まだまだ!みんなを前向きにさせる『サウスパーク』の名言・名セリフを特集 第3弾!
『サウスパーク』は過激な作風が有名だが、注目するのはそこじゃない!
視聴者の心に刺さるような名言がたくさんある!
前日投稿した
が好評だったのと、まだまだ良い名言・名セリフがあるので第3弾を発表!
今回は心温まるものもあれば、笑える名言・皮肉を含んだものまで幅広くあります!
また作者がサウスパーク以外の作品で語った名言も!?
(※英語版しかないエピソードのセリフは僕が和訳しているため、原語とはニュアンスに違いがある可能性あり)
新しい名セリフ集も投稿しました!
低俗なテレビ番組に過剰反応する親たちに一言申したカイルの名言!
『スタンのおじいちゃん、ポックリ大作戦』(S01E06)のエピソード。
カイルの母シーラは下品な番組「テレンス&フィリップ」を見て激怒!!
母シーラは他の親たちに「テレンス&フィリップ」を見させないように電話して回る。
さらにシーラは大勢の大人たちを引き連れてテレビ局に「テレンス&フィリップ」の放送を取りやめるように直談判!
そんな状況にあきれたカイルが一言いった。
親はテレビをベビーシッターか先生のかわりかなんかだと思ってるんじゃない?
だからあんなに怒っているんだろう?
カイル/『スタンのおじいちゃん、ポックリ大作戦』(S01E06)
テレビを娯楽でしかないということに気づけない大人たちを皮肉ったセリフ。
そしてこのエピソードでは最終的に「テレンス&フィリップ」の放送は中止される。
そこでスタン・カイル・カートマンは途方に暮れるが・・・
カイル「スタン、『テレンス&フィリップ』が終わったら僕ら何を楽しみに生きていけばいいかな?」
スタン「さあね、とりあえずハッパでも吸えばいいじゃないの?」
カートマン「おじさんはクラックを吸うのが一番じゃないかって。」
カイル「アダルトビデオを見るなんてどう?」
スタン「デュード!」
大人たちは規制すべき本質を見抜けなかったというオチでこのエピソードは終わります。
トランスジェンダーに関する話し合いでギャリソン先生が放った名言!
『シスジンジャー』(S18E03)でのエピソード。
ある日カートマンが女子トイレで大便をし始めた!!
カートマンの言い分では「俺はトランスジェンダーで、体は男だが心は女だから女子トイレを使う」というものだった。
しかし女子たちから苦情により職員会議が行われる。
ギャリソン先生は会議で「体と心の性別が一致している人」をシスジェンダーと呼んだ。
だがマッケイ先生はこの言葉に対して「それは普通ってことじゃないの?」と問う。
しかしギャリソン先生はこの質問に対して名セリフを返した。
「普通」という言葉はそうでない人を傷つける言葉です。
ギャリソン先生/『シスジンジャー』(S18E03)
ホモセクシャルであり、一時は女性に性転換したマイノリティであるギャリソン先生だからこそ言えるセリフ。
しかしギャリソン先生自身は人種差別主義者なので、それを考慮するとあまりいいセリフに思えない...
デブいじりにキレたカートマンをなだめたスタンの名言!
『氷の爆笑』(S02E18)でのエピソード。
山で遊んでいた主人公たち4人。
カイルはいつも通りカートマンにデブいじりをする。
しかしカートマンはいつも以上にカイルにキレる。
そんなときにスタンが言った名セリフがこちら!
お前を「デブ」って言うのは、「空が青い」って言っているのと一緒だろう?
スタン/『氷の爆笑』(S02E18)
このセリフを聞いて笑ったのと同時に「なるほど」っと思った。
ただ見たまんまの特徴を言われただけで怒るなよって。
しかし今の時代だとかなりバッシングされそうなセリフだ...
反喫煙団体の横暴に一言申したカイルの名言!
『死ぬより怖い禁煙運動』(S07E13)のエピソード。
ある日学校に反喫煙団体のスタッフが来て、生徒の前で反喫煙ラップを披露するが恐ろしくダサかった!
そのスタッフが「煙草を吸わなかったら僕たちみたいなイケてる大人になれる」といった!
