Tool(トゥール)入門編【おすすめ曲・アルバム】

メタル
画像出典:Tool - HOME | Facebook

おすすめ曲

Prison Sex

1stアルバム『Undertow』収録曲、シングルカット。

曲のテーマは「児童虐待」。

作詞を担当したメイナードは彼の継父に対する嫌悪感から曲を書いた。

この曲のMVはギタリストのアダムが監督を務めており、不気味な人形を用いたストップモーションアニメである。

MTVミュージックビデオアワードにてベスト特殊効果部門にノミネートもした。

しかし実際MTVで放映したとき、「映像が不快でグロテスク」だという理由ですぐに放送が停止されてしまった。

この曲はUSモダンロックチャート32位を記録!

Stinkfist

2ndアルバム『Ænima収録曲、シングルカット。

曲名は直訳すると「臭い拳」

しかし本当はかなり汚いスラングのため、MTVがこの曲のMVを放送するにあたって「Stinkfist」「Track#1」という表記に変更していた。

アルバムのオープニングトラックであり、初めてこの曲を聴いたとき僕はアンサンブルの完成度の高さに圧倒された!

初めて聞くのにおすすめである!

この曲はUSモダンロックチャート17位を記録!

またUSオルタナティブエアプレイでも19位を記録した。

Parabola

3rdアルバム『Lateralus収録曲、シングルカット。

この曲のMVは10分あるが、最初の4分は3rdアルバム『Lateralus』にある別曲「Parabol」が使用されている。

歌詞の内容は人間の肉体そのものを宗教的かつ哲学的な視点で描いたものとなっている。

6分間におけるギターのサウンドの変換がかなり多く、なおかつどれもカッコいい!!

アメリカの宇宙飛行士”ロバート・ベンケン”は、宇宙に居ている間の目覚まし音楽として「Parabola」を流していたという。

この曲はUSモダンロックチャート10位を記録!

またUSオルタナティブエアプレイでも31位を記録した。

Schism

3rdアルバム『Lateralus収録曲、シングルカット。

印象的なベースリフから始まる彼らの代表曲!!

彼らの代名詞ともいえる変拍子が惜しみなく使われた曲!

使用された拍子は4/4、5/4、8/4、10/4、5/8、6/8、7/8、9/8、10/8...

訳が分からん!!

ドラマーのダニーだからこそ出来るリズムであると思う。

ちなみにこの曲に合わせて首を振ったりしない方がいい。

変拍子過ぎて頸椎がイカれてしまう。

Toolはどんなバンドなのかを知るには、この曲が一番おすすめかもしれない!

この曲はUSモダンロックチャート2位を記録!

またUSオルタナティブエアプレイでも2位を記録した。

この曲は2002年のグラミー賞にて最優秀メタル・パフォーマンス部門を受賞した!

Vicarious

4thアルバム『10,000 Days収録曲、シングルカット。

5/4拍子の特徴的なギターリフから始まる。

曲の内容はシャーデンフロイデ(自分が手を下さず他社が不幸や悲劇に見舞われることを快感に覚える感情のこと)について歌っている。

変拍子は比較的多用されていないが、曲展開がかなり豊富な1曲である。

この曲はUSモダンロックチャート2位を記録!

またUSオルタナティブエアプレイでも2位を記録した。

この曲は2007年のグラミー賞にて最優秀ハードロック・パフォーマンス部門を受賞した!

またローリングストーン誌が2008年に発表した「最高のギターロックソング・ベスト100」にて第100位に選ばれている。

おすすめアルバム

『Ænima』(2ndアルバム/1996年)

全米初登場2位を記録し、バンドの名を世界に轟かせた1枚!!

このアルバムのタイトル『Ænima(アニマ)』とは ラテン語で”魂”を意味する「Anima」と英語で”浣腸”を意味する「Enima」を組み合わせた造語である。

Toolというバンドの中でプログレッシブメタルという音楽性が確立されたアルバム。

「Stinkfist」「H.」「Forty Six & 2」Ænimaなど名曲が盛りだくさん!

USビルボード200チャート2位を記録!

このアルバムに収録されている曲『Ænima』は、1998年のグラミー賞にて最優秀メタル・パフォーマンス部門を受賞した!

ローリングストーン誌が発表した「史上最高のメタルアルバム100」18位にランクインした。

『Lateralus』(3rdアルバム/2001年)

全米初登場1位を記録し、バンドは世界の頂点へ!また無限の闇へと歩を進める!!

アルバムのテーマは「人間の問題のメタファーとして数学と科学」

・・・・・・難しい、商業的には期待できそうにない内容…

と僕みたいな凡人はそう思うが実際そうはならなかった!

USビルボード200チャート1位を記録!

商業性が皆無であるのに全米1位を取ったアルバムはこの『Lateralus』かRadiohead『Kid A』くらいだろう。

売れるために大衆に媚びる必要はない。

Toolただ強烈な個性とメッセージがより強固なものになれば人々の心を掴めることを証明してくれた。

その後Tool4thアルバム『10,000 Days5thアルバム『Fear Inoculumでも全米1位を獲得する。

どの作品も一切大衆に媚びず、ひたすら自分たちの信じる道を歩み続けている。

Toolの音楽はどんどんへと向かっているのであった...

このアルバムに収録されている曲『Schism』は、2002年のグラミー賞にて最優秀メタル・パフォーマンス部門を受賞した!

ローリングストーン誌が発表した「史上最高のプログレッシブアルバムトップ100」33位にランクインした。

外部リンク

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