げる。
この曲のPVではTシャツの絵柄が歌詞と共にカラフルかつリズミカルに変化していく。
PVは2007年のヨーロッパMTVアワードで最優秀ビデオ賞を受賞している!
第9位『Lone Digger』(Caravan Palace)
Caravan Palaceもフランス出身、そしてエレクトロポップとスウィングジャズが融合した音楽をするエレクトロ・スウィングバンド!
彼らの名曲ともいえるLone Diggerは2015年に発表された曲であり、2023年1月時点でYouTubeでの再生回数が3.7億回以上を記録している。
何といってもPVがオシャレ!!
動物が擬人化している世界で若い猫3人が怪しげなバーに入るという内容。
ジャズ風なポップなサウンドと共に流れるスリリングでありグロテスク、そしてエロチックな映像は1度見ると釘付けになる。
この曲は未だに人気は根強く、最新ディズニー映画『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』でもこの曲が流れている。
第8位『Feels Like We Only Go Backwards』(Tame Impara)
Tame Imparaはオーストラリア出身のアーティスト、ケヴィン・パーカーによるソロプロジェクト。
しかしライブにおいては他のメンバーが参加する形。
サイケデリックポップを主体としてエレクトロやシューゲイザーなど様々なジャンルを取り入れている。
「Feels Like We Only Go Backwards」は2012年発表された楽曲であり、2ndアルバム『Lonerism』に収録されている。
USビルボードオルタナティブエアプレイにおいて37位を記録した。
PVはクレイアニメであるが、クレイアニメの立体感は一切使わず平面での表現のみ。
しかし粘土を絵のように平面的に扱うことで、重量感と浮遊感両方の表現を融合させることに成功している。
PVでは宇宙・精神の広大さや曖昧さを怪しく伝えているように思える。
第7位『Paranoid Android』(Radiohead)
Radioheadは今でも第一線で活躍している世界的なロックバンド!!
しかし彼らはロックバンドではあるが、ロックの限界に挑戦し続けて自分たちの領域を広げていっている。
そんなスタイルを確立したのが今回紹介する名曲『Paranoid Android』!!
3rdアルバム『OK Computer(オーケーコンピューター)』収録曲、6分23秒もの長さがある大作であり、Queenの「Bohemian Rhapsody」と同じくらい壮大であり、曲の展開が豊富な名曲。
ローリング・ストーン誌の『史上最高の500曲』では257位にランクイン。
PVはスウェーデンで有名な映像作家マグナス・カールソンが担当!
ロビンという男の子がベンジャミンという黒人の友達と一緒に街に出るが、そこで奇妙で暴力的な出来事に巻き込まれるというもの。
大胆な色と明確で力強い線で描かれたアニメーションは単純なようで奥深い印象を受ける。
またこのPVを制作するにあたってRaidoheadのトム・ヨークは「PVを歌詞そのまんまの映像にされたくない。」という趣向から、PV監督のマグナスにこの曲の歌詞を知らせなかった。
しかしマグナス・カールソンはただ歌詞のない曲を聴き続けることでイメージしたシナリオを考えてPVに昇華、名作となって今も大勢の方に影響を与え続ける。
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