3回戦終了
今年で『サウスパーク』は25周年を迎える!
この25周年を記念する素敵なイベントを公式が開催してくれた!
2022年3月24日より『サウスパーク:ミュージック・マッドネス・トーナメント』を開始。
サウスパークではかなりの数のオリジナルソングがある。
『サウスパーク:ミュージック・マッドネス・トーナメント』はファンの投票でその中でも選りすぐりの楽曲64曲からトーナメント方式で一番人気の楽曲を選ぶというわけだ!!
※詳細・投票の方法はサウスパーク公式Twitterアカウントにて。
そして2回戦が終了したため途中経過を報告!!
↓前回の記事はこちら!
勝ち残ったオリジナルソング
2回戦終了の時点で32曲の中の半分しか生き残れない。
以下の赤マーカーの曲名は勝ち残ったものだ!
- Chocolate Salty Balls (シェフ:S02E09)
Canada On Strike (S12E04)Fingerbang (スタン&カイル&カートマン&ケニー:S04E08)- Kyle’s Mom (カートマン:S01E10)
- Let’s Fighting Love (S08E01)
Taco-Flavored Kisses (ヘニファー・ロペス:S07E05)- Make it Right (カートマン:S09E06)
Push (ランディ:S19E03)- Jackin’ It in San Diego (スタン:S16E05)
Joseph Smith was Called Prophet (S07E12)Somalian Pirates We (カートマン:S13E07)- Gay Fish (カニエ・ウエスト:S13E05)
- Theme Song (Primus)
Faith + 1 Melody (Faith + 1:S07E09)- Put It Down (クレイグ&トゥイーク&カートマン:S21E02)
Mr. Hankey The Christmas (Mr.ハンキー:S03E15)
ベスト8に残ったオリジナルソングを解説
Chocolate Salty Balls (シェフ)
S02E09「喰えっ!喰えっ!クソッ!チョコボール」にて登場した曲。(タイトルが酷すぎる)
サウスパークで映画祭が行われたのでシェフがオリジナル料理で一儲けしようと露店を開く。
その商品は「シェフの舐めてチョコ」という塩味チョコボール。
そのCMソングとしてまたまたシェフがオリジナルソングを披露したのがこの「Chocolate Salty Balls 」
なんとこの曲は1998年に実際にシングル曲として発売され、イギリスとアイルランドのシングルチャートで1位に輝いた!
しかもこの曲はなんとリック・ルービンがプロデュース!
サウスパークのオリジナルソングの中でも一際クオリティが高い下ネタファンクソング!!
Kyle’s Mom (カートマン)
S01E10「おしゃべりウンチのMr.ハンキー」にて登場した曲。
カイルの母シーラのモンスターペアレントっぷりにクラス全員がうんざりしていたところ、カートマンが歌いだした侮辱ソング!!
カートマンがシーラへの悪口をマシンガンのように吐き出すアップテンポで明るい曲。
サウスパークの中でも特に人気がある曲で映画『サウスパーク/無修正映画版』でも披露された。
なお映画版ではオランダやフランス、中国、アフリカ風など様々なアレンジバージョンが披露されている!
また今年は25周年を記念してこの曲のオーケストラヴァージョンが公開されている!
Let’s Fighting Love (S08E01)
S08E01「キケンなニンジャごっこ」にて登場した曲。
スタン、カイル、カートマン、ケニーが大人の露天商を騙して、手裏剣や刀、トンファーなどを買って忍者ごっこをするエピソード。
このエピソードの作画は日本のアニメ風になっている。(ストリートファイターがモデルと言われている。)
エピソードの中でスタンたちが別の仲良しグループのクレイグたちと戦うときに流れたのがこの「Let’s Fighting Love」!
この曲は日本のアニソンのパロディであり、アニソン独特の曲調や日本語と英語のミックス感が癖になる。
サビの「Hey! Hey! Let’s GO! 喧嘩する! 大切なものを Protect My Balls! 僕が悪い So Let’ Fighting! Let’ Fighting Love!」
という日本人から見てもアメリカ人から見ても不可解な歌詞がたまらない!
Make it Right (カートマン)
S09E06「バターズのゴースト・フレンド」にて登場した曲。
ついにカートマンのわがままっぷりにキレてしまったスタン・カイル・ケニーはカートマンを無視することに。
さらにカートマンを嫌う人間全員がカートマンを無視しだしたのでカートマンは「自分は死んで魂だけになった」と思い込んだ!
だがマヌケなバターズだけカートマンを無視しなかったため、カートマンはバターズに「俺が天国に行けるようにするため手伝え!」と命令!