スタンたちすぐに校舎裏で煙草を吸うが、たばこの不始末で学校が全焼する!
もちろん学校はスタンたちを叱るが、スタンたちはタバコ会社の陰謀だと責任転換!
それに同意した大人たちはスタンたちをロブ・ライナー(映画『スタンドバイミー』の監督)が率いる反喫煙団体の活動に参加させる。
しかしその反喫煙団体はウソの研究データや大量の偽広告でタバコをなくそうとする横暴な連中だった。
そんな状況を知ったカイルはロブ・ライナーに一言申す!
あなたたちはただタバコが嫌いなだけで金と権力にモノを言わせてみんなに意見を押し付ける。
それはファシズムっていうんだよ!!
この傲慢デブ!
カイル/『死ぬより怖い禁煙運動』(S07E13)
酒やたばこ、ドラッグ、ギャンブルに反対する団体は世の中にたくさんある。
しかし彼らが主張や手法が正しいかどうかをもう一度見つめなおすべきだというメッセージ。
いじめられてたバターズがいじめを乗り越えて、いじめっ子に言い放った名セリフ!
『いじめ問題』(S16E05)のエピソード!
ある日目のあたりを腫らして食堂に来たバターズ。
友人たちは誰にいじめられたんだとバターズ聞くが、一向に答えない。
しかしバターズをいじめていたのは予想外の人物!
なんとバターズの実のおばあちゃんだった!
おばあちゃんはバターズを殴るのはもちろん、周りに気づかれないようにバターズの足にフォークを刺したり、トイレのボール型芳香剤を食べさせようとしたりしてくる!
でもバターズは物語終盤にいじめを乗り越える!!
おばあちゃんの恐怖を克服したバターズは寝室で横になっているおばあちゃんに向かって名セリフを吐いた。
哀れに年老いたおばあちゃん
僕にいつもアドバイスをくれていたんだよね?
「立ち向かえ!」とか「チクれ!」って。
おばあちゃんみたいにいじめてくる人はそこら中にいるんだ。
子供のとき、そんな状況がいつまでも続くように思える。
でもそうじゃない、人生は変わっていく。
そんな人がずっといることなんてない。
そしてそんな人もいつかは死ぬんだ。
バターズ/『いじめ問題』(S16E05)
最悪な状況が永遠に続くように思えるが絶対そんなことはない!っという作者からのメッセージのように思える。
というのも同じようなメッセージを映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』で作者マット・ストーンが語ったからだ!
映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』とはマイケル・ムーア監督作品の銃社会への警鐘に関するドキュメンタリー映画。
映画内ではコロンバイン高校銃乱射事件について言及されている。
これは2人の生徒が学校の食堂で生徒12人・先生1人を銃殺した後、犯人両名が自殺した痛ましい事件。
また犯人二人の動機は不明ではあるが、二人とも長い間いじめのターゲットにされていたため、これが原因である説が有力であった。
マット・ストーンはこの事件・犯人二人について、次のように語った。
学校は何もしてくれない。
ただ脅かして模範的な生徒っていう型にはめようとするだけ。
「もし今負け犬になったら一生負け犬だぞ!」って。
エリックとデュランの二人(犯人)もいじめにあっていた。
今こうなら一生いじめられると思ったのさ。
誰かが教えてやればよかったのさ!
「ここがすべてじゃない、卒業すれば自由の身!」だって。
色んな大人と話す機会を早々と奪われて、みんな6年生のうちに叩き込まれるんだ!
「今しくじったら一生ダメ人間だぞ、そうなると嫌だろ?」って。
そうなれば「俺は一生このままか?」って思うさ。
でも現実はまるっきり逆で、高校時代の落ちこぼれが成功し、うまくやっていた連中が地元に戻って保険の外交員。
ホントそうさ。ほとんど全員といっていいくらいそうなっている。
誰か2人にこのことを教えてやっていたら...
マット・ストーン/『ボウリング・フォー・コロンバイン』
・・・この名言を多くの人に伝えたいし、サウスパークも人間関係に苦しんでいる多くの人たちに伝えたい。
でもサウスパークはR15指定・・・
若い世代には勧められない!
サノバビッチ!!
また次回もよろしくお願いします!
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