サウスパークはレギュラークラスのキャラクターでも殺してしまう!
なんだかんだ『サウスパーク』はもう今年で25周年。
かなり歴史のある番組だ!
これだけ歴史があると昔は出てたけど今は出ていないキャラが結構いる。
今出ていないキャラは大体殺されている・・・(※ケニーは例外)
殺される理由は大体作者のトレイ&マットが「このキャラ扱いづらいな」と感じたら殺して退場にしている感じ。
そのため最近でていないキャラが急に出てきて死ぬパターンが多い。
中には最近サウスパークのファンになった人でも知らないキャラがいるかもしれない。
彼らへの追悼もかねて今回は今は亡きキャラクターたちを紹介する!
今はもういないキャラクターたちを紹介...
チョクソンディック先生
チョクソンディック先生はS04E11『バック・トゥ・ザ・3年生』にて登場。
スタンたちの新しい4年生の担任。
教師を辞めてしまったギャリソン先生の跡を引き継ぐ形で登場!
見た目はきれいな方ではなく、胸が膝まで垂れ下がっている。
チョクソンディック先生を初めて見たシェフは気持ち悪さのあまり「うげ、医者を呼んでくれ!」と思わず口走ってしまったくらい。
しかしS06E06『怒りのバターズ』にて彼女は死亡!!
このエピソードの終りらへんで急にナレーションが
「シェフ、ギャリソン先生、ジンボ、バーブラディ巡査、チョクソンディック先生 、マクダニエルズ市長、この6人のうち一体誰が死んでしまうのか?」
「今発表します!チョクソンディック先生!!」
と唐突に重大なことを発表した。
その後チョクソンディック先生の出番はない。
代わりにギャリソン先生が教職に復帰し、再びスタンたちの担任へとなった。
クラブツリーさん
クラブツリーさんは第一話から登場している古株キャラ。
スクールバスの運転手をしている独身女性。
頭の上には鳥が住んでいる。
いつも怒っているのでことあるごとに「アッーーー!!」と叫んでいる。
初期は出番が割と多く、中でもクラブツリーさんがメインとなるS02E07「バスもババアもフィーリング」というエピソードもあった。
しかしS08E13『カートマンが超能力捜査官に!』にて彼女は死亡!!
この回に出てきたサイコ殺人鬼マイケル・ディーツに刺殺され、片手を切断された。
ついでに頭の上にいる鳥も死んでいた。
またこのときクラブツリーさんの本名が”ヴェロニカ・クラブツリー”であったことが判明する。
僕個人的に好きなキャラだったので、この最期はわりと悲しかった...
今後のエピソードではスクールバスの運転手を務めるのは、名もなき中南米系の男性になった。
シェフ
シェフは第一話から登場している古株キャラ。
シェフは初期サウスパークの準レギュラーキャラであり、主人公4人たちの身の上相談から身の下相談までなんでもしてくれる頼れる大人であった。
しかしS10E01『Return of the Chef』にて死亡!!
人気キャラであったシェフがどうして死ぬことに?!
それは製作者であるトレイ&マットとシェフの声優アイザック・ヘイズとの間にある確執が生まれたからである。
詳しくは『サウスパーク』シェフが活躍するエピソードベスト5に記載しています!
ピップ・ピリップ
ピップは第一話から登場している古株キャラ。
彼を簡単に説明すると「旧バターズ」。
常に敬語で話す礼儀正しいキャラだが同級生はおろか先生にまでいじめられる。
イギリス人の孤児という悲しい環境で生きているが、学校でも常にスタンやカイル、カートマン、ケニーからいじられるキャラ不憫なキャラであった。(しかもよくフランス人に間違えられる。)
初期はほとんどレギュラーキャラであったのにも関わらず、バターズが登場して以来出番が激減。
シーズン5以降彼の出番はほとんどなかった。
しかしS14E06『201』にて死亡!!
