ミッドウエストエモの始祖的存在であり、各メンバーがエモの新境地を開拓し続けている生きる伝説エモバンド!!
エモという音楽ジャンルについてこのブログでは
を紹介した。
上記3バンドはエモを語る上では欠かせないバンド。
しかしもう1つ、語る上では欠かせないバンドいる。
それが今回紹介するCap’n Jazz(キャプテン・ジャズ)!!
リーダーのティム・キンセラを中心に当時高校生だった彼らが1989年に結成!
1995年に解散するまでの間、彼らはエモというジャンルから派生されたミッドウエスト・エモというジャンルを確立させた。
ミッドウエスト・エモとはCap’n Jazzが活動拠点としていたアメリカ中西部のイリノイ州発祥の音楽ジャンルゆえにそう呼称された。
音楽的特徴としてはパンクを基調としているが
変拍子をいれたり
ギターサウンドはクリーントーン風で複雑なメロディワークを多用
歌詞はナイーブアート(芸術的に洗練されていないことを誇張した芸術)
を取り入れている。
何もかもが新しいエモのスタイルと確立し、上記のThe Get Up KidsがCap’n Jazzが彼らからの影響を公言している。
そんな伝説的エモバンドCap’n Jazzが2024年に再結成し、現在も世界中でツアーを行っている!
今回改めてそんな彼らの名曲・名アルバムを紹介!!
メンバー
ティム・キンセラ
ボーカル兼作詞担当。
下記のマイク・キンセラの兄。
1989年にティムが高校1年生の時に同級生のビクター・ビジャレアル(リードギター)、サム・ズーリック(ベース)、当時同じ高校のアメフトのスター的選手ジェフ(ドラマー)、ティムの弟のマイク(リズムギター)とバンドToe Jamを結成。
その後バンド名をCap’n Jazzに変更。
その後ドラマーのジェフはアメフトに専念するために脱退。
後任ドラマーとして当時中学生だったティムの弟のマイクが加入した。
Cap’n Jazzはエモバンドとして扱われるが、当人のティムは全くそのようなことを意識しておらず、自分たちの音楽を「変人パンク(weirdo punk)」としていたという。
また彼は実験性を重視し、Cap’n Jazz解散後に彼が結成したバンドJoan of Arcではその傾向が色濃く出ており、エモとエレクトロポップ、アンビエントの融合的な音楽を創作した。
マイク・キンセラ
ドラマー。
ボーカルのティムの弟。
当初リズムギターとして加入したが、ドラマーのジェフはアメフトに専念するために脱退し、それ以降はドラマーとして活動。
解散後にはAmerican Football(アメリカンフットボール)というバンドを組み、ギターボーカルとして参加。
このバンドが発表した『American Football』はエモの歴史に残る名盤としてかなり高い評価を受けている。
このアルバムでの彼のアコースティックサウンドで綺麗な複雑なフレーズは後のミッドウエスト・エモ界隈に多大な影響を与えた。
ビクター・ビジャレアル
ギタリスト。
従来のインディーロックのギタースタイルを踏襲しつつクラシック、スパニッシュ、メタルなどの要素を加えた複雑なフレーズを得意とする唯一無二のギタリスト!
音楽的にはRush(ラッシュ)、Iron Maiden(アイアン・メイデン)から影響を受けているという。
Cap’n Jazzを解散した後はベーシストのサム・ズーリックと共にGhosts and Vodka(ゴースト・アンド・ウォッカ)を結成
Ghosts and Vodkaはインストゥルメンタル・バンドとして影響力が強い。
世界で活躍する日本のポストロック・マスロックバンドのtoeの山嵜廣和(やまざきひろかず)氏は、toeの結成するにあたってGhosts and Vodkaからの影響を公言している。
@byebyebw toe始めるときも、ghost and vodka 聞かせて、「俺、これやりたいんだよ」って云ったもん。
— ヤマザキヒロカズ (@yamayamawo) December 21, 2010
サム・ズーリック
ベーシスト。
リーダーのティム・キンセラとは高校入学日初日で音楽の趣味があい友達になったという。
しかし前身のバンドToe Jamではサムはローディーとして参加していた。
※ローディー・・・機材運びや運転手などのサポートスタッフ
Cap’n Jazzではベーシストであるが、このバンド以外でのプロジェクトではギタリストであることが多い。(Ghosts and Vodka、Joan of Arc、Make Beleiveなど)
デイヴィー・フォン・ボーレン
ギタリスト兼バックボーカル。
彼は最後に加入したメンバーであり、他の4人がイリノイ州出身であるがデイヴィーだけはウィスコンシン州出身。
しかし彼はCap’n Jazzのメンバーとしてでなく、当バンド解散後に加入したバンドPromise Ring(プロミス・リング)のギターボーカルとしての方が有名である。
Promise Ringはエモとポップを見事に融合した音楽性を体現し、それまでインディー界隈でしか注目されていないエモというジャンルをメジャーシーンに広げるきっかけとなったバンド。
このバンドのおかけで
The Get Up Kids(ゲット・アップ・キッズ)
Jimmy Eat The World(ジミー・イート・ザ・ワールド)
などの後進エモバンドが活躍するきっかけになったという専門家・批評家もいる。
次のページからおすすめ曲・アルバムを紹介!!











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