Cap’n Jazz(キャプテン・ジャズ)入門編【おすすめ曲・アルバム】

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画像出典:Cap'n Jazz HOME | Facebook

おすすめ曲

Little League

『Shmap’n Shmazz』(1stアルバム/1995年)、収録曲。

彼らを代表する、いやミッドウエスト・エモを代表する名曲!

エモの歌詞というのは今で言うと悲しみを前面に押し出したようなものが多い。

しかしこの曲は根底に悲しみがあるだろうけど、それを隠しておどけたり怒ったり知らんふりをしたいり...

様々な感情が織り交ざることでより人間らしさを演出している。

しかしこのカオスさが人間らしさではなくわかりにくさとして捉えられたのが、彼らがメジャーにならなかった一因かもしれない。

だが大衆にはウケなかったが、専門家や批評家たちはこの曲を大絶賛している。

Vultureが発表した『史上最高のエモソング100』第3位にランクイン!

Oh Messy Life

『Shmap’n Shmazz』(1stアルバム/1995年)、収録曲。

裏拍主体のギターリフが癖になる楽曲。

たった2分ほどしかない曲だが、無駄がなく乗れるリフから始まり心地よくなったところで感情の爆発させるような激しい展開が出て終わり。

インスタントなエモソング!

Basil’s Kite

『Shmap’n Shmazz』(1stアルバム/1995年)、収録曲。

イントロは4分の5拍子であるが、歌が始まると4分の4拍子になる奇怪な曲

変拍子で察した人もいるかもしれないが、彼らの中でも実験要素がたくさん詰め込まれている曲

間奏にワンフレーズだけトランペットパートを入れたり

メインのボーカルパートの裏でスポークンワード(語りのような声)を入れたり

1拍休符を入れたら大体の曲はすぐ激しい曲調に変えるのがセオリーだが、逆に落ち着いた曲調にしたり

このような実験要素を2分30秒に詰め込んでいる。

密度の高いエモソングだ!

Puddle Splashers

『Shmap’n Shmazz』(1stアルバム/1995年)、収録曲。

タイトルは直訳すると水溜りのはね』

趣深い・・・

歌詞の内容は好きな女の子がいるだけで浮かれて幸福だったけど、その女の子が『この世界なんて全て時間の無駄』と悲観しているときに何もできない自分の無力感や幼児性を表現しているように思える。

Tokyo

『Analphabetapolothology』(コンピレーションアルバム/1998年)、収録曲。

Cap’n Jazzは来日したことがないのに日本のこと歌ってくれていると喜んだ。

しかし実際に歌詞を見て聴いてみると、結構暗い曲だった...

あとタイトルの『Tokyo』は文字通りの東京ではなく、歌詞の中では個人では逆らえない搾取する社会システムの比喩のように表現していた。

また歌詞の中には

We named the clever chimp that picked up the first tool adam.

私たちは初めて道具を持った賢いチンパンジーをアダムと名付けた

と旧約聖書を皮肉ったヤバい表現もあった。

歌詞の内容をまとめると人間は物理的にも精神的にも脆弱な基盤の上で生きていることを詩的に描いたもの。

そしてタイトルは『Tokyo』・・・

考えさせられるものがある。

おすすめアルバム

『Shmap’n Shmazz』(1stアルバム/1995年)

『Shmap’n Shmazz』(1stアルバム/1995年)は彼ら唯一のスタジオアルバム!

このアルバムの本当の名前は

Burritos, Inspiration Point, Fork Balloon Sports, Cards in the Spokes, Automatic Biographies, Kites, Kung Fu, Trophies, Banana Peels We’ve Slipped On, and Egg Shells We’ve Tippy Toed Over

訳:ブリトー、インスピレーションポイント、フォークバルーンスポーツ、スポークのカード、自動伝記、凧、カンフー、トロフィー、滑って転んだバナナの皮、つま先でよじ登った卵の殻

なのだが、ファンは面倒なので親しみをこめて『Shmap’n Shmazz』と呼んでいる。

このアルバムのリリース直後にバンドが解散したので、リリース当時は全く注目されなかった。

しかし3年後の1998年にコンピレーションアルバムAnalphabetapolothology』を発表直後、バンドそのものが業界内で注目を集める。

All Musicピッチフォークなどの音楽メディアがこのアルバムを絶賛した。

特にピッチフォークのライターであるニック・ミロフはこのアルバムを「ポストエモ・インディーロック界の聖杯(Holy Grail to the post-emo indie-rock world)」と称した。

外部リンク

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