アフロポップに影響を受けた知的でポップでオシャレなバンドの代表格
ロックバンド、またはその曲を紹介するにあたってどのように形容すればよいのかというのをよく考える。
僕の場合は大体オシャレ・知的・ポップとかここら辺の表現で収まる。(あとはユニークとか...)
本当に語彙力って大事だな・・・もっと国語の授業を真面目に受けておけばよかった。
話を戻すとオシャレ・知的・ポップ、この3つを全て兼ね揃えた理想のバンド...
それが今回紹介するバンド、Vampire Weekend(ヴァンパイア・ウィークエンド)
このバンドは2006年に世界でも有数の名門大学のコロンビア大学の学生であった
- エズラ・クーニグ
- クリス・バイオ
- クリス・トムソン
- ロスタム・バトマングリ
の4人が結成したバンド。
彼らの最大の特徴はギターポップとアフロポップ(アフリカ発祥のポップミュージック全般を指し言葉)、バロック音楽の融合!
穏やかで耳に優しいサウンド、複雑だが乗りやすいリズムビート、王道のインディーポップらしいメロディで2008年にデビューし全世界のインディー界隈に衝撃を与えた!
もう一つの彼らの特徴としては、PVが全部ユニークでオシャレ。
「彼らのPVを見てハマらない人はいないんじゃないか?」と本気で思ってしまうくらい巧みなPVを毎回作ってくれる。
今回はそこらへんも含めてVampire Weekendを紹介します。
メンバー
エズラ・クーニグ
リードボーカル/ギタリスト。
エズラの両親はハンガリーとルーマニアの出身であるが、彼の誕生を機にニューヨークに移住。
彼は9歳のころから音楽にハマり、主にヒップホップ系(Run DMCやDe La Soul, Tribe Called Quest)を聴いて育った。
ロックバンドではラモーンズやブロンディ、The Grateful Dead、Sublimeなどを好んで聞いていたという。
また彼は日本アニメの愛好家としても知られており、好きなアニメとして『マッド★ブル34』、『新世紀エヴァンゲリオン』、『らんま1/2』、『ママレード・ボーイ』、『暗殺教室』、『魔女の宅急便』を挙げている。
有名どころからニッチなものまで新旧問わず見ている感じがガチの日本のアニメファン感を感じる。
さらに彼はこの趣味が高じて、アニメ『ネオ・ヨキオ』を製作し脚本も担当した!
このアニメはNetflixで視聴可能!!
クリス・バイオ
ベーシスト。
子供のころからロックを聴いており、Pixiesの名盤『Doolittle』を子守歌にして寝ていたという。
またインタビューでこれまでで一番お気に入りのアルバムを聴かれた際はQueenのコンピレーションアルバムである『Classic Queen』を挙げていた。
エズラとは互いにディスティニー・チャイルドへの愛を語り合ううちに仲良くなったという。
また大学在学中は課外活動でカレッジロックラジオの音楽ディレクターを務めていた。
クリス・トムソン
ドラマー。
父がアイルランド・ウクライナ系であり、母はドイツ系。
ニュージャージー州の農場で育っていたが、コロンビア大学へ進学するとともにニューヨークへ行く。
エズラとはコロンビア大学の新入生歓迎会で互いにRadioheadが好きだったということで交流を深めたという。
音楽的影響はPhish、The Grateful Dead、The Bandなどから受けている。
またアメリカ人では珍しいサッカーファンであり、プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFCのファンである。
ロスタム・バトマングリ
ギタリスト/キーボード。
バンドのメンバーであり、アルバムのプロデューサーも務めていた。
- Jack Johnson
- OK Go
- Charli XCX
- Carly Rae Jepsen
- Frank Ocean
- Haim
などジャンルを問わない大物ミュージシャンやバンドのプロデュース・リミックスを手掛けている。
2017年に「ソロのキャリアを追求するため」とVampire Weekendを脱退したが、脱退後もバンドの作曲には関わり続けている。
またロスタムは同性愛者であることを月刊誌『Cut』で語った。
次のページからおすすめ曲・アルバムを紹介!
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