おすすめ曲
Mechanix
1stアルバム『Killing Is My Business… and Business Is Good!』(1985年)、収録曲。
この曲は実質Metallicaの「The Four Horsemen」という曲であるが、元々デイヴがMetallicaに加入する以前に作曲していたものでありMetallica加入後に本来の「Mechanix」というタイトルから「The Four Horsemen」に変えたものだった。
この曲はMetallicaのヴァージョンよりもハイテンポで勢いがあるためこちらを聞いてほしい。
Peace Sells
2ndアルバム『Peace Sells… but Who’s Buying?』(1986年)、収録曲。
イントロのファンキーでメロディアスなベースリフでいきなり心が掴まれる名曲!!
Megadethのライブの定番曲!
音楽サイトのVH1が2006年に選んだ「史上最高のメタルソング・トップ40」にて第11位にランクイン!!
2018年にビルボードが選んだ「メガデスのベスト15曲」において第1位にランクインされた。
Holy Wars…The Punishment Due
4thアルバム『Rust in Peace』(1990年)、収録曲。
アルバムのオープニングトラック。
タイトルのように宗教戦争を取り扱ったもので、デイヴが北アイルランドにツアーへ行っていた際に作曲したものだという。
この曲は構成が複雑で最初はスラッシュメタル~中東風フレーズ~バラード調メタル~スラッシュメタルという順番で行われる。
この曲は専門家・批評家の間で人気が高く、2018年にビルボードが選んだ「メガデスのベスト15曲」において第2位にランクインされた。
Hanger 18
4thアルバム『Rust in Peace』(1990年)、収録曲。
曲の内容はエイリアンやUFOに関するもので、この曲のPVの中でエイリアンが科学者に拷問されているというシーンがある。
この曲の存在とドラマーのニック・メンザが2014年にUFOを撮影したことに何らかの関係を見つけようとするファンもいるが、当然ながら真偽は不明。
また1991年に開催された第34回グラミー賞の最優秀メタルパフォーマンス部門にノミネートされたが、皮肉にもMetallicaに破れてしまい受賞を逃してしまう。
Tornado Of Souls
4thアルバム『Rust in Peace』(1990年)、収録曲。
シングルカットはされていないがファンの中ではかなりい人気の高い曲。
歌メロ・構成・疾走感・ハーモニーなど様々な面で完成度が高いが、みんな口を揃えてギターソロを褒める。
この曲のマーティのギターソロはまさしく叙情的であり演歌のようなこぶし・ビブラートを感じさせるサウンドが感じ取れる。
このようなニュアンスは当時のメタル界隈でも珍しいもので、Megadethの音楽性の幅の広がりを世に知らしめた大切な1曲であったと思う。
個人的に一番大好きなMegadethの曲。
Symphony Of Destruction
5thアルバム『Countdown to Extinction』(1992年)、収録曲。
Megadethで最も人気のある曲の一つ。
USビルボードホット100にて71位。
USメインストリームロックチャートにて29位にランクイン。
また1992年に開催された第35回グラミー賞の最優秀メタルパフォーマンス部門にノミネートされた。
おすすめアルバム
『Peace Sells… But Who’s Buying?』(2ndアルバム/1986年)
彼らのメジャーデビュー作であり、スラッシュメタル及びそれらに関するメタルに多大な影響を与えたマスターピース!!
このアルバムではメタルの暗くて脅迫的な世界観にパンクのような反政治的な態度を持ち込んだ画期的で新鮮な内容となっている。
このような作風から自他ともにMegadethを「インテレクチュアル・スラッシュメタル」と呼び呼ばれるようになった。
また音楽そのものは激しいままであり、なおかつ複雑な構成が特徴的。
「激しいがアクセスしやすい」というユニークな特徴を持つ。
このアルバムが発表された1986年、Metallicaは『Master of Puppets』を、Slayerは『Reign in Blood』を発表しておりスラッシュメタルが大躍進した年だと言える。
USビルボード200チャートで76位を記録!
ローリングストーン誌が2017年に発表した「史上最高のメタルアルバム100」で8位にランクインした。
『Rust In Peace』(4thアルバム/1990年)
バンド最高傑作と名高い、Megadethの全盛期に築き上げた名盤!!
デイヴはこのアルバムを制作する前にマーティ・フリードマンとニック・メンザを雇い、バンドのテクニカルさが最高潮へと達す。
捨て曲なしの完成度の高い名盤。
テクニカルな部分も評価できるが、それ以上にテクを見せびらかさず叙情的なニュアンスを表現しているのもこのアルバムの良さである。
このアルバムにおけるデイヴとマーティのツインギターは業界随一だったと思う。
ちなみにアルバムジャケットの骸骨のキャラ(ヴィック・ラトルヘッド)の後ろにいる人物は左から順に
- イギリスのジョン・メージャー首相
- 日本の海部首相
- ドイツのリヒャルト大統領
- ロシアのゴルバチョフ大統領
- アメリカのジョージ・H・W・ブッシュ大統領
USビルボード200チャートで23位を記録!
UKアルバムチャートにて8位を記録!!
ローリングストーン誌が2017年に発表した「史上最高のメタルアルバム100」で19位にランクインした。
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