ピップはサウスパークの町を暴れまわるメカ・バーブラ・ストライサンドに果敢に立ち向かい、「どうか町から出ていってください」と頼む。
しかしメカ・バーブラ・ストライサンドは完全に無視してピップを踏みつけて殺してしまう。
しかしサウスパーク公式HPのFAQによると、ピップは本当に死んだのかという質問に対して作者は「今は言うのは時期尚早ですが、ピップの死体を見なければわからない」とコメントを残した。
ビクトリア校長
ビクトリア校長 は初期から登場している古株キャラ。
長年サウスパーク小学校の校長を務めていた女性。
割と犯罪歴が多い。
ビクトリア校長が裁判にかけられたときに弁護士(カイルのお父さん)に厳しく問い詰められた結果、パニックになって本件とは全く関係ない自分が犯した殺人の罪について告白してしまった。
さらに色んな先生と協力してカートマンを暗殺しようとした。
しかしS19E01『素晴らしくて美しいケイトリン』にてクビになる!!
代わりにPC校長が赴任する。
なぜクビになったのか?
その真相はシーズン19の終盤に判明する!?
サタン
サタンはS01E08「ダミアンのいんちきパパ」から登場しているキャラ。
地獄の王であり、登場する機会が割と多い。
しかしS22E06『今こそ”シリアル”に』にて死亡する!!
なぜ地獄の王が死ぬことがあるのか?
それは相手が悪かったから!
サウスパークで突然人襲う化け物が現れた。
その名はマンベアピッグ!
人間とクマと豚が混ざり合った化け物であり、元アメリカ合衆国副大統領アル・ゴアが探し求めていた生物である。
スタンたちはこのマンベアピッグを退治するため、地獄からサタンを呼び出しマンベアピッグと戦わせた!
しかし結果は惨敗!!
サタンは皮肉にも天国へと召されてしまった...
Mr.ハンキー
Mr.ハンキーはS01E10『おしゃべりウンチのMr.ハンキー』から登場している古株キャラ。
Mr.ハンキーはクリスマスイブの日に食物繊維をよくとる子供の前に現れるクリスマスの妖精でありウンチの妖精。
下水道のウンチを自由自在に操るという魔法を持っている。
Mr.ハンキーを信じない人には彼の姿や声を感じることが出来ず、ただのウンコにしか見えない。
しかしS22E03『Mr.ハンキーにまつわる問題』にてクビになる!!
このエピソードでMr.ハンキーはSNSで町の悪口を投稿しまくった結果みんなに嫌われてしまい、ついにサウスパークから追放されてしまう。
追放された後Mr.ハンキーが訪れた町...
なんと『ザ・シンプソンズ』の舞台であるスプリングフィールドだった!!
ジェイソン・ホワイト
ジェイソン・ホワイトはシーズン6から登場しているキャラ。
セリフはほとんどないがよく画面には出ているスタンたちと同じクラスのキャラ。
このキャラのモデルはジェイソン・マクヒュー。
トレイとマットがサウスパークを制作する前に作った映画『カンニバル! THE MUSICAL』や映画『オーガズモ』に出演していた俳優。
↓右がジェイソン・ドナヒュー、左がマット・ストーン。
しかしS23E06『シーズン・フィナーレ』にて死亡する!!
大勢の友達とフットボールで遊んでいたところ、ジェイソンは知らないうちに道路へ飛び出しパトカーにひかれて死亡!!
ジェイソンの葬式が行われるも参列者がかなり少なかった。
このことに対してジェイソンの父親”ロバート・ホワイト”は「黒人が警察官に殺されたらアメリカ各地でデモが行われたり追悼イベントが行われるのに、白人の子供であるうちの息子がパトカーに轢かれても誰も気にしない。白人はアメリカに必要ないってか!?」と文句を垂れる。
結果として”ロバート・ホワイト”がアメリカの典型的な白人としてのキャラが確立し、その後のエピソードでよく出演することになった。
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