The Damned(ダムド)入門編【おすすめ曲・アルバム】

UKパンク
画像出典:The Damned HOME | Facebook
スポンサーリンク

三大ロンドンパンクの一角であり、その中でも抜きんでた速さと激しさで後のハードコアパンクに多大な影響を与えたレジェンド!!

  • Sex Pistols(セックスピストルズ)
  • The Clash(ザ・クラッシュ)
  • The Damned(ダムド)

この3つのバンドがいわゆる三大ロンドンパンクと呼ばれて、70年代イギリスのパンクブームを牽引していた。

しかし今回紹介するThe Damned(ダムド)はこのくくりの中でも特殊なバンド...

なぜならSex Pistols(セックスピストルズ)The Clash(ザ・クラッシュ)は政治や社会に対する不満を歌う一方でThe Damned(ダムド)はそんな内容を一切歌わない!!

The Damned(ダムド)は思想におけるパンクは求めておらず、ただただ音楽においてパンクとは何かというものを追求してきたバンド!

彼らは上記2つのバンドに比べてスピードと激しさが格段に上であった。(もっというなら単純に演奏力が高い!)

そのスピード感と轟音は後のハードコアパンクの形成に多大な影響を与えている。

あの伝説的なハードコアパンクバンドのBad Brainsも彼らからの影響を公言している。

彼らは幾度となく解散・再結成を繰り返し、80年代ではゴシックロックバンドになっていた時期もある。

そんな彼らが今年2022年にオリジナルラインナップで再結成ツアーするのだから嬉しい限りである。

そんな異端児The Damnedの魅力を彼らの名曲・名盤と共に紹介!!

メンバー

デイヴ・ヴァニアン

ボーカル。

パンクロッカーであるのにもかかわらず、デビュー以降常にゴスファッションに身を包む男。

パンクバンドのボーカルの中では珍しい高音のシャウトではなくバリトンボイスを生かしたスタイルが特徴的。

元々性はレットであったが、ホラー映画やゴシック美術が好きであったため吸血鬼で有名な土地トランシルヴァニアを引用し性をヴァニアンに変えた。

音楽に関してはアメリカのプロトパンクバンドであるMC5に影響を受けている。

メンバーの入れ替わりが激しいThe Damnedであるが、彼のみは常にバンドに所属していた。

キャプテン・センシブル

ベーシスト兼ギタリスト。

本名はレイモンド・イアン・バーンズ

コミカルなサングラスがトレードマーク。

The Damnedでは初代ベーシストとして加入したが、初代ギタリストのブライアン・ジェイムスが脱退して以降ギタリストに転向。

それと同時にそれまでバンドのメインライターはブライアン・ジェイムスであったが、彼が脱退後はキャプテン・センシブルがメインライターへと変わる。

一度1984年にソロキャリアを追求するためにThe Damnedを脱退したが、1988年以降再加入と脱退を繰り返している。

また2006年にBlahという名の政治政党を結成!!

主に直接民主制を訴えることが政治的信条であったが、2008年に政党登録を解除した...

ラット・スケイビーズ 

ドラマー。

The Damned結成前はThe Clashのミック・ジョーンズが所属していたことで有名なLondon SSというバンドに所属していた。

安定したハイテンポを叩けるというバンドの中では一番テクがあるドラマー。

1996年にThe Damnedを脱退したが、2022年のオリジナルラインナップで再結成ツアーには参加するそうだ。

ブライアン・ジェイムス 

ギタリスト。

彼もThe Damned結成前はLondon SSというバンドに所属していた。

また1stアルバム・2ndアルバムにある曲のほとんどを彼が作曲した。

1977年にThe Damnedを脱退。

脱退後はTanz Der Youthと言うバンドを結成し、ブラックサバスのツアーサポートをするほどのバンドにまでなったがほどなくして解散。

その後はThe Lords of the New Churchというバンドで80年代は活動を続けるが1989年に解散。

現在も精力的に音楽活動を続けている。

コメント

タイトルとURLをコピーしました