ベスト3
第3位『Wonderful Christmastime』(Paul McCartney)
Paul McCartney(ポール・マッカートニー)のクリスマスソング!!
この曲はアルバム未収録曲でレコーディングではすべての楽器をPaul McCartney(ポール・マッカートニー)が担当している!!
UKシングルチャートで6位!
USビルボードホットチャートにて28位を記録したヒット曲。
純粋にクリスマスを楽しんでいるような雰囲気を感じる甘いメロディが特徴的で、エコーがかかったアナログシンセサイザーの温かさを感じるサウンドに注目してほしい!!
しかしこの曲発表当時は「あまりに単純すぎるポップなメロディ」であると批評家に批判されていた...
だがクリスマスはみんなで楽しむ日というコンセプトを考慮すればメロディもシンプルイズベストではないかと思われる。
第2位『Happy Xmas (War Is Over)』(John Lennon)
続いてはJohn Lennon(ジョン・レノン)の名曲クリスマスソング!!
またこの曲は反戦歌でもあり、この曲がリリースされた当時のベトナム戦争への批判が込められていた曲であった。
しかし今ではクリスマスの定番ソングとなっている。
UKシングルチャートで2位!
USビルボードホットチャートにて49位を記録した。
知名度の割に売り上げが良くなかったのは、クリスマス周辺時期だけにラジオオンエアされたというプロモーション不足が原因であるとされている。
「クリスマスは人種に関係なくすべての人間を幸せにする、またみんなが望めばそんなクリスマスになる」というメッセージを込めている。
今ではニール・ダイヤモンドやダイアナ・ロス、セリーヌ・ディオン、マイリー・サイラスなどあらゆる世代のスターがこの曲をカバーしている。
第1位『This Christmas』(Donny Hathaway)
日本でも知名度が高いクリスマスソングが2、3位に並んだが、第1位の『This Christmas』はそうではないかも・・・
ダニー・ハサウェイ(Donny Hathaway)は1970年代に活躍したソウル・R&Bのシンガーソングライター。
彼の洗練された音楽は当時マーヴィン・ゲイやカーティス・メイフィールドに並んでニューソウルと称された。
2008年にローリング・ストーン誌の選ぶ「歴史上最も偉大な100人のシンガー」にて第49位にランクイン。
そんな彼は1979年1月13日にニューヨークのエセックス・ハウス・ホテルから転落して33歳の若さでこの世を去った・・・
この『This Christmas』はアフリカ系アメリカ人によって初めて書かれたオリジナルクリスマスソングであると言われている。
歌詞はいたってシンプル、今年のクリスマスは好きな人と一緒に過ごし特別なものになることを期待しているという内容。
だが当時のアメリカの事情を考えればアフリカ系アメリカ人にとってクリスマスをそのように考える恵まれた環境にいる人はかなり少なかった。
そのような背景でダニー・ハサウェイは人種に関係なくクリスマスを楽しむ心を届けた。
R&B特有の高揚感あふれるリズムと温かいソウルフルな歌声は、聴き手をクリスマスをより良いものにしてくれると期待させる。
皆さん良いクリスマスをお過ごしください!!
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