おすすめ曲
Human Behaviour
1stアルバム『Debut』収録曲、シングルカット曲。
初めてのソロでのシングルであり、原始的なリズムのパーカッションがフィーチャーされた楽曲。
歌の内容は動物から見た人間の本性や感情を描くというユニークなもの。
またミュージックビデオもユニークで険しいジャングルでビョークが巨大なクマのぬいぐるみに追いかけられるという内容!
ミュージックビデオ監督はあのミシェル・ゴンドリー!!
ミシェル・ゴンドリーの名作MVをまとめたので是非リンク先で見てください!
- “Sugar Water” – Cibo Matto (1996)
- “Around the World” – Daft Punk (1997)
- “Let Forever Be” – The Chemical Brothers (1999)
- “Fell in Love with a Girl” – The White Stripes (2002)
UKシングルチャートで36位を記録。
USビルボードのダンスクラブソングで2位を記録した!
Army of Me
2ndアルバム『Post』収録曲、シングルカット曲。
インダストリアルロック色の強いビートが印象的なアグレッシブな曲!
強めのシンセベースも特徴的。
歌の内容はビョークの中でもかなり具体的なもので、泣き言をいう人や自立しない人、不平不満ばかり言う人への叱咤と激励をするという内容。
ビョークが自身の兄弟の行動にうんざりしたことがきっかけで作った曲であるという。
ミュージックビデオ監督は名監督として有名なミシェル・ゴンドリー!!
UKシングルチャートで10位を記録。
USオルタナティブエアプレイで21位を記録した!
It’s Oh So Quiet
2ndアルバム『Post』収録曲、シングルカット曲。
元々は1951年にアメリカの女優ベティ・ハットンが発表したシングル『Murder、He Says』のB面に収録されていた曲でありそのカバー曲。
そのためビョークの中では異色のビッグジャズバンドソング。
ビョークの歌唱法法の幅広さ、または底知れなさを感じる必聴曲。
UKシングルチャートで4位を記録。
この曲はMVがかなり有名で、1964年のフランスのミュージカル映画『シェルブールの雨傘』を参考にしたブロードウェイばりのミュージカル映像になっている!!
監督は数々の有名なMVを手掛けたスパイク・ジョーンズ監督!
1996年に行われたMTV Video Music Awardsにて最優秀女性ビデオ賞・画期的ビデオ賞・最優秀ビデオディレクション賞・最優秀芸術監督賞・最優秀振付賞・International Viewer’s Choice Award — MTV Europeの6部門にノミネート。
その中でも最優秀振付賞を受賞した!
Hyperballad
2ndアルバム『Post』収録曲、シングルカット曲。
ビョークの最高傑作だと言われることが多い名曲!
シンセポップとアシッドハウス、フォークエレクトロの融合曲。
それらのジャンルによるサウンドがまるでオーケストラのようなハーモニーと雄大さをリスナーに与えてくれる。
またMVがかなり印象的で、ビデオゲームのような2次元の映像とホログラムのような3次元映像が交互に映し出される。
監督は名ミュージックビデオ監督として有名なミシェル・ゴンドリー!!
UKシングルチャートで8位を記録。
USビルボードのダンスクラブソングで1位を記録した!
I Miss You
2ndアルバム『Post』収録曲、シングルカット曲。
中東風のパーカッションでサルサのようなリズムを刻む風変わりなワールドミュージックソング。
まだ出会ってもいない理想の男性像を語り続けるという歌詞を力強くソウルフルに歌い上げる。
UKシングルチャートで36位を記録。
USビルボードのダンスクラブソングで1位を記録した!
なんとこの曲のミュージックビデオ監督は『レンとスティンピー』の作者でもあるジョン・クリクファルシ!!
過激なアニメーションになっているので、動画には年齢制限が設けられている...
しかしビョークとジョン・クリクファルシ、この二人の尖り切った才能のぶつかり合いはかなりの見ものである!
Jóga
3rdアルバム『Homogenic』収録曲、シングルカット曲。
雄大で荘厳なクラシックとバロック音楽の融合!
しかし曲途中から激しいエレクトロサウンドが加えられ、一種の神々しさも感じられる。
”Volcanic Beats(火山のビート)”と呼ばれるアイスランド独自のリズムが採用されている。
アイスランドのヒットチャートで1位を記録。
またこの曲のMVもミシェル・ゴンドリー監督が担当している。
Hunter
3rdアルバム『Homogenic』収録曲、シングルカット曲。
ドラムンベースを採用したドラマティックな展開が楽しめる挑戦的楽曲!!
楽曲にある威圧的なリズムは軍国主義的なビートをイメージしたそうだ。
UKシングルチャートで44位を記録。
おすすめアルバム
『Debut』(1stアルバム/1993年)
アイスランドのカルトスターが世界に知られるきっかけになったアルバム
ビョークはシュガーキューブスのボーカルとしてアイスランドで人気を博していたが、彼女は更なる高みを目指していた。
1980年代後半にビョークはイギリスのロンドンに渡り、アンダーグラウンドのクラブミュージックに興味を持ち、自身の音楽との融合を試みる。
それがこのアルバム『Debut』!
エレクトロニックやアシッドハウス、トリップホップ、ジャズなどを取り入れ、歌う内容は彼女の作る異世界に関するものという奇抜なスタイル。
革新性の高さにより後のミュージックシーンに多大な影響を与えた!
UKアルバムチャートで3位を記録!
2013年にNMEが発表した『史上最高のアルバム500枚』にて第70位にランクイン!!
『Post』(2ndアルバム/1995年)
インダストリアルなビートを取り入れさらに高次元へと進化した出世作!!
初めて聞く方におすすめのアルバム!
実験色の強いビョークだが、このアルバムはポップな曲が多く初心者にも聞きやすくなっている。
ジャンルの巨大ルーレットと形容できるほど様々なジャンルが内包されており、前作のようなエレクトロニックやアシッドハウス、トリップホップ、ジャズに加えて、インダストリアルやテクノポップ、ドラムンベース、クラシックなど枚挙にいとまがない。
UKアルバムチャートで2位を記録!
USビルボードチャートで32位を記録した!
ローリング・ストーン誌のThe 500 Greatest Albums of All Time(2020年改訂版)では289位にランクインした。
このアルバムによってその年のヨーロッパミュージックアワードで最優秀女性アーティスト賞を受賞する。
さらにブリット・アワード1996では最優秀インターナショナル・女性賞を受賞した。
1996年の第38回グラミー賞にて最優秀オルタナティブミュージックアルバムにノミネートした。
『Homogenic』(3rdアルバム/1997年)
母国アイスランドの雄大な自然をデジタルなサウンド・ビートに乗せて表現した彼女の最高傑作!
前作のようなポップさは影を潜め、より神秘的かつ崇高な雰囲気を感じる作品。
UKアルバムチャートで4位を記録!
批評家たちからの評価が非常に高く、この作品を最高傑作に挙げる人が多い。
ローリング・ストーン誌のThe 500 Greatest Albums of All Time(2020年改訂版)では202位にランクインした。
ブリット・アワード1998では最優秀インターナショナル・女性賞を受賞した。
1998年の第40回グラミー賞にて最優秀オルタナティブミュージックアルバムにノミネートした。
またこのアルバムのレコーディングに世界的に有名な日本人のアコーディオン奏者”coba”が参加してい。。
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