おすすめの曲
Popscene
1992年発表のアルバム未収録のシングル!
アップテンポな曲でイントロのブラスセクションでリスナーのテンションぶち上り間違いなし!
まさにブリットポップの曲として相応しい曲だが、当時はグランジムーブメントのせいであまり評価されなかった。
しかしいい曲なのでぜひ聞いてほしい!
Girls & Boys
名盤3rdアルバム『Parklife』のリードシングル。
全英シングルチャート5位を記録!
この曲を一言で表すとブリティッシュディスコチューン!
ドラムマシンが導入され、アレックスのキャッチ―でダンサブルなベースフレーズが延々と繰り返される。
またキーボードもフューチャーされておりブラーの音楽性が広がるきっかけとなった曲!
Parklife
名盤3rdアルバム『Parklife』の収録曲。
サビ以外は映画『さらば青春の光』の主演を務めたフィル・ダニエルズがナレーションをしている。
ゆるくてキャッチー、まさにブリットポップを体現しているような名曲!
1995年のブリット・アワードでブリットシングルオブザイヤー、ブリットビデオオブザイヤーの2部門を受賞。
あのイギリスの超大御所バンドKinksのフロントマン、レイ・デイヴィスがこの曲を絶賛している。
Country House
4thアルバム『Great Escape』からシングルカットされた曲。
上記に書いたとおり「Blur vs. Oasis」のシングル売り上げ対決の曲で、バンドも当時のことがあったためかあまりライブでは披露しない。
しかし都会暮らしから逃れるため田舎に豪邸を建てて暮らそうとする男の悲哀を面白おかしくユーモアな歌詞でポップに表現するこの曲が僕は大好き。
Song2
5thアルバム『blur』からシングルカットされた曲。
たった2分の曲だが、バンドで一番人気の曲かもしれない。
ブリットポップは死んだと発言した後の曲。
グレアムの発案により、アメリカのオルタナティブロックサウンドに影響を受けたギターサウンドになっている。PVをみればわかるがかなり激しいギターロック。
全英シングルチャート2位を記録!
アメリカのビルボード・オルタナティブロックチャートで6位、メインストリームロックチャートでも25位とアメリカでの受け入れられたことを象徴する曲となっている。
また1998年のブリット・アワードにてブリットシングルオブザイヤー、ブリットビデオオブザイヤーの2部門を受賞。
Coffee & TV
6thアルバム『13』の収録曲。
バンドとしては珍しく、ギタリストのグレアムが作曲しリードボーカルを担当している曲。
ミドルテンポで落ち着いた曲調、少しブリットポップ時代のブラーを感じる曲。
なんといってもPVがユニーク。
「ミルキー」と呼ばれる生きた牛乳パックが歩き出し、あらゆる苦難を乗り越えて持ち主のグレアムのもとを目指すという映像。
PVは1999年のNMEのベストビデオアワードを受賞、2000年にはMTVヨーロッパアワードを受賞している。
おすすめアルバム
『Modern Time is Rubbish』(2ndアルバム/1993年)
2ndアルバムだが正直バンドのなかではあまり売れていない。
僕はこのアルバムを「ブリットポップ史上一番の名盤」だと思う。
当時はグランジムーブメントの真っ最中、レーベルからもグランジに寄り添ったアルバムを求められていたが、デーモンは「ブリットポップの時代が来る」と力説して断りこのアルバムを制作した。
前作のアルバムではマッドチェスターやシューゲイザーなど流行に乗った作品であったのに対して、今回はキンクスやスモール・フェイシズなどの古き良きイギリスのギターポップを復活させようとした。
バンドがブームに乗ることよりも、ブームを作る側になること決意表明したアルバムと思っているため、僕はこのアルバムが大好きだ。
「For Tomorrow」や「Chemical World」・「Sunday Sunday」など名曲が揃ているため、名盤「Parklife」にハマった方はにぜひ聞いてほしい!
2013年にNMEが発表した『史上最高のアルバム500枚』にて第33位にランクイン!!
『Parklife』(3rdアルバム/1994年)
3rdアルバムでバンド史上一番の名盤であると名高いアルバム。
またバンドをブリットポップの代表角にしたアルバムでもある。
でも僕はこのアルバムを「ブリットポップの名盤」と表記されるよりも、正確には「90年代のイギリスのロックを変えたアルバム」と表記すべきだと思う。
このアルバムはいうなれば雑食。
「Girls & Boys」はディスコ風シンセポップ、「Bank Holiday」はパンクロック、「Trouble in the Message Centre」はニューウェーブ、「Far Out」はサイケポップだったり等全曲が別ジャンルの曲で構成されている。
楽器もギター・ベース・ドラムだけに拘らず、ドラムマシンやサンプラー等の電子楽器、ブラスセクション、ストリングス、手あたり次第に活用している。
90年代イギリス国内のバンドたちにロックの多様性を提示した歴史的名盤で、他のバンドに多大な影響を与えている。
実際Radioheadのトム・ヨークは「Parklife」を素晴らしいアルバムだと評価し、このアルバムに負けないようなアルバムを作るという活力となった。Radioheadは1995年に「Bends」という従来のギターロックに拘らないサンプリングやドラムループ等を導入したギターアルバムをリリースしている。
2020年、ローリングストーン誌が選ぶ「史上最高の500枚のアルバム」の438位にランクイン。
また2013年にNMEが発表した『史上最高のアルバム500枚』にて第22位にランクイン!!
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