Primal Scream(プライマル・スクリーム)入門編【おすすめ曲・アルバム】

UKオルタナティブ
画像出典:Primal Scream HOME | Facebook

おすすめ曲

Loaded

3rdアルバム『Screamadelica』収録曲、シングルカット。

1966年公開の映画『ワイルド・エンジェル』の劇中のピーター・フォンダフランシス・マックスウェルの会話音声をサンプリングした。

Just what is it that you want to do?
We wanna be free
We wanna be free to do what we wanna do
And we wanna get loaded
And we wanna have a good time
That's what we're gonna do
(Away baby, let's go!)
We're gonna have a good time
We're gonna have a party

何をしたい?
自由になりたい!
やりたいことを自由にやりたい!
そして、俺たちは酔っ払いたい!
そして、俺たちは楽しい時間を過ごしたい!
それが俺たちがやろうとしていること!
(離れて行こう!)
楽しい時間を過ごそう!
パーティーしよう!

歌はないインストダンスロックミュージック。

2014年にNMEが選んだ「史上最高の500曲」第59位に選ばれた。

UKシングルチャート16位を記録した!

USオルタナティブエアプレイにて19位を記録した!

Movin’ on Up

3rdアルバム『Screamadelica』収録曲、シングルカット。

アシッドハウスロックンロールゴスペルを融合させた曲。

かなり聞きやすい曲でポジティブな気分になるので個人的に大好きな曲!

初心者にはおすすめな曲。

UKシングルチャート11位を記録した!

USオルタナティブエアプレイにて2位を記録した!

Rocks

4thアルバム『Give Out But Don’t Give Up』収録曲、シングルカット。

グラムロックとダンスロックを融合させた名曲!!

かなりノリの良い音楽でこれも初心者向け!!

しかし歌詞の内容はすこし享楽志向過ぎて真面目な人は顔をしかめるかも?

でもこれぞマッドチェスターって感じの内容!

バンド最大のヒット曲!

ドラムパターンはSly & The Family Stone「Dance To The Music」から影響を受けている。

UKシングルチャート7位を記録した!

USオルタナティブエアプレイにて16位を記録した!

USモダンロックチャートにて29位を記録した!

Jailbird

4thアルバム『Give Out But Don’t Give Up』収録曲、シングルカット。

軽快なシャッフルビートから始まり、渋くてカッコいいギターリフが乗って始まるダンスロック!!

ゴスペル風のコーラス隊やホーンセクションが加わり、ダンスロックでは珍しい重厚な雰囲気が感じられる。

この曲も初心者が聞くのにおすすめの曲!!

UKシングルチャート29位を記録した!

Kowalski

5thアルバム『Vanishing Point』収録曲、シングルカット。

この曲は先ほどのロックンロールからは離れて、完全なるエレクトロニックロック!

ミドルテンポでダークな雰囲気に包まれた実験的ロック

ドラムラインはCanHalleluhwah

ベースラインはFunkadelicGet Off Your Ass and Jamからサンプリングしている。

UKシングルチャート8位を記録した!

Swastika Eyes

6thアルバム『XTRMNTR』収録曲、シングルカット。

無機質でアップテンポなドラムラインでステージを盛り上げるインダストリアルミュージック

しかし歌詞の内容はかなり攻撃的なパンクソング。

政府や警察へのプロテストソング。

またこの曲をケミカルブラザーズがリミックスしている↓(このヴァージョンもカッコいい!!)

UKシングルチャート22位

またUKインディーチャート4位になった!

2011年10月にNMEが発表した「過去15年間のベストトラック150曲」45位にランクインした。

2014年にNMEが選んだ「史上最高の500曲」第497位に選ばれた。

おすすめアルバム

『Screamadelica』(3rdアルバム/1991年)

ジャンル別不可能の千変万化ミュージック!UKロックの名盤

マッドチェスターを下敷きにブルースファンクソウルカントリーエレクトロニックポストパンクアンビエントミュージックなど様々な音楽ジャンルを取り込んだ!

かなり実験的なアルバムに思えるが、ダンスミュージックとしてかなり聞きやすいしノリやすい!

90年代を代表する名盤として各音楽誌から絶賛された!

UKアルバムチャート8位を記録し、彼らの出世作となった。

USヒートシーカーズアルバムチャート31位を記録。

メロディーメイカー誌が選んだ1991年のベストアルバムとしてこの『Screamadelica』が選出された。

またピッチフォークが選んだ「90年代のベストアルバム」にて第77位にランクインされた。

ローリング・ストーン誌The 500 Greatest Albums of All Time(2020年改訂版)では437位にランクインした。

『Give Out But Don’t Give Up』(4thアルバム/1994年)

ロック・ブルースに傾倒したギターロックアルバム!!

ギターロックとはいってもアメリカのサザンロック的なフレーズが多用されている。

ノリの良い曲が多く、初心者向けのアルバム!!

しかし忘れないでほしいのはPrimal Screamは様々な側面を持っていて、このアルバムは彼らのほんの一部分でしかないということ。

このアルバムだけでなく他のアルバムも是非聞いてほしい。(別にPrimal Screamに限った話ではないが...)

UKアルバムチャート2位を記録。

USヒートシーカーズアルバムチャート22位を記録。

『XTRMNTR』(6thアルバム/2000年)

アグレッシブさ重視のエレクトロニクスアルバム!!

彼らはエレクトロニックに傾倒したがパンクという精神性は変わらず持っており、キャリアの中でも一番攻撃的かつ政治的メッセージが強いアルバムとなっている。

ノイズ電子音サイレンなどの音がアルバム全体を包んでおり、それらがスピード感あふれるテンポで堪能することが出来る。

人によってはこのアルバムをPrimal Scream1番良いアルバムであるというほど評価が高い。

アルバム名の『XTRMNTR(エクスターミネーター)』とは害虫駆除業者という意味。

UKアルバムチャート3位を記録。

またNMEが発表した『史上最高のアルバム500枚』にて第160位にランクイン!!

外部リンク

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