Rancid(ランシド)入門編【おすすめ曲・アルバム】

USパンク
画像出典:Rancid - HOME | Facebook

おすすめ曲

Radio

2ndアルバム『Let’s Go』収録曲。

あのGreen Dayのフロントマン”ビリー・ジョー・アームストロング”が作曲を手伝った曲。

実際ビリーは短期間だけRancidのリードギタリストとして活躍していた。

ラジオから流れる音楽に救われた経験音楽への愛情がストレートに表現された曲。

曲中に登場する歌詞にあるRadio clashは『This is Radio Clash』を、Magnificent 7は『The Magnificent Seven』を指していて、2つともThe Clashの名曲である。

RancidティムGreen DayビリーThe Clashのファンであるので、この曲は自伝的な要素もあるのであろう。

Maxwell’s Murder

3rdアルバム『…And Out Come the Wolves』収録曲、オープニングトラック。

タイトルはBeatlesの曲『Maxwell’s Silver Hammer』のパロディ。

たった1分25秒で終わる曲だが、この短い時間でリスナーのテンションをマックスに引き上げてくれる!!

注目すべきはマットのベースソロ!!

このクールなベースソロを聴けば誰だってベースを始めたいと思うはず。

それくらいカッコよい!!

ベースをやっていない人もやっている人も是非聞いてほしい!

Roots Radical

3rdアルバム『…And Out Come the Wolves』収録曲、シングルカット曲。

Rancidのもう一つのルーツであるレゲエ・スカへのリスペクトを表現した曲!

もっというなら彼らが敬愛するジミークリフへのリスペクトが含まれている。

USビルボードモダンロックチャート27位を記録。

Time Bomb

3rdアルバム『…And Out Come the Wolves』収録曲、シングル曲。

バンドを代表するスカパンクの名曲!

タイトルは時限爆弾という意味。

ある不良の青年の物語を描いた曲であるが、テーマとしては人生の短さ・儚さを伝えている。

一番初めの歌詞が個人的には胸に刺さる。

If you wanna make the move then you better come in
It’s just the ability to reason that wears so thin
Living and dying and the stories that are true
Secrets to a good life is knowing when you’re through

お前にその気があるなら、すぐに行動した方がいい
衰えに気づくのも才能さ
マジな生き様、死に様、物語
いい人生を送る秘訣は、潮時を知る事さ

USビルボードモダンロックチャート8位を記録。

Ruby Soho

3rdアルバム『…And Out Come the Wolves』収録曲、シングルカット曲。

Ruby Sohoとはとあるパンクロッカーの恋人の名前だそうだ。

一説にはベーシストのマットとその彼女についてティムが書いた曲だと言われている。

親友の彼女について曲を書こうとするティムの心理とはどのようなものだったのだろう?

またそれを演奏するマットの心理とは?

USビルボードモダンロックチャート13位を記録。

Fall Back Down

6thアルバム『 Indestructible 』収録曲、シングル曲。

強い友情について歌ったアツい曲!!

もし俺がぶっ倒れても(Fall Back Down)、お前は手を貸してくれるだろ?

という激アツフレーズで、ランシドの中でも特に人気の高い曲。

USビルボードモダンロックチャート13位を記録。

Red Hot Moon

6thアルバム『 Indestructible 』収録曲、シングル曲。

個人的に大好きなRancidの曲!!

タイトルに赤い月とあるが、赤い月とは大災害の予兆や不吉の象徴を意味する。

楽曲は”KC”と呼ばれる女の子パンクロッカーの物語。

幸先が悪いことが分かっていても、パンクロッカーとしての生きざまを貫こうとするKCの物語に心を打たれた...

おすすめアルバム

『Let’s Go』(2ndアルバム/1994年)

第2のギターボーカル”ラーズ・フレデリクセン”加入後に作られたバンドの出世作!!

あのGreen Day”ビリー・ジョー・アームストロング”が作曲に参加した「Radio」

ファン人気の高いシングルカット曲である「Salvation」

X-Menでおなじみのヒーロー”ウルヴァリン”と冒険を共にする夢を歌った「Sidekick」などおすすめ曲が多い!!

インディーレーベルから発売したのにもかかわらず、アメリカではゴールドディスクに認定された!

USビルボード200にて97位を記録した!

『…And Out Come the Wolves』(3rdアルバム/1995年)

バンドの最高傑作であり90年代メロコアブームを代表する名盤!!

Green Day『Dookie』The Offspring『Smash』と並ぶ、90年代パンクブームに火をつけたアルバム!

初めてRancidを聴く人におすすめの1枚!

このアルバムではスカレゲエの影響が色濃く出ている。

このアルバムの収録曲である「Roots Radical」「Time Bomb」「Ruby Soho」の3曲は人気を博し、MTVでヘビーローテーションされた。

インディーレーベルから発売したのにもかかわらず、アメリカではプラチナディスクに認定された!

USビルボード200にて45位を記録した!

『Indestructible』(6thアルバム/2003年)

愛する身内と憧れのパンクスターとの死別を乗り越えた鎮魂歌・・・

このアルバムを制作していた時期、Rancidのメンバーたちは多くの悲劇に見舞われた...

ティムは元妻ブロディと離婚...

ラーズは弟ロバートと死別...

そしてRancidのメンバー全員が敬愛するパンク界の巨星2人、ジョーイ・ラモーン(Ramonesジョー・ストラマー(The Clash急逝

大切な人、あこがれの人を失ってしまった彼らの答え...

それが彼らのアルバム『Indestructible(不滅)』

どんな困難が来ても音楽とバンドで乗り越えて見せるという彼らの決意が感じられる名盤。

USビルボード200にて15位を記録した!

外部リンク

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