アメリカを代表するダメ親父ホーマーが贈る名言を紹介!
カートゥーンのキャラにダメ親父が多い理由.....
それは『ザ・シンプソンズ』のダメ親父”ホーマー・シンプソン”があまりにも魅力的だったからだと思う!!
正直『サウスパーク』のランディや『リック・アンド・モーティ』のジェリーなどのキャラクターはホーマーなしではありえなかったと思う。
ホーマーは強烈な馬鹿っぷりっと可愛げでカートゥーン史に残る魅力的なキャラになった。
そんな彼のキャラクターを簡単に伝えることが出来る名言を厳選した!
ホーマーはいつも怠けていておまけに性格もよろしくない...
だがときには父親らしい側面もある。
そんな多面性を今回伝えることが出来れば…と思っています!
妻マージの名言集も投稿しています!
ホーマーが教える「人生これさえ言っとけばいい!」というセリフとは?
第24話『残された時間』(シーズン2/エピソード11) より。
シンプソン一家は良いものを食べようと寿司バーに行くが、ホーマーは生の魚を食べることに抵抗があった。
だがそんな不安も吹っ飛ぶくらいホーマーは寿司にハマる。
しかし店の不手際でホーマーは毒抜きをしていないフグを食べてしまった!
ホーマーは医者から「あと24時間しか生きれません」と告げられてしまいパニックになる。
その後ホーマーは残された時間を有意義に使おうと、息子バートに”人生で最も重要な3つのセリフ”を教える。
それがこちら↓
人生この3つのセリフさえあればいい。
その1、あとはよろしく。
その2、ボスは最高です。
その3、最初からこうなってた。
ホーマー/第24話『残された時間』
見事に全部責任逃れの言葉!!
だが有用性がある責任逃れの言葉をこれほど端的に息子に伝えられるのはある意味天才!
ホーマーは無能で怠け者であるがゆえに、人生をより上手く生き抜くための狡猾さを持っているのだ。
ホーマーが教える「子供に罰を与える意味」とは?
第65話『ホーマーのおしおき』(シーズン4/エピソード6)より。
息子バートはとんでもない悪ガキ。
しかし躾けをするのはいつも妻のマージ。
それゆえホーマーはマージから「たまにはあなたからも叱ってよ!」とせがまれる。
はじめは気乗りしないホーマーだったが、徐々にバートのいたずらがエスカレートしていく様を見て危機感を覚える。
そしてついにホーマーはバートに「『イッチー&スクラッチー』を見ることの禁止」を命じる。
バートにとって『イッチー&スクラッチー』は生きがいのため、あらゆる手を使ってみようとしたが全て失敗に終わる。
そしてついに諦めたバートに対してホーマーは優しく以下のように諭した。
バート「負けたよ、親父の勝ちだ。」
ホーマー「それは違う。二人で勝ったんだ。今はわからんだろうが、俺はお前を特別なレールに乗っけたんだ!」
ホーマー&バート/第65話『ホーマーのおしおき』
ホーマーはバカだけど前向きにモノを考えるのに長けている。
このセリフはその長所を象徴するものだと思う。
親は子供のことを考えて罰を与えるが、子供は罰を受けることで「親は自分を嫌っているから罰を受ける」と考えてしまう。
だがホーマーは罰の意味を説明するにあたり、子供をより良い方向へと導ていることを分かりやすく伝えてる。
そして数十年後、バートはとんでもない大物に変貌していた!
息子バートに「男の余裕」を教えるホーマーの名言
第32話『リサのときめき』(シーズン2/エピソード19) より。
悪ガキのバートは運よく学級委員に選ばれそうになるが、最後の最後に詰めの甘さが出てしまい思わず落選。
最初は本気で学級委員になろうとはしてなかったが、やはり落選すると普通に落ち込んでしまう。
そんな落ち込んでいるバートに対して父ホーマーを優しく声をかけた。
委員はボランティアなんだろう?
