おすすめ曲
The Wait
『Killing Joke』(1stアルバム/1980年)、収録曲。
この楽曲は世の中のあらゆる問題に対して民衆は権力者が真実を語るまで待つしかない無力さを歌っている。
イントロは重苦しいギターから始まり、機械的ながら疾走感あふれる楽曲。
そしてジャズ・コールマンのポストパンクらしからぬ怒りあふれる歌声が乗っかる。
Metallica(メタリカ)がこの楽曲をカバーしている。
Metallica cover
Follow the Leaders
『What’s THIS For…!』(2ndアルバム/1981年)、収録曲。
初期の楽曲の中でも特に攻撃的でインダストリアル・ロック色が強い楽曲!
エッジの効いたドラムラインに尖ったサウンドのシーケンサーが乗っかっている。
歌詞はただ安易にリーダー(勝ち馬)についていくという生き方を風刺したもの。
UKシングルチャートでは55位と振るわなかった。
しかしUSビルボード・ホットダンスチャートでは25位にランクインした。
Let’s All Go (To The Fire Dances)
『Fire Dances』(3rdアルバム/1983年)、収録曲。
バンドの中でも比較的ポップなインダストリアル・ロックソング。
Killing Jokeでは珍しい長調の曲であり、比較的乗りやすいギターリフが特徴的!
それゆえインダストリアル特有の無機質さというよりも、血肉踊る民族的なリズムを楽しめる!
Love Like Blood
『Night Time』(5thアルバム/1985年)、収録曲。
彼ら最大のヒット曲であり、ゴシックロックとディスコソングの融合楽曲!
重苦しいサウンドはそのままに、リズミカルなドラムパターンで歌声もまるでThe Cureのロバート・スミスのような沈美的なものになっている。
この楽曲はヨーロッパを中心に人気を博した。
UKシングルチャートでは16位を記録。
ベルギーのシングルチャートでは8位を記録!
さらにオランダのシングルチャートでは5位を記録した!
Eighties
『Night Time』(5thアルバム/1985年)、収録曲。
タイトルの通り、80年代という時代について歌われている。
80年代の『冷戦』にフォーカスしており、ミュージックビデオにはボーカルのジャズ・コールマンが星条旗が描かれた講壇に立ち、背景にはソビエト連邦の国旗ある中で歌っている。
映像内には
- ロナルド・レーガン大統領
- マーガレット・サッチャー首相
- ホメイニ師
など各国のリーダーが映し出され、ほかを押しのけて生きていかないといけないと歌う。
中でも聞いてほしいのは攻撃的で不気味で印象的なギターリフ!
1991年にNirvana(ニルヴァーナ)がこのギターリフによく似た楽曲「Come as you are」をリリースして話題になった。
Killing Joke側はこのことに対して訴訟は起こさなかったものの、Nirvanaのレコード会社に手紙を送ったが、会社は「Nirvanaはお前らの曲を聞いたことがない」と返事したという。
しかしNirvanaは以前Killing Jokeに対してクリスマスカードを送っていたという。(日本でいう年賀状みたいなもの)
さらに実際Nirvanaのカート・コバーンは楽曲「Come as you are」がKilling Jokeを真似ていることを自覚しており、シングル発売には反対していた。
2バンドの間に確執があるかのように思われたが、Nirvanaの解散後にドラマーのデイヴ・グロールがKilling Jokeのアルバム制作に参加している。
おすすめアルバム
『Killing Joke』(1stアルバム/1980年)
彼らのデビューアルバムであり、世界でインダストリアル・ロックが流行る十数年前から同ジャンルを発表していた先進的すぎるアルバム!
このアルバムはファンクロック的リズムとヘヴィメタル的サウンドの融合という1980年時点では画期的すぎるアルバムであった。
それゆえUKアルバムチャートでは39位と商業的には振るわなかった。
しかしのちの世代への影響力がすさまじく、「アンダーグラウンドの名盤」と呼ばれることが多い。
それゆえボーカルのジャズ・コールマンは以下のような不満を残している。
It got slagged off by everybody and then eight years later we were told it was a ground-breaking record. People are fickle and you have to stand by your own creations.
Killing Joke: Are You Receiving?
訳
最初はみんなからボロクソに言われたのに、8年後には『あれは時代を切り開いた画期的な名盤だ』なんて言われるようになった。
人間なんて移り気なものだから、自分の作ったものは、自分自身で信じ続けなきゃいけないんだ。
by ジャズ・コールマン
元Nirvana、現Foo Fightersのデイヴ・グロールがお気に入りのアルバムの一つに本作を挙げている。
Pitchforkが発表した『史上最も偉大なインダストリアルアルバム・ベスト33』にて、第9位に選出された。
『Night Time』(5thアルバム/1985年)
バンド史上最も成功したアルバム!
攻撃的なサウンド・リズムとメロディの親しみやすさが両立した初心者におすすめの1枚!
アルバムの録音はドイツ・ベルリンで約5週間かけて行われた。
またプロデューサーはローリングストーンズやエマーソン・レイク&パーマーのサウンドエンジニアを担当したことのあるクリス・キムジーが務めた。
ミキシングをあまり行わずライブ演奏のサウンドを重視したアルバムとなっている。
UKアルバムチャートで11位を記録した!
















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