バターズは「いままでカートマンが悪いことした人たちにお詫びしよう」と提案。
そのお詫びの過程で流れた曲がこの「Make it Right」
カートマンは
・校長先生のかばんの中に7回ウンコした
・意地悪した上級生スコットの両親を殺してその肉をスコットに食べさせた
・幼稚園時代の担任の先生を重度の火傷を負わせる(スタン・カイル・ケニーも共犯)
・民衆を扇動してユ〇ヤ人を虐〇しようとする。
などの悪事をしていたため、これらを花束と果物の詰め合わせをプレゼントして帳消しにしようとしてた鬼畜行為中に流れていた。
Jackin’ It in San Diego (スタン)
S16E05「いじめ問題」にて登場。
スタンはいじめ問題をどうにかしようといじめ防止動画を制作。
その動画のいじめられっ子役にはバターズを採用。
スタンとバターズはそのままテレビ出演したが、番組MCがバターズを必要以上に煽ったせいでバターズは生放送でMCをボコボコにする。
結果スタンは精神異常者(バターズ)を無理やり出演させたとして炎上する。
スタンは学校やテレビ局から責任追及されるが、「たった一つ俺に残された手がある」と言ってサンディエゴへ向かう。
そしてスタンはサンディエゴの街中で全裸になってオ〇〇ーを始める!?
そのときに流れていた曲が「Jackin’ It in San Diego」。
しかしこの意味不明な行為は映像作家ジェイソン・ラッセルが2012年に行った奇行のパロディである。
ジェイソン・ラッセルとはキャンペーン動画「KONY 2012」をYouTubeに公開し、7800万回以上再生され注目を浴びた。
「KONY 2012」とはウガンダ共和国の反政府ゲリラ「Lord’s Resistance Army」(神の抵抗軍)のリーダー、ジョセフ・コニーの悪行をまとめた動画であり、彼を2012年以内に逮捕することを目的に作られた動画であった。
この動画のおかげでリアーナ、ジャスティン・ビーバー、オプラ・ウィンフリー、アンジェリーナ・ジョリー、ボノ、ジョージ・クルーニー、マーク・ザッカーバーグなどの支援者が名を連ねてさらに話題を呼び、世界から多額の寄付金が集まった!
ところがどっこい
この寄付金は本来の使い道の30%しか使われておらず、残り70%の使用状況が不明であったためジェイソン・ラッセルは炎上した。
さらにジョセフ・コニー自体が2006年にウガンダを離れてコンゴ共和国などに移動したことも有識者が指摘し、「コニーを捕まえればウガンダが平和になるみたいな宣伝の仕方は間違っている」とさらに炎上。
この炎上を受けてジェイソン・ラッセルが行ったこと。
それはサンディエゴでパンイチになって他人の車を破壊し、下着を脱いだ後に性的ジェスチャーをしたのであった。
ジェイソンはすぐに拘束され精神医学療法を受けることとなった。
またこの曲もオーケストラヴァージョンが公開されている!
Gay Fish (カニエ・ウエスト)
S13E05「Fishsticks」で登場した曲!
(※実際カニエ・ウェストが歌っておらず、カニエの声真似をした作者トレイが歌っている。)
ジミーはある日凄いポップなジョークを思いつく。
そして近くいたカートマンにジョークを試してみた。
ジミー「フィッシュスティック(Fishsticks:お菓子の名前)は好き?」 カートマン「うん」 ジミー「じゃあ君はゲイフィッシュだな」 (FishsticksとFishdicks(魚のチ〇コ)をかけたジョーク
ジョークは大ウケ!!
しかしこのジョークは全米で唯一カニエ・ウェストのみが理解できず、「俺はゲイフィッシュじゃない!」と癇癪を起こし、このジョークを考えた奴を殺すと言い放つ。
だが最終的にカニエは「もしかしたら俺は本当にゲイフィッシュかもしれない。」と思い込み、海へと潜って魚たちと戯れる。
このときに流れていたのが「Gay Fish」。
本当にカニエ・ウェストのような曲構成とボイスエフェクトになっていてクオリティが高い。
また今年は25周年を記念してこの曲のオーケストラヴァージョンが公開されている!
Theme Song (Primus)
皆さんご存じサウスパークのオープニングソング。
トレイとマットは大好きなバンドPrimusが作曲し演奏した。
また今年は25周年を記念してこの曲のオーケストラヴァージョンが公開されている!
Put It Down (クレイグ&トゥイーク&カートマン)
S21E02「スマホは置くべき時」のラストに登場した曲。
スマホの見ながら運転による事故や当時のトランプ対金正恩のTwitter上の喧嘩などをひっくるめて「スマホを置け!」と訴えるタイムリーな名曲!!
この曲は世界的に人気のラッパーLogic(ロジック)の大ヒット曲「1-800-273-8255」のパロディでもある。
この曲は自殺防止そんぐであり、タイトルの番号はNational Suicide Prevention Lifeline(全国自殺防止ライフライン)の番号。
この曲のおかげでNSPLへの電話の数が50%増加したと発表されている。
そしてこの曲のラップを担当するのがカートマン!
是非聞いてほしい!!
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