ユニバーサルスタジオが社内だけの映像作品をトレイ&マットに依頼し制作された幻の作品!?
トレイ・パーカーとマット・ストーンは『サウスパーク』を制作した名コンビ!
だが彼らはサウスパークを制作する前は何本か映画を撮っている。
またトレイ&マットが制作した映像作品の中には一般公開されていない幻の映像作品があった。
そのタイトルは『Your Studio and You』!
15分ほどの映像作品でユニバーサル・スタジオを面白おかしく紹介した白黒映画!
ただこの作品は社内でのみ公開されたものであり、2000年初頭に映像が流出した。
今ではYouTubeで普通にみることができる。
しかしなぜこの作品は社内でしか公開されなかったのか?
答えは単純!
ハリウッドの大物たちが出演して彼らがふざけ倒した作品だからだ!
『Your Studio and You』について詳細を語る。
制作の経緯
1995年、カナダの酒造メーカーのシーグラムがユニバーサル・ピクチャーズおよびユニバーサル・スタジオを買収した。
これを機にシーグラムの社内パーティー用にユニバーサル・スタジオを紹介する映像作品を作るという計画が立ち上がる。
まずこの映像作品の制作を依頼されたのは『フライングハイ!』・『裸の銃を持つ男』の監督デヴィッド・ザッカーであった。
ただデヴィッド・ザッカーは当時忙しかったため依頼を断る代わりに、彼が注目していた若手クリエイターを監督として推薦。
その若手クリエイターこそトレイ・パーカーとマット・ストーンであった!
デヴィッド・ザッカーはトレイ&マットの初長編映画『カンニバル! THE MUSICAL』とサウスパークの原型作品である『The Spirit of Christmas(Jesus vs. Frosty)』のファンであった。
デヴィッド・ザッカーはトレイに電話をして、依頼内容を説明し
「心配しなくていいよ。すごく面白いから。脚本もすごく面白い。きっと最高に楽しいよ」
と言ったという。
トレイは制作依頼を許諾して、マットと共にユニバーサル・スタジオへと向かった。
ユニバーサル・スタジオに到着したトレイとマット。
しかし制作責任者だった広報担当者がかなり不機嫌であった。
それもそのはず、広報担当者はデヴィッド・ザッカーが全くの無名の人物に仕事を任せたことにすぐに不満を抱いたからだ。
そしてさらに大きな問題があった。
なんとデヴィッド・ザッカーが電話で言った「すごく面白い脚本」なんてものがなかったのだ!
もっと最悪なのが
- スティーブン・スピルバーグ
- ジェームズ・キャメロン
- マイケル・J・フォックス
という超大物たちがこの映画に出るために撮影所に今向かっているという・・・
トレイは慌ててデヴィッド・ザッカーに電話!
なぜ脚本がないのかを聞くとデヴィッドは
「いや、違うよ。『君が書く脚本はきっとすごく面白いものになるだろう』って言いたかったんだ」
と答えた・・・
呆然としたトレイとマット・・・
2人はたった1時間で脚本を書いて撮影を行った!!
それが『Your Studio and You』であった。
『Your Studio and You』の内容
この映像作品はテーマは
「素晴らしい映画を世に放ってきたユニバーサル・スタジオも時代に流れについていかないと古くてつまらなくなる」
というもの。
しかしこの映像作品はトレイとマットによってユニバーサル・スタジオを頭から尻まで馬鹿にした内容となった!
まず出だしはトレイとナレーションから始まり、ユニバーサル・スタジオは素晴らしい作品を作ってきたと話す。
しかしそのときの映像には
- 『ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀』
- 『ゴースト・パパ』
- 『デイモン・ウェイアンズはメジャー・ペイン』
などユニバーサル・スタジオの中でも特に批評家から酷評された作品を映す!
次に遊園地『ユニバーサル・スタジオ』の『ジョーズ』のアトラクションの映像になる。
船に巨大サメが突撃するが、お客さんは全員つまらなさそうな顔をしてガイドは声を張り上げて盛り上げようとする。
このガイド役を演じるのはスティーブン・スピルバーグ!!
またユニバーサルスタジオ本社の黒い高層ビルが映し出される場面では、この黒い高層ビルを気味悪いと紹介。
町の人の意見として日本人やアラビア系の人が自国の言葉で黒い高層ビルの悪口を言い、画面下に英字幕が出る。
そしてその後シルベスター・スタローンが英語で黒い高層ビルの悪口を言うが、彼にも画面下に英字幕が出る。
(※シルベスター・スタローンの活舌の悪さを弄った演出)
彼ら以外にも
- ジェームズ・キャメロン
- マイケル・J・フォックス
- デミ・ムーア
- トレイシー・ローズ
- アンジェラ・ランズベリー
- ジョン・シングルトン(『ボーイズ’ン・ザ・フッド』の監督)
- ヘヴィ・D
- ロビン・クック
など大物多数出演!!
ぜひ全部見てほしい!
あのジェームズ・キャメロン監督を怒らせた!?マットの鬼畜発言とは?
そして撮影前にもトラブルがあったのは上記でお伝えしたが、撮影にも肝を冷やすような事件が起きる!!
それはジェームズ・キャメロン監督を撮影するシーンでの出来事。
トレイとマットはジェームズ・キャメロン監督がユニバーサル・スタジオの敷地を耕して苗を植えるというシーンを撮ろうとしていた。
しかしジェームズ・キャメロン監督は完ぺきな映像を撮りたくて2人の撮影方法にケチをつけ始める。
だがトレイとマットはラフな雰囲気で撮りたいがため、ジェームズ・キャメロンの提案を無視し彼を怒らせた!
ヒートアップしたジェームズ・キャメロンは「撮影にはじっくり時間をかけるべき」という旨の提案をする。
それに対してマットは「だからあなたの映画はあんなにお金がかかるんだよ」と言い返す!
ジェームズ・キャメロンはブチギレ!
彼は「マットが俺の部下ならクビにする」とトレイに伝えると、トレイは肩をすくめて「彼は僕の親友だからね」と反論したという。
この時の詳細は以下の記事にて確認できます。
※‘South Park’ Creator Trey Parker Cops to Kooky Universal Spoof
















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