委員になったらなんかいいことがあるのか?
ワールドシリーズの始球式に出られるとか?
そうじゃないなら哺乳瓶は赤ん坊にやれよ。
それが男だ。
ホーマー/第32話『リサのときめき』
学級委員という役職を「哺乳瓶」に例えるのが粋でカッコイイ。
それがないとわめいたり叫んだりする奴に与えるものであると。
だがなんとなくホーマーっぽくないカッコよさが出ている気がする...?
ホーマーが教える「人生の厳しさ」とは?
第52話『大リーガーがやって来た!』(シーズン3/エピソード17)より。
ホーマーはソフトボールの社会人リーグに参加しホームランを連発!
ホーマーが所属するチームであるスプリングフィールド原子力発電所のチームは負けなし。
そんな中スプリングフィールド原子力発電所の社長バーンズはチャンピオンシップで試合する相手チーム”シェルビービル工場”の社長と賭け試合(100万ドル)をする。
バーンズ社長は何としてでも勝ちたいため、元メジャーリーガーを大量にスカウトし社員たちをベンチにひっこめようとした。
この作戦を聞いてホーマーは意気消沈。
家族の前でもそのショックを隠せなかった。
息子バートは親父を見かねて「もしかしたら試合に出られるかもしれないじゃん?」と励ますが、ホーマーはここで敢えて人生の悲しみを教える。
バート「なんでも必死こけば出来ないことないって言ってたの親父じゃん。」
ホーマー「お前も大きくなったから言うけど、あんなのは嘘だ。何か得意なことがあったってそれ以上に上手い奴がごまんといるんだ!」
ホーマー&バート/第52話『大リーガーがやって来た!』
悲しい…しかし事実は事実。
本来は何かが得意で調子に乗っている人にかける言葉だと思う。
しかしホーマーは自分の体験を通じて息子に人生の悲しみを伝えたのであった...
大事な人が離れてしまって悲しむ娘”リサ”にホーマーがかけた言葉とは?
第32話『リサのときめき』(シーズン2/エピソード19) より。
リサはある人に恋をしてしまった。
それはリサのクラスの代理教師であるバーグストロム先生。
バーグストロム先生は聡明でユーモアもあり生徒想いな教師の鑑。
リサにとっては初めて尊敬できる成人男性でもあった。
リサとバーグストロム先生は次第に仲良くなっていくが、リサは父ホーマーと先生を比べるようになりホーマーを嫌うようになる。
ある日悲劇が訪れる。
なんとバーグストロム先生が遠くの町の学校に転勤することになった。
リサは悲しみに暮れるが、父ホーマーはこんな時でもリサに気の利いた言葉をかけることが出来ない。
そしてとうとうホーマーはリサに愛想を尽かされてしまった。
ホーマーは少し落ち込んだが、ひるまずリサに声をかけた。
リサは大事な人を失って悲しいんだろう?
パパはそんな経験がなくてラッキーだったよ。
大事な人はみんなこの屋根の下だ、ほんとだよ。
リサはこれから大勢の大事な人に会うんだろうな。
そしていつかみんな集まるんだ、御馳走がいっぱいあって、パパがウェイターだったりして、うまくは説明できないけど。
ホーマー/第32話『リサのときめき』
このセリフが大好きで何回もこのエピソードを見てしまう。
ホーマーはバカだ。
だから人を慰めるときに「俺にも気持ちがわかる」なんて同情する言葉は逆効果。
ホーマーはそれを分かっているからこそ別の慰め方をした。
リサは自分にとって大切なものであること、これからもリサにとって大事な人が現れること、もしそんな大事な人が家に来たら自分が精一杯もてなすことを約束すること。
上手く説明できない?
とんでもない!!
視聴者はリサと同様にホーマーが「よき父親でありたい」という気持ちを感じたと思う。
興味があったら是非見てください!!
またホーマーの息子バートの名言集もあるので是非チェックしてください!
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