進化をやめない千変万化ロック!グラスゴーの大御所バンド!
イギリスが誇る名門インディレーベル、クリエーションレコード。
Oasis,The Jesus and Mary Chain,My Bloody Valentineなどのロック史に名を残すレジェンドを多く輩出してきた。
今回はその一角を担うバンド、Primal Scream(プライマル・スクリーム)を紹介する。
彼らの持ち味は千変万化
一応パンクやレイヴカルチャーという下地はあるものの、彼らは新しいものでも古いものでも自分たちの音楽に吸収してしまう。
その音楽に対する貪欲さは未だ衰えることなく、今年でバンド結成40周年を迎える!
彼らの軌跡を名曲と共に振り返る。
メンバー
※代表的なメンバーのみ。
ボビー・ギレスピー
リードボーカル、パーカッション、作詞家。
スコットランドのスプリングバーンで生まれ、グラスゴーで育つ。
1982年にPrimal Screamを結成するが、それと並行でThe Jesus and Mary Chainのドラマーとして活動する。
しかし彼はドラムの経験がないため、スネアとフロアタムの2つの打楽器しか叩いていなかった。(しかも立ちながら)
The Jesus and Mary Chainが有名になったところでボビーはPrimal Screamの活動に専念するため脱退する。
音楽的影響はセックスピストルズやThe Clashなどのロンドンパンク、またはパブリック・イメージ・リミテッドのポストパンク。
スライ&ザ・ファミリー・ストーンやマイルス・デイヴィスなどの音楽からも影響を受けている。
またボビーはクリエーション・レコードの創始者アラン・マッギーと学生時代からの友達。
アンドリュー・イネス
リズムギタリスト、前任のポール・ハートの後釜として加入。
元々はドレインズというバンドのギタリストであり、そのバンドにはクリエーション・レコードの創始者アラン・マッギーがいた。
アラン・マッギーを通じてアンドリューはボビーと知り合いPrimal Screamに加入することとなる。
バンドの音楽的なアイディアは彼が提案することが多く、ある意味バンドの要ともいえる。
ロバート・ヤング
リードギタリスト。創設メンバーの一人。
ボビーとは中学校時代からの仲。
元々はベーシストとして加入したが、当時のギタリストのジム・ビーティが脱退したことでリードギタリストに転向。
彼のギタープレイは評価が高く、あのThe Smithsの名ギタリスト”ジョニー・マー”が認めるほど!
しかし2006年にアルバム『Riot City Blues』をリリース後、ロバートはバンドを脱退。
ボビー曰く脱退理由は「彼の私生活を考えてのこと」だと言った。
その後2014年9月9日にて自宅のアパートで亡くなっていた。(死因は公式で発表されていない。)
享年49歳であった...
マーティン・ダフィ
キーボーディスト。1987年に加入。
元々はフェルトというバンドのキーボードを担当していた。
はじめはサポートとしてPrimal Screamに加入していたが、3枚目のアルバム『Screamadelica』から正式にメンバーとして加入。
Oasisやシャータランズのサポートも務めたことがある